行田尚希のレビュー一覧

  • 海の上の博物館

    Posted by ブクログ

    博物館の有る田舎の町を舞台に臨時職員の女性のちょとした成長を描いた物語。
    春夏秋冬と4つのエピソードで構成されている。

    なんというか最初のエピソードが背景や人物紹介を兼ねることもあってちょっととっちらかった印象で、どうなることかと思ったけど回を追うごとによくなった。
    基本的に、毎回、町の人のトラブルを解決する筋立てだけど、なんだかんだと放っておけない主人公若菜はお人好しだよなあ。

    4つのエピソードの中ではラストのエピソードがよかった。
    若菜がちゃんと自分で努力して問題を解決しようとするところがいい。
    個人的なハイライトはそんな若菜が議会で古民家の保存を訴える演説に望む場面。
    『祖母がここに

    0
    2015年11月09日
  • 真白、はじめてのお伊勢参り

    Posted by ブクログ

    題名に惹かれて手に取ったら、なんとも可愛らしい話だった。
    犬が病気の飼い主の快癒を願ってお伊勢参りをするのだけど、道中遭遇する名もない町人さん達に混じって、偉人が出てくるでてくる(笑) 真白が旅した道を考えるとあり得なくはないのだけど、まぁなんとも贅沢な旅ですね。羨ましいぜ。

    0
    2015年10月23日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の進路が決まって完結!
    なるほどこういう終わり方か~。
    表装ってこうなのねー、なるほどこういう進路もあるのねー、と知ることができて良かったかな。
    さらっと読めた。あとには残らないけど・・・。

    0
    2015年10月08日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    購入済み

    不思議な表具の世界

    表具屋という、日本画を飾るための掛け軸職人を生業にしている化け狐と、お仲間の愉快な妖怪の面々のちょっと奇妙な物語です。
    心霊現象を解決していく体のショートストーリーですが、特段怖いというわけでもなく、むしろほのぼのしています。

    何百年も生きてる妖怪達の話ですが、妖怪達が随分と現代化しています。
    個人的には化け狸の樹さんのキャラが気に入りました。人を化かそうとしているのに、分かりやすすぎる性格で周りに見抜かれまくってるとかw。良い人、いや狸なんでしょうね。

    0
    2015年10月03日
  • 真白、はじめてのお伊勢参り

    Posted by ブクログ

    さら~っと読むには良いけど…内容は薄い。(決して悪いわけではない)
    一つ一つのエピソードが、全てご都合主義に終わっており物足りない…主人公(主犬公?)の真白にもたまに苛立ちを感じてしまった…

    カバーも口絵も可愛くて、つい惹かれてしまったけど早まったかなぁ。

    もっとエピソードを削って、掘り下げるのが良いのかな…テーマは面白いと思いました!

    0
    2015年10月02日
  • 海の上の博物館

    Posted by ブクログ

    学芸員モノは珍しいので期待していたのだけどお仕事小説としてはちょっと物足りないな。
    ストーリーには全く関係ないのだけど水害の危険がありどうなとこに史料運び込んじゃダメだよということばかりが気になっていた。

    0
    2015年07月30日
  • 海の上の博物館

    Posted by ブクログ

    新人学芸員のお仕事小説です。

    お仕事小説の、王道の設定、展開で、
    ある意味、安心して楽しめましたが、
    尖がった特異な部分はなかったので、
    内容は‘ふつぅ’ですかね~。

    博物館・美術館が大好きなボクには、
    学芸員、といぅお仕事は憧れなので、
    もっと…といぅ思いもありましたが、
    その辺りは、欲張りですね…。

    0
    2015年06月22日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    路地裏にひっそりと佇む、加納表具店。店を営むのは、若く美しい環。掛け軸や屏風に込められた思念を鎮める仕事を引き受けている彼女のもとには、様々な事情を抱えた妖怪が相談を持ち込んでくる。今回登場するのは、ミュージシャンをめざす“鵺”、弁護士として働く“天邪鬼”、そして“雪女”の蓮華。彼らの悩みに触れるうち、高校生・洸之介は自分の将来を考えるようになるのだった―。人間と妖怪が織りなす、ほろ苦くも、どこか懐かしい不思議な物語。これにて完結!!

