行田尚希のレビュー一覧

  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読後感良い。 一章の父の真意が発覚するシーンで涙が出てきた。こういうのに弱い。 ラストの環さんが化け狐であることを利用した表現上手いなぁってなった。

    0
    2025年03月02日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    高校卒業後の進路について悩む洸之介。今までかかわってきた人間もあやかしたちの応援を受け、あったかいお母さんの思いを受けながら、自分が心からやりたいことを見つけていくのが素敵。お父さんが家を出た経緯もわかって、洸之介くん家族って素敵♪と思っちゃいました。
    これでシリーズ完結はちょっとさびしいな・・・

    0
    2018年10月12日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    1巻より1つひとつの話が大事にされているのでしょうか。
    鎌鼬の話
    座敷童の話
    ぬらりひょんの話
    人間の話・其の二
    登場人物ひとりひとりが大事にされていて、どれも心あたたまる感じで素敵でした。
    全体には洸之介くんが高3になり、将来に向けてなかなかしっくりこない気持ちがながれている。3巻でそのあたり大きく展開するのかな。
    高3娘のいる私。3巻夏まで待てない〜って感じです。

    0
    2018年10月12日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    表具師という仕事は初めて知った。もっとその仕事のことも知りたいと思った。主人公洸之介くんの章も心温まる素敵なものだったけれど、環さん、樹さんたち愛すべきあやかしたちそれぞれが主役となるそれぞれの章もちょっとほろ苦くて心温まる感じで素敵でした。最終章で、もうあやかし達と洸之介くんが別れ別れになっちゃうか・・・とドキドキ心配したけれど、また出会えてほっとしました。2も楽しみ♪

    0
    2018年10月12日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    シリーズ最終巻。

    前巻から匂わされていた洸之助の進路問題を縦軸に、いつもの絵画絡みの問題解決を横軸にした展開だった。
    今巻のあやかしは鵺と天邪鬼と雪女。
    前者二人はいつものようにあんまりあやかし設定とは関係ない話だった(笑)
    そんな中、雪女の蓮華さんの話は雪女ゆえの悩みと友達への想いが描かれて、個人的にはシリーズの中でも一番好きな話かな。
    なので、そんな本巻のハイライトは蓮華さん友達の娘が彼女に「ママ、お姉ちゃん、キラキラしてるね!まるで、お星様みたい」と告げる場面。
    その素直な言葉にウルッときてしまった。
    このお話を読んだ後には口絵の花火の絵が胸に沁みる。

    洸之介の進路は、まあ、予想通り

    0
    2016年02月22日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    2014.10.9高校生の小幡洸之介はバリバリのキャリアウーマンの母親と二人暮し。父親は日本画家で、長い間家を出ていたあと、余命半年の身体で帰ってき、残った時間すべてを使って絵を描いた。父親が残したほとんどの絵を画商や美術関係者に買い取ってもらった後に残った絵に不思議な現象が起こり、ひょんなことからそうしたことを解決してくれる場所があることを知る。友人から教えられたその場所は小さい昔ながらの煙草屋の隣の細い路地にある古い日本家屋。そこにいたのは二十歳前後の美しい女性。裏の表具師という彼女、そして、出入りする取り巻きたちの正体は…。父親が残した絵をきっかけに、洸之介と人ならぬ者たちとの奇妙な交流

    0
    2014年11月09日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    一つ一つがとても温かい気持ちにさせてくれる素敵なお話でした。
    特に一つ目の父親の絵に関する話では、読んでて涙が出てきました。
    表具については全く知らなかったけれど、これを機会にちょっと調べてみたいと思いました。

    0
    2015年02月02日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    二冊目ということで、前回は登場人物たちの紹介メインの話だったので、そこから少し展開している。
    新しい妖怪の杏やシンさん、双葉といったキャラもなかなかいい味出していると思う。けど、私の今回一番は後藤君だ!
    恋する女の子がかわいくてしょうもなかったよ。もうそれまでの杏や双葉がかすむぐらいに読みながら心の中で叫んでしまった。かわいかった。むっちゃかわいかった。
    とはいえ彼女もシンさんの引き立て役ではあったのだけど、そうだとしてもきゅんきゅんしたわ。
    それと今回は兵助のお話も。結構早い段階で予測はしていたのだけど、相手が誰かまではわからなかったよ。てか、出てくるとは思っていなかった。でも今回はなんか全

    0
    2013年12月08日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    進路に悩む主人公が無事に目指すべき処に向けて進み始めましたね。
    なりたい物や目指す物が有っても様々な事情で躊躇してしまう。そんな背中を押してくれる家族や仲間の存在は有り難い限りです

    もちろん最後に足を踏み出すか判断するのは自分ですけどね

    0
    2025年07月16日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    掛け軸や屏風、今回は障子も…奥が深い…手間暇掛かってるんですねぇ…

