H・ローセンフェルトのレビュー一覧

  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった!!!
    二転三転で全く予想できなかったうえに、最後の最後まで驚き。加えてセバスチャンのキャラも本当に憎めない。たまに集中するところとかわくわくした。
    本当に面白かった!続きも楽しみ!

    0
    2017年12月29日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

    Posted by ブクログ

    下巻、読みおわった!

    人物描写やカラクリが
    なんと映像化しやすい小説なのだ!と思ったら
    二人の作者はスウェーデンを代表する脚本家
    なのであった。やっぱり。

    同僚同士。
    上司と部下。
    夫と妻。
    男と女。
    友人同士。
    教師と生徒。
    そして、親と子。。。

    あっ!と驚く結末も用意されており
    上質の人間ドラマにできあがっている。

    上巻で人物が人間臭く描かれていて良いと書いたが
    下巻ではその魅力が一層際立っている。
    主人公のセバスチャンの心の変遷と
    事件解決へのラストスパートが
    うまい具合に並走している。

    実はセバスチャンはこの事件の捜査に
    別の目的で参加していた。
    それはある女性を探し当てるこ

    0
    2016年02月02日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下

    Posted by ブクログ

    快調のシリーズ2作目、後半。
    連続殺人犯ヒンデの模倣と思われる事件が起きる。
    セバスチャンがかって心理捜査官として犯人を割り出したのがヒンデだった。
    被害者の共通点を探していたセバスチャンは、とんでもないことに気づく‥
    この事件はセバスチャンの関係者を狙っていたのだ!

    もともと女性関係が多いというか、独り寝が苦手で次々女性を口説いては別れてきたセバスチャンだが、行きずりのつもりだった相手エリノールが何も求めない性格で、ふと安らぎを覚えます。
    仕事と人生を立て直そうと、彼なりに真剣に考え始めていました。
    ところが、自分のしでかした旧悪がしっぺ返しをするように、彼の前途に立ちふさがることに。

    0
    2015年06月13日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 上

    Posted by ブクログ

    「犯罪心理捜査官セバスチャン」のシリーズ2作目。
    人間味溢れる警察小説です☆

    1作目の終わりで、セバスチャンは人生が変わる事実に直面。
    その後どうなったかというと‥珍妙なことに。
    変人まっしぐらだけど、かえって1作目よりもセバスチャンの人間性がまとまって感じられます。

    女性が殺される事件が起き、その手口はかってセバスチャンが犯人を挙げた連続殺人犯ヒンデのやり口にあまりにもそっくりだった。
    ただし、ヒンデは獄中にある‥模倣犯か?
    この事件には自分が不可欠と、殺人捜査特別班のリーダー、トルケルに掛け合い、チームに入るセバスチャン。

    ヒンデが収容されている刑務所の所長は、なんと1作目に出てきた

    0
    2015年05月30日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    キャラとテンポがいいね。
    セバスチャンのダメっぷりが面白い。

    犯人とセバスチャンの娘は割と早い段階で想像がついてしまう。

    0
    2015年04月10日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

    Posted by ブクログ

    面白く読み終われました☆

    地方の町で少年の遺体が発見され、たまたま故郷に帰っていたセバスチャン・ベリマンが10年ぶりに捜査に加わる。
    心理学者のセバスチャンは、かって国家刑事警察のプロファイラーだったのだ。
    女と見れば口説きにかかるセックス依存症で、事件関係者にも手を出してしまうという困った奴。
    見た目は意外に普通らしいけど、それが案外抵抗感をなくすのか‥? 上巻の表紙イラスト、内面をイラストにすればこっちだと思うよ。
    心理学の知識と経験を生かして、口説きながら反応を見てやり方を変えていくという。とんでもない男だけど、どうやるのか知りたい人もいるかも?(笑)

