藤原ここあのレビュー一覧
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ネタバレ風雲急を告げる9巻である。インタールードを挟んで、後半からはいよいよ最終章「春に目覚める」が開幕している。
タイムカプセルを埋めようとする場で、見知らぬ箱を発見した一同は、未来からのSOSを知る。襲われたカルタをガードする面々だが、ここでは空振りに終わり、やれやれと一服する一同に他の妖館への襲撃が告げられる。
そして白鬼院家からの凛々蝶の連れ戻しとSSの契約解除がエンドマークとなってこの巻は終えられている。
インタールードの質そのものはさておき、半ばまでが間章であったことで、物語の腰はやや重い印象だ。
急展開そのものは良い引きだが、最終章のスタートとしてはやや残念な部分もある。というわけで、今回は星四つ相当と評価している。 -
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ネタバレ割れ鍋に綴じ蓋が乗せられた五巻である。だがそれらは、修繕が完全ではなく歪んでいる。
23話のタイトル「23年」でようやくこの急展開、巻き戻りにも見える物語の正体が見えたが、一見元さやに戻ったかに見える凛々蝶と双熾の関係は歪だ。戻りかけた記憶を封じて、あんなことはなかったのだと思い込もうとする凛々蝶と思いこまそうとする双熾。
そんな二人を見守る周囲は、それぞれが生まれた頃が以前と異なり、中学生のメニアックさんに、成人した髑髏さんとまた違った切り口で彼ら彼女らの姿が描かれている。
この辺などは、サービスに類する要素も幾分含んでいるだろう。端的に次世代に物語が移行したのだと示している部分はあるだろうが、それ以外の要素も感じる。むろん、好感が持てる配慮である。
ここでの物語はあくまで舞台を整える物語であり、第二部の序章である。
そのため、ここでは星四つ半相当と評価している。 -
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ネタバレ間章とでもいうべき三巻である。ここでの物語は、ドタバタコメディ+純愛(?)の風景が描かれている。
この辺の物語はシリーズ全体を通して見たとき、少し判断が難しい部分がある。穏和な日常が描かれ、こうした物語が続いていくのだろうと読者がミスリードされてしまう部分があるのは間違いない。
これらが次なるステップへの前段に過ぎないことが終端に示されているが、ここからの激動の展開を前に、小休止のような形で彼ら彼女らの物語が描かれていたのだというのは、後の物語を読んで初めて気づくことだろう。
色々な下拵えを行いながら進行した物語である。が、この巻単体で見れば、物語としての評価は星四つ程度となるだろう。
ギャグとしての切れ味は鋭く、カマキリネタなどは知らない方からすればなかなか驚かされるネタに違いない。 -
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人間と魔族、そしてそのどちらでもない魔狼との間の友愛の物語、というくくりでいいでしょうか。シリアスな要素が時折差し込まれますが、基本的に主要人物は善人ですので、全編安心してほんわか読み進めることが出来ました。
前半は日常編が続き多少冗長な感が否めませんが、島を去る辺りからストーリーはどんどん深度化。そして画が凄まじい勢いで上手くなっていきます。終盤の質の高さは本当に目を見張るものがありました。
それぞれの人に、それぞれ大切な誰かが居る。タイトル通りの綺麗な畳み方はお見事!という他ありません。まっすぐストレートな佳作です。
ちなみに自分、プリノさん推しですが。 -
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ネタバレいぬぼくが終わって、腑抜けたようになっていた私に、友達が貸してくれた本。
個人的には、もうこの続きは出ないんだなあ……って思うと、感慨深かったり切なかったり、いろいろするんですが、とりあえず与えられたものはおいしく頂かせていただく主義なので、読んでみた。
………………(萌)。
開始3ページ目くらいでノックアウトされました!!
というか、ですねー。
この話の感想を2人に聞いたら、「よかった」と「イマイチ」と真っ二つに分かれたんですよ。
なので、相当うがった見た方をして読み始めたみたんですけど……。
やばい、めっちゃ好み……。
というか、なんでこの魔法少女はこんなにかわいいんですか!!