    0
    2015年05月28日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    文章が軽くて読みやすいが、初版を読んだせいか誤字?誤植?が結構あった。それが気になって集中出来ない部分もあったりなんだり…

    0
    2015年05月25日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    【収録作品】第一章 鎌鼬の話/第二章 座敷童の話/第三章 ぬらりひょんの話/第四章 人間の話 其の二

    0
    2015年05月07日
  • 海の上の博物館

    Posted by ブクログ

     タイトルの「博物館」というキーワードに目をつけ、入手してしまった。肝心の博物館、学芸員ネタは少なく(当然か。それが主ではないので)、わかりやすい展開で進む、シンプルなライトノベルだった。
     架空の存在と、最後の最後で明かされたチョウを、ついつい調べてしまっていた自分がいました・・・ねえで、そんなのとつぶやきながら。ホントにそんな綺麗なのがいたら楽しい。実在するのは南米のモルフォ蝶のような感じなのだろうか?と、この本に出てくる昆虫には妙に気がいってしまった。

    0
    2015年03月05日
  • 海の上の博物館

    Posted by ブクログ

    博物館学芸員のお仕事小説。まぁまぁかなぁ。 2015.2.17

    0
    2015年02月17日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最終巻。

    お話の一つ一つはもうひとつ弱い感じもするけどまぁこんなものか。天邪鬼はもうちょっと天邪鬼っぽいほうが良かったかな?

    最終章もまぁ見当はついたけどその割に家族の反応は大げさじゃないか?これだけ家庭の話を職場巻き込んでやるっていかがなものかと。

    もっと続くと思っていたのでちょっと残念。
    満足の★3つで。

    0
    2014年12月16日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    本巻で終了というためか、終了に向かっての物語の書き方がなんとも力が弱い。面白かっただけに、サイドシリーズ化を望む。

    0
    2014年09月30日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    表具にまつわる妖怪と人間のお話、最終巻

    ひょんなことから狐の妖怪の表具師、環さんの弟子となった主人公
    環さんの仲間の妖怪たちと、居心地の良い日々を過ごすも
    高校3年の洸之介は将来の帰路に立っていた
    自分の進む道に迷いの生じ始めたそんな洸之介の前に
    とある課題が出されて…


    ****


    相変わらず主人公目線で語られる地の文の語り口が
    ちょっと好きではないのだけど
    日本の古いもの、その伝統などに触れることができて
    勉強になったり感心したりしている

    シリーズも最後となり、主人公の新しい未来
    そしてゆっくりと流れる妖怪たちの時間とが交わる先というのを
    想像してみたり

    0
    2014年09月29日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    文体やストーリーはライトノベルだけあってやや若いけれど、キラリと光るものがある。「表具」という伝統にスポットを当てて物語を構成しているのも目新しく気に入った。
    もう少し表具の仕事について詳しく描いてくれると個人的には嬉しい。

    0
    2014年07月27日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    路地裏にひっそりと佇む、加納表具店。店を営むのは、若く美しい環。実は彼女、五百年以上も生きている化け狐だった。掛け軸や屏風などにこめられた思念を鎮める仕事を引き受けている彼女のもとには、様々な事情を抱えた妖怪が相談を持ち込んでくる。環に弟子入りした人間の高校生・洸之介は、さまざまな妖怪と知り合い、やがて心を通わせていくことになる―。人間と妖怪が織りなす、ほろ苦くも微笑ましい、どこか懐かしい不思議な物語。

    0
    2014年07月17日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    シリーズ最終巻。妖たちが織りなす人情話の数々は、表具のギミックも上手く使われていて面白い。軽いけど良い話ばかりの本シリーズがこれで終わるのは残念だが、だらだら続くより惜しまれながら終わってしまう潔さの方が本作にピッタリかもしれない。

    0
    2014年07月03日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    妖という存在を現在に溶け込ませるキャラクター作りで全体的に重くならない作風でした あと1冊続くのかな

    0
    2014年05月15日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    あらすじ確認してまるでxxxHoLicのようだと思って手に取ったのがきっかけ 表具師という職業に密かにわくわくした

    0
    2014年05月15日