    少年ローゲルの発見に遅れをとっ

    0
    2015年03月09日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下

    Posted by ブクログ

    一気に読破。何となく展開が読めてしまうがそれでもおもしろい。
    最後の大物対決はもう少しいろいろあるかと思ったけど。

    次作への伏線があって楽しみ

    0
    2015年02月11日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 上

    Posted by ブクログ

    前作でのセバスチャンのダメ男っぷりの要素にもう1つダメ度が加わったのだけど今作のほうが人間味が増して同情の気持ちが強まった。

    0
    2015年02月11日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下

    Posted by ブクログ

     1作目よりも面白い。はるかに面白いと言っても良い。1作目の最後の一撃で明らかにした事実をこの2作目では発展させ、メインの事件(主人公セバスチャン・ベリマンが過去に逮捕したサイコキラーが登場する)に密接に関わらせて物語が進む。さらにセバスチャンと殺人捜査特別班の面々の人間関係とそのドラマが加わって、上巻はクスクス笑いながら読み、下巻は一気読みせざるを得ないサスペンスが盛り上がる。

     作者のミカエル・ヨートとハンス・ローセンフェルトは脚本家出身。今回も最後をさらに続きが気になるエピソードで締めくくっているのはテレビの連続ドラマを思わせる。テレビドラマ的というと、悪口にしかならないのが普通だけれ

    0
    2015年02月03日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

    Posted by ブクログ

     最後の一撃にやられた。これは予想していなかった。
     心臓をえぐり取られた被害者という設定はサイコスリラーの様相だが、実際には警察小説。スウェーデンの殺人捜査特別班の面々が地方で起きた殺人事件を捜査する。主人公のセバスチャン・ベリマンは自信過剰でセックス依存症の迷惑男。捜査に関わったのも個人的な目的がある。ユーモラスな半面、スマトラ島沖地震による津波で妻子をなくした過去にとらわれている。他のメンバーも個性豊かに描き分けられ、入り組んだ人間関係も読みどころだ。
     事件が終わった後に描かれる最後の一撃が効果的なのは終盤に立ち上がってくる家族のテーマと密接に絡んでいるから。これはうまい。訳者あとがき

    0
    2014年10月03日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 下

    Posted by ブクログ

    北欧ミステリーは、地名と人名の知識が乏しく難しい。特に、人名は男女の区別も自信がありません。しかし、それ以上におもしろいので、すぐ手が出てしまう。

    0
    2025年07月03日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 白骨 下

    Posted by ブクログ

    ようやくセバスチャンの読み方がわかった(遅い)
    通常の警察小説として読むのは誤りです。

    様々な秘密を抱えている国家刑事警察殺人捜査特別班の面々、かなりこじれてきてます。

    山中で身元不明の四人の死体が発見される。
    上巻の冒頭、四人を殺害したと思われる暗殺者の視点で語られる。
    この女性とセバスチャンの対決となるのか?と思いきや、事件は捜査班の人間関係の動きを生むきっかけの要素が強い(事件関係者間の心情もしっかり過ぎるくらいしっかり描いてる)

    海外ドラマっぽい強烈な引きや謎で魅せる事もできる方々なのに、それぞれの視点で会話の中で生まれる読み合う登場人物の内面の動きを丁寧に描いていきます。人間ド

    0
    2024年01月03日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下

    Posted by ブクログ

    シリーズ二作目
    前作で主人公の「秘密」が明かされた為、他のメンバーにバレないように行動が制限される。過去の事件の凶悪犯との知能戦にも苦戦、ほぼ活躍が無いまま時間が過ぎて行く。

    事件の進展よりも人間関係のドラマを重視してる。監獄の中にいる凶悪犯とそれを支持する模倣犯のように、人と人が出会うこと変化していく様子が捜査班側の当時人物それぞれで描かれていて面白い。

    「この人、この話だけで登場しなくなるのかな」と思うようなひとがキーマンになってきたり、あっさり消えたり展開が読めない部分は良い。でも、セバスチャンの活躍どころが上下巻なら一回ずつくらいは欲しいかな…女と寝てるか焦ってるだけやん…とか言い