そして、なんでこん魔法の手下はこんなにバカなんですかあああああああ(絶叫)
基本ですね。
恋に溺れて頭が悪くなってる人、大好きなんですよぉぉぉぉぉぉ!
くっそ! くっそ!!
あぁ、やっぱり好きなものは好きなんだなあ……としみじみさせられました。 -
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ネタバレ【※コミックス注意】
終わってしまったことが不満で評価を下げました。
それくらい、私にとってはすごく愛に溢れた素敵でキラキラした物語だったんだよー! 日常のちょっとしたことがキラキラしてくるようなそんな物語で、物語の根底には「妖怪の先祖返りである」っていう設定があるんだけど、そんな設定横にぶっ飛ばしたいくらい、ただそこにキャラクターが生きていてくれて、触れ合ってくれて、会話をしてくれるだけで幸せな物語でした!!
という訳で、最終巻なので、全編通した感想も含めて書きます。
かーなーり、愛が暴走してしまっているので、ご注意ください。
正直、最後の最後まで「愛」しかなかったけど、「これで終わり!?」って拍子抜けするような展開でした。
命も、本当は悪い人じゃなかったんだ……っていうのと、最後は幸せになれたみたいだからそれはそれでよかったんだけど、ここまでくる間に、散々、本編とは別のおまけ漫画みたいなのガンガン挟んでたのに、この巻はいつもよりちょっと分厚いにも関わらず、一気に最終巻は走りきった感じでしたね。
で、まあ、最後まで走りきった訳なんですが……。
連勝が……連勝が……いきなりのばら姉さんに男気見せて、ぽかんですよ! ぽかーん……。
いや、この二人悪くない感じだなあ……とは思ってたんですけど、思ってたんですけど! まさか、あそこまで連載中にド直球に勝負かけてくると思わなかったので、ちょっとビビりました。
いや、連載終わってたら何処で勝負かけるんだよ、とか自分でも思わない事もないですけれども、まさかあそこまでのばらたんが割と反応いいとは……ショックだ……なんか嬉しいけど、ショックだ……。
憧れてた近所のお姉さんを取られた小学生の気分だショックだ……そんなものになったことはないけれど、きっとこういう感じなんだろうなって思うんだけど、違うんだろうか……。
そして気付けば「あれ? でかくなってる??」な渡狸とカルタんは割と勝手にほんわかムードでいちゃつけばいいと思うのでおいておいて。
りりちぃの膝を無断使用している残夏くん! 残夏くん!!(お呼出)
そーたんが怒らなくても、私が怒るよ!! じゃなくて。
あのー……君が見た未来というのは、何処に行けば読めますか? 読めますか!?(ダンダン)
そーたんとりりちぃの付き合い初めのたどたどしいデートとか……。
デートに行く前に一生懸命、「デート特集」とか書いてある雑誌を読んで勉強したのにも関わらず、そーたんに完璧にエスコートされてしまい、嬉しくてドキドキする反面、しょんもりするりりちぃとか。
自分の子供に大人げなく嫉妬しているそーたんとか!!
そういうのは何処に行ったら読めますかねぇ?! ねぇ!?
うわーん悔しいー!
だって、この物語って、解決してからも萌えの宝庫だし、公式が最大手だったのに、もうその新しいのが読めないなんて!! 読めないなんて!!(2回言った)
あー……生きてる理由が一つ減ったわー……(大げさ)
でもまあ、アレですよ。
ここまで大当たりしたんだし、次の作品は残念ながら、この本以上ではないようなので、一段落付いたら、絶対に番外編特集とか出してくれるって信じてる! 信じてる!! 私、信じてるから!!(勝手に)
ってぐらい面白かったです。
萌えをどうもありがとうございました。
途中、違う平行世界に行ってしまって、キャラクターの年齢設定めちゃくちゃにされた時はどうしようかと思ったけど、最後戻って来てくれてよかったです。
でも、平行設定の年齢差もそれはそれで美味しかったので、いかれちゃった時のショック感程、戻って来てくれた感動が薄かったのは残念だなあ。
特に、胸の大きなかるたんが、渡狸を「ぎゅっ」ってするところとか、めっちゃかわいかった。かわいかった。
番外編待ってます!(力強く)