    妖かしが人と共に生きる世界での縁、今回も良い話でした。個人的には鎌鼬のお話が一番好きかも

    最終話では新レギュラーとなりそうな人物も出てきましたね

    0
    2025年07月01日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    あやかし物かと思いきや掛け軸の豆知識マシマシでした

    いや、あやかしも出てくるんですけど。どちらかと言うと書き手の想いが詰まった絵や掛け軸が起こす不思議なお話ってところでしょうか

    続編ありきぽい終わり方なので既に出てる続刊も楽しみです

    0
    2025年06月06日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回はぬらりひょんの話が特に好き、やっぱ恋愛系の話は良い。 今回出てきたキャラで言うと鎌鼬の杏が好き、小動物系キャラは良いもんだ。

    0
    2025年03月02日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の父、小幡洸泉。日本を代表する画家。ふらふらと旅をしながら絵を描く。彼のことを主人公はよくしらない。それにも関わらず洸泉は病に倒れ、親子の時間を作ることができないまま終わってしまう。残ったのは洸泉が描いた絵だけ。
    あやかしでありながら、表具師である環と出会わなければ父の残した絵に隠された想いを知ることはできなかっただろう。最初の話から切なさと温かさを伝えてくれる作品だったように思います。

    0
    2022年10月07日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    読み終わるのがとても名残惜しいシリーズ。常連の登場人物だけではなく、出てくる出てくるあやかしたちがみんな非常に暖かい人柄で魅力的だ。今回は、鵺、天邪鬼、雪女が話の中心になるが、主人公の洸之介の進路も重要なテーマになっている。そう言えば、主人公のお母さんやその部下たちもいい人ばかりだね。こんな世界へ行ってしまいたい。

    0
    2022年05月09日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    高校生の洸之と路地裏の加納表具店のあやかしたちとのほんわかとして、しみじみとした4つのお話。鎌鼬や座敷童、ぬらりひょんたちが新しく登場するが、みんないい奴なのだ。こんなあやかしたちだったら、是非ともお友達になりたい。でも、自分は歳を取っていって、あやかしたちはちっとも変わらないのは変な感じだろうな。

    0
    2022年04月24日
  • 神楽坂・悉皆屋ものがたり 着物のお直し、引き受けます。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    キャラがそれぞれしっかり立っていて(丁寧にキャラ作りがされている印象)読んでいるとそれぞれにのめり込んでしまって、いい意味で大変でした。
    紬ちゃんの思いも分かるし、千明くんの葛藤も分かるし。
    この二人が恋愛的パートナーではなく、仕事面でのパートナーで居続けたのも好印象でした。
    まあ千明くんには押しかけ女房がいますしね。
    彼女の思いもまた素敵でした。
    そりゃ敵うまい。
    紬ちゃんは寧ろ別キャラとのフラグが立っていたのに、見事にスルーしていて笑いましたけど。
    彼はもうちょっと真面目になるべきか。
    まあ本命が決まれば落ち着くタイプと見た。
    着物を通じて人との絆や想いが感じられるエピソードばかりで、どれ

    0
    2019年10月05日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    表具店を営む美しい狐の妖怪・環に父親の絵を介して弟子入りした洸之助とその仲間の妖怪達との人情味深い日常を描いた小説。表具の奥深い作業が分かりやすく描かれている。

    0
    2017年03月18日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    短編連作。
    ありがちといえばありがちなんだけど、とある高校生が路地裏にあるあやかしの店に迷い込んでしまい、不思議な事件にかかわっていくって話。

    0
    2016年07月11日
  • 海の上の博物館

    Posted by ブクログ

    学芸員の資格は取れたけれど採用試験にはことごとく落ち、やっと小さな市の小さな博物館に非正規職員として採用されて・・・なんかどこぞの世界でもよく聞く話かも、と思いつつ読んでみた。
    お話的にはまあまあ。でも読みやすく、楽しく読めました。

    0
    2016年07月03日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    路地裏のあやかしたちシリーズ、3作目。今作にて完結。

    母子家庭であることを考慮し、自分の進路を決めつけていた洸之介だが、表具師という仕事に触れることで本当に自分がしたいことへの意識を高めていく。
    予想通りの展開で完結したけれど、この終わり方で本当に良かった。表具師という、一般的にはなかなか触れることのできない職業であるだけに、物語上でありながら、洸之介にその道を突き進んでほしいなと切に思う。
    あやかしたちのお話も相変わらずほっこりして良かった。雪女の蓮華さんのお話、大好き。昨今は冬の打ち上げ花火もあるから、見てほしいなぁと思ったり。

    いつかまた加納表具店に洸之介が帰ってきて、あやかしたちが

    0
    2016年05月13日