    0
    2023年02月04日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 上

    Posted by ブクログ

    200ページくらいまで主人公が女性と寝て、明け方ひっそりと立ち去ってただけなので、ちょっと大丈夫かな?主人公最低だな(褒め言葉)でなんとか読んでた。
    プロ意識高めのチームに合流してからは見せ場もあり、改めて「コイツ最低だな(褒め言葉)」で下巻へ

    0
    2022年09月23日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

    Posted by ブクログ

    殺された少年は以前に通っていた学校でいじめられ、転校していた。母親、友人、担任と証言を得るうちに変化していく少年の印象。一方、トラブルメーカーのセバスチャンが加わったことで、殺人捜査特別班には波紋が広がっていた。被害者も証人も捜査陣もみな秘密をかかえるなか、セバスチャン自身もある事情を隠して捜査に加わっていた。

    もっと早く読めばよかった。この後三作が翻訳されているようだ。

    0
    2022年04月18日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 上

    Posted by ブクログ

    心臓をえぐり取られた少年の死体。センセーショナルな事件に、国家刑事警察の殺人捜査特別班へ救援要請が出された。四人の腕利き刑事+かつてのトッププロファイラー、セバスチャン。だがこの男、自信過剰で協調性ゼロ、アドレナリンとセックス中毒、捜査中でも関係者を口説いてしまう、はた迷惑な奴だった。

    今まで読んでいなかったシリーズを読んでみることにした。登場人物一人ひとりの描写が丁寧なのに、読みやすい。下巻に続く。

    0
    2022年04月17日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

    Posted by ブクログ

    なんかセバスチャンだけなく、みんながSEXに囚われてるような。まあそれにしてもええかげんな男やなー。
    最後はシリーズとして続きが読みたくなる終わり方。
    このシリーズ追いかけようと思うが新品が入手できないよー。

    0
    2021年10月08日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (上巻より)

    セバスチャンの女癖の悪さにまきこまれたウルスラが
    片眼を失ったものの無事でよかった。
    彼女を愛するリーダーのトルケルといい、
    今回登場した政治家の妻をもつエリック警部といい、
    愛する人を大事にする男性たちが報われないのは、
    納得がいかない。

    そして、ビリー。
    結婚式のシーンでビリーは危ないな、とぼんやり思った。
    でもそれは、幸せな結婚生活を送れるのだろうか、という類の心配で、
    婚約者のがぶり寄りで迎えた結婚式当日とあっては、
    誰もがする心配だったと思う。
    それなのに全く予想外の展開となってしまった。
    彼も好青年だったのに。

    また、作者たちのクリフハンガーにひっかかってくやし

    0
    2021年01月15日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犯罪心理捜査官セバスチャンの第四弾。

    相変わらず、捜査班の内輪もめに頁数がさかれているが、
    事件とのバランスの悪さは気にならなかった。
    一家四人が殺された現場から逃れた少女と
    セバスチャンの関係が中心に思えたせいか、
    読み手の方が慣れてきたのか、
    セバスチャンが事件解決に役に立っていたからなのか。

    人生で唯一心を開いた妻と娘を一度に失ったためか、
    どうもセバスチャンは憎めない。
    彼が望んだ結果にはならなかったとしても、
    救おうとした少女が無事で良かった。
    犯人が判明した後に残ったページ数の多さに
    さらなる展開があるのかと、めまいがしそうだったが。

    (下巻へ続く)

    0
    2021年01月16日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (上巻より)

    前作の最後で判明した、
    セバスチャンの娘についての話が進むのは期待していたが、
    それが話の中心になることや事件に巻き込まれることは
    望んでいなかった。
    また、前作のダメ警官が刑務所長になって再登場したのはわくわくしたが、
    妊娠中の妻が巻き込まれるのはちょっと違う。
    全体的にあざとすぎるというか、何かをやりすぎている気がする。

    今回登場した女性で、
    セバスチャンのストーカー、
    人の話を聞いていない押しかけ女房的なエリノールよりも、
    IT担当で特別班の縁の下の力持ち的存在だったビリーの彼女、
    彼を変えようとしているミィの方に薄気味悪さを感じるのは、
    自分だけだろうか。

    0
    2020年12月24日