宇都出雅巳のレビュー一覧
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ネタバレ職場の研修で紹介されたので読んでみました。
本書はよくある仕事のミスに対して脳科学や認知科学の観点からその原因と対策について書かれたものです。
真新しい対策はないし、脳科学というほど大げさなものではなかったですが、やっぱり基本が大事よねと思い知りました。
以下備忘録
ミスには以下の4種類あるそうで、それによって対策も分けます。
1 メモリーミス(忘れた! )
→ワーキングメモリを減らすことが重要。メモを活用して脳から情報は出しておけ。
2 アテンションミス(見落とした! )
→チェックリストを作成する。すぐやる!
3 コミュニケーションミス(伝わっていない! 聞いていない! )
→勘 -
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ネタバレ本を読んでいて、読んだ内容をすぐに忘れてしまうため、あまり身になっていないという悩みがあって、一から読書術を少しでも学びたいという目的があって、書店でこの本を選んだ。
著者は、この本の中でとにかく「飛ばし&繰り返し読み」を推奨していた。本を読む際、いきなり文字を追って順に読んでいっても、脳で処理しきれずパンクしてしまい、その結果何も記憶に残らないという現象が起こる。テクニックとして、「飛ばし&繰り返し読み」を行うことで、本自体の流れ、雰囲気、内容等を大まかに浅く捉えて、それから細かく内容に入っていくことで記憶に定着させやすいという。また、ビジネス本は全てを読む