宇都出雅巳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
速読力は速読技術✖知識等のストック
ストックをためることで読むスピードが速くなり、読むスピードが速くなって多くの本を読むから、またストックがたまる。
本を速読するときはわかろうとしないで見ることに集中する。あとからもう一度読み直すことで気になった部分やわからなかった部分を見直す
上記の性質を踏まえて、筆者は高速大量回転法を提案している。
目次などの部分から繰り返し読むことでストックを蓄えていき、どんどん早くなっていく
まずは目次を2分で10回転
目次の次はまえがきとあとがき
そのあとは本文の見出しのみ
最後に中身をみていく
いずれもわかろうとせずに見るだけにとどめる -
Posted by ブクログ
本を知識量を増やすための効果的なツールとして使う方法について書かれている本。
スピード読書術と書いてありますが、トレーニング的な要素より、日々の意識付けや、思い込みを無くして読む方法などテクニック要素が多い内容になっており今日、明日から使えるものが多くありました。
すでに読書術の本をある程度読んでいる方でも、「そんな方法もあるか」と言う新しい気づきもあるんではないんでしょうか。
【私的読書メモ】
・約に立っていない本に対しての思い込みを捨てる
・理解するためには速く読む
・5時間かけて1回読むより、5時間かけて5回読む
・速読しその場で理解できなくとも、無意識に知識は蓄積される
・苦手 -
Posted by ブクログ
高速大量回転
時々思い出したように速読の本を読む。
が、身になった試しはあまりない 笑。おそらく根気が足りないのだろうな。
この本は面白かった。
今までは、一度でどれだけ大量の情報を頭に入れるか、という趣旨が多かった。
一方で本書は理解は置いといて、ざっと目を通す繰り返しをすることで、概要→詳細の順で読むことを推奨している。
確かに、見出しだけでも最初にざーっと見た方が全体の構成が分かり、その上で自分が気になって詳細を見ているのは全体のどの位置なのかが分かっていい。
・30分で本を速読するメソッド
①最初の2~3分で目次を5~10回転
②まえがき・あとがきを5~6分で10回転
③本文は見 -
Posted by ブクログ
確かこの本は以前にも読んで、かなり思い切った勉強法だなーと思った記憶があるのだけど、また読み返してみた。
「まず過去問を分からなくていいから眺める」とか、「まずは目次を暗記する」とか、断片的には巷によくある勉強法。
ただ、この本の凄まじいところは、それを超高速で回すところにある。
そして、キーワードとか覚えたい用語をテキストや過去問集にでかでかとマジックで書いちゃったりする。
とにかく勉強を勉強と感じさせない(むしろテキストをぐちゃぐちゃに汚す)ところにこの勉強法の良さがあるのだと思う。
これをすべて鵜呑みにするのもかなり難しいと思うけど、資格の勉強に行き詰まったときには、何か突破口になって -
Posted by ブクログ
速読のカギは知識の「ストック」である。文章を「見る」だけで理解するには、そこに書かれていることに関する自分の中の「ストック」がどれだけあるかで理解力が変わる。ストックが多ければ、読む速度は速くなる。ストックを蓄えるにはたくさんの本を読むこと。繰り返し読むこと。
勉強法としては、かなり実用性があるように思います。今覚えたいことがあるので、早速参考にしようかと。小説についても簡単に言及されていますが、小説には向かないと個人的には思う。(小説の場合、繰り返し読みとかあり得ない…)既存の速読法に対する苦言の章は必要なのか疑問ですが、この著者は本当に本が好きなのだな、と思った。積読活用法は目からウロコ -
Posted by ブクログ
速読を用いた勉強術というよりも、自分の中の欲求をうまく引き出して、勉強したいという気持ちを活用するための方法論だと思った。
明確な目標を持つ、対象を定める、やり方を決める、これらをしっかりと行うことの重要さが説かれていると思った。
その上で、高速で繰り返し読み進めることが、さらに高速な読書と知識の定着を生み、結果として、新しい知識と融合するという考え方だと理解した。
また、勉強時間捻出の障壁をどんどん減らすことで、時間を捻出するというやり方は、断捨離にも通じるのかな。
決して難しい方法論ではなく、至極真っ当な勉強術なので、色々な人にお勧めできると思う。