岡本隆司のレビュー一覧

  • 日中関係史 「政冷経熱」の千五百年

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    日本が中国の影響を一番受けたのは江戸時代だというのが驚き。でもまぁそうだろうなと思う。律令制にしたってほんの上っ面だけ真似してすぐに形骸化してしまったし。儒教だってずいぶん前に入ってきたはずなのに江戸時代になるまでは為政者の間にすら広まらなかった。もういいかげん、中国の日本に対する影響を過大視するのはやめたほうがいいのかも。日清戦争前後を記述した部分(李鴻章が国際情勢や日中関係をどう捉えていたか等)がよく書けている。

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    2015年11月01日
  • 袁世凱 現代中国の出発

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    中国近代史について何も知らなかったことに愕然とした。現代の中国と日本の関係の根っこにあるこの時代の両国の出来事をなぜこれほどまでに無関心で無知であったのか。

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    2015年05月17日
  • 袁世凱 現代中国の出発

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    気を見るに敏な人物であったということか。
    あまり知らない中国現代史ですから、袁世凱の悪い評判もよく知らなかったのですが、著者の嫌悪感はきっと、信念を貫く・・・という姿勢が袁世凱にはないからなのでしょうか。

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    2015年03月12日
  • 李鴻章 東アジアの近代

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    督撫重権は著者の造語のよう。近代にはいり巨大化、複雑化した中国を独裁的な集権で統治することはもはや不可能となり、軍権をももつ実質的な統治は各地方単位となり、それをシンボリックに結わえる北京という清の統治の状態をさす。
    垂簾聴政と督撫重権、すなわち中央と地方のバランスのなかに李鴻章の立ち位置があった。
    清末を概観する良書なれど、誤字脱字が目障り。岩波といえども校正に人員をむけられないのかしら。

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    2013年01月30日
  • 世界のなかの日清韓関係史 交隣と属国、自主と独立

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     書題は「日清韓関係史」だが、実質的には16世紀から20世紀初頭までの朝鮮国の対外交渉史。特に19世紀後半の「属国自主」路線をめぐる清朝間のせめぎあいに紙幅を割く。

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    2012年07月25日
  • 李鴻章 東アジアの近代

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    これほどまで清朝、明治期の日本に関わった人であるのに、知名度はいまひとつ。権力に限りなく近いにもかかわらず、事務屋であり続けたのだろうか。

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    2011年12月28日