H・ローセンフェルトのレビュー一覧

  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 上

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    犯罪心理捜査官セバスチャンの第二弾。

    前作でバランスが良いと思った事件と人間関係のバランスが、
    今回はちょっと悪い。
    セバスチャンの個人的事情に時間が割かれ過ぎて、
    さらに殺人捜査渡航別班のメンバーそれぞれの関係も
    きしみ始めて居心地が悪い。

    女性の連続殺人が発生するが、
    過去にセバスチャンたちが捕まえた犯人と手口が酷似していた。
    だが犯人は刑務所で服役中で、
    外出どころか外との連絡など取れないはずなのに、
    なぜ殺人が続いているのか。
    女性たちの共通点は。

    (下巻へ続く)

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    2020年12月24日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 上

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    犯罪心理捜査官セバスチャンのシリーズ、4作目。
    前作のラストでの大事件はいったい…?

    セバスチャンは有能な心理分析官だが、傲慢で協調性がなく女好きという迷惑男。
    国家刑事警察の特別班に舞い戻ったのも、じつはまったく個人的な都合からだった。
    どこか余裕をもって描かれているせいか、何となく憎めないところもありますが。
    迷惑ぶりが最高潮だった3作目。
    その後、最悪の事態は免れているようですが…

    一家4人が殺される事件が、地方で起きる。
    トルケル率いる殺人特別捜査班に依頼が来て、セバスチャンも参加します。
    もう一人幼い女の子が現場にいたことがわかり、目撃者として狙われるかもしれない。
    セバスチャン

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    2020年10月22日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 白骨 下

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    シリーズ3作目、後半。

    事件は当初、被害者の身元もつかめなかったが、チームの奮闘により次第に手がかりが見えてきます。
    そこには、大がかりな背景が…!
    移民の女性シベカはイスラム教の指導者に厳しく諭されますが、最初は心配して何かと反対していた息子と心が通い合うようになり、いい読後感でした。

    捜査班の若い女性ヴァニヤがFBIへ行くのを阻止しようとひそかに手を回したり、身勝手な考えで忙しいセバスチャン。
    理由は切ないものですが…
    ヴァニヤにはいい迷惑。しかも、ヴァニヤの父にも事件発覚、その発端というのが…

    セバスチャンは捜査ではあまり活躍せず、迷惑男の真骨頂!な話だけど。
    捜査班の人物像が次第

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    2020年03月20日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 白骨 上

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    「犯罪心理捜査官セバスチャン」のシリーズ3作目。
    難事件よりも、捜査班のメンバーそれぞれの事情がもう大変?

    山中で6人の白骨が発見される。
    国家刑事警察の捜査班にいさんで加わるセバスチャン。本来は仕事熱心ではないけど、事情があったのです。
    口が悪く協調性に欠け、女たらしで、事件の関係者の女性にも手を出してしまう迷惑男。
    無能ではないんですけどね。
    女たらしが依存症レベルなのには、悲しい理由もあるのです。

    一方、アフガニスタンからの移民一家で主が行方不明となり、不名誉な逃亡とみなされていました。
    妻のシベカは夫を信じ、あらゆる手立てを講じようとしますが、イスラム教徒なので、女性が表に出ること

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    2020年03月21日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

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    スウェーデンのベストセラーシリーズ。web本の雑誌で杉江氏が最新刊を推奨されてたので第一作を読んでみた。北欧にしては明るく読みやすい警察官の群像物。主人公は警官ではなく、心理学者の立場(プロファイラー?)で捜査協力し、過去には大きな成果を挙げた男セバスチャン。太めで独身、毒舌でセックス依存症。捜査会議での空気を読まない、人を馬鹿にする発言の破壊力は満点。ただしプーケットの津波で家族を亡くしていたり、いろいろと影の部分も興味深い。
    事件解決後に起こるサプライズな結末も破壊力あり。シリーズ自作が気になる終わり方も上手。3.9

    セバスチャンが仕留めた女性についての表現がまたいやらしい。
    ・彼女は”

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    2020年02月19日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 白骨 下

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    ハラハラドキドキソワソワしながら楽しく読んだ。けどセバスチャンはまったく活躍しなかったなぁー。もっとあの人間性はダメダメな彼の犯罪心理捜査官らしいシチュエーションが欲しいなぁ。
    とはいえ、セバスチャンの行動はいろんな意味でそわそわさせられる。

    続き読まなくては…!

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    2018年01月05日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下

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    今回も面白かったー
    あまりに子供っぽい思考のヴァニヤにちょっとイライラしてしまったけれど、今回も振り回されて楽しかった。事件も、別の問題も、ハラハラしまくった。

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    2018年01月01日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 下

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    また今回も、読み終えてすぐ、次を早く読みたい!と思わせてくれるエンディング。人としてはダメダメでも、きっちりと仕事をする話は面白い。私はセバスチャン、嫌いじゃないです。

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    2017年12月19日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

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    脚本家の方が書いてるだけあってドラマを見てるみたいな感覚。とりあえずセバスチャンの下半身はどうなってるんだ(笑)
    犯人は最後までわからなくて、ほうほう!なるほどね!とたのしめた。しかもラストがそうきたかと。とりあえず続刊も読もうかな。
    しかし創元推理文庫さん、お高いよね。翻訳小説は仕方ないと諦めてはいるけど、しかしお高い。でも読みたいから買うけどさ…(´・ω・`)

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    2017年07月02日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 上

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    あ〜面白い!翻訳も秀逸なんだろう。しかし、ハラルドソンには笑うわ。じっとしとけよ〜下巻でやらかすのかねぇ。笑。
    今回はセバスチャンが病んでるから驚いた。

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    2016年06月25日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下

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    【殺害された女性たちには、1つの共通点があった。しかしその発見は、捜査班に不穏な空気をもたらすものであった。全ての鍵を握る男・ヒンデにアプローチをかけるヴァニヤたちであったが、セバスチャンは彼に危険を感じていた。そして不穏な動きを見せるヒンデの狙いとは……。】

     誰が犯人なのか……と思ったら、下巻の序盤で明らかになります。今回は前作のような、犯人当てミステリーではなく、次に何が起こるかわからないサスペンスになっています。
     前作の皮肉や冷静さはどこへやら。今回のセバスチャンに余裕はまったくありません。ある人を守るため、なりふり構わず奔走します。しかし、その人に思いは届かず……。この苦しみが彼

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    2016年02月15日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 上

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    上巻を読み終わって、いま下巻の真ん中へん。
    捜査も佳境。ターゲットが絞られた!

    期待しないで読んだけど、なかなかに面白い。
    まず主人公のセバスチャンが面白い。
    自己中でひねくれてて世の中なめてて
    おまけにすぐに女とやっちゃうしょーもない男。
    まぁ、それだけモテるわけだし
    彼がそうなったのには原因があるわけだが。
    チャラいイメージの(←偏見)セバスチャン
    という名前がよく似合う男である。

    他の人物もキャラクターがよく差別化されており
    生き生きと描かれているのでイメージがとてもしやすい。
    映像化を想定しているのだろうけど。

    まず最初に登場する、所轄の警部ハラルドソンは
    子供を欲しがる妻から「

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    2016年01月15日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

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    【不純な動機で捜査班に参加したセバスチャン。しかし彼の存在は、チームに不穏な空気をもたらすことに。一方、事件の捜査が進むに連れ、関係者たちの背景が次々に暴かれていく。二転三転する状況で、彼らは犯人にたどり着けるのか?】

     刑事もので、こんなにどんでん返しに興奮させられるなんて!
     何度も捜査に行き詰まりながらも、ついに犯人にたどり着く捜査班。しかしそこからまた二転三転! ペースはゆっくりとしてるのに、読者をブンブン振り回す、力強いパワーを持った作品です。
     とにかくミステリー好きには読んでほしい!

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    2015年11月05日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 上

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    【スウェーデンの沼地で、心臓がえぐられた少年の遺体が発見される。猟奇的なこの事件を早期解決するため、国家刑事警察の殺人捜査特別班に要請がかかった。しかし、刑事たちの前に、捜査への参加を求める1人の男が現れる。彼の名はセバスチャン・ベリマン。有能なプロファイラーだが、自信過剰で協調性ゼロ。おまけに手当り次第に女と寝るセックス中毒。そんな彼が捜査に乗り出す理由とは……?】

     北欧ミステリーの新たな傑作、と名高い新シリーズ。とにかくテンポがいいです。登場人物の背景など、事件以外の話が半分ぐらい(以上?)入っているにも関わらず、中だるみは一切なく、グイグイ引き込まれます。キャラクターの個性が立ってい

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    2015年11月05日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

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    淡々として静謐。クールな主人公。脇役にひとりすごい鈍臭いやつがいて、なかなかいい笑。大人が楽しめる推理小説。

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    2015年10月18日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

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    北欧ミステリ良い。
    ストーリーとしては普通のミステリで、特別なトリックがあるわけでもないが、テンポは良いし、ちゃんとドンデン返しも用意されている。しかしこの小説は主人公のセバスチャンに尽きるだろう。この主人公の性格がこの小説を普通のミステリとは違う雰囲気を作り出している。

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    2015年10月18日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下

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    セバスチャン4冊一気読み。

    登場人物は、主人公の心理学者セバスチャンを筆頭に、友達にはなりたくないタイプの人間ばかり。
    が、そこがまた面白かったりもする。

    物語は映像的で、飽きさせない。
    ハラルドソン(だけではないが)のその後が気になって仕方がない。
    続きの翻訳を楽しみに待ちたいと思う。

    装丁がステキ♪

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    2015年06月21日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 上

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    いまのとこ、セバスチャン、悲しい過去を持つ頭の切れる単なるやな奴笑。どのように事件が動きそして、解決するのか、下巻楽しみだ!

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    2015年06月14日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下

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    セバスチャンシリーズ第二弾。主人公が以前捕まえて服役中の連続殺人犯と同じ手口の事件が次々に発生し、「これは俺が加わるべきだろ」と捜査チームにまたまた無理矢理参加して事件を解決する話。一作目よりおもしろかった。人間関係も緩和したりしてほほえましい。

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    2015年04月21日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 上

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    セバスチャンシリーズ第二弾。主人公が以前捕まえて服役中の連続殺人犯と同じ手口の事件が次々に発生し、「これは俺が加わるべきだろ」と捜査チームにまたまた無理矢理参加して事件を解決する話。一作目よりおもしろかった。人間関係も緩和したりしてほほえましい。

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    2015年04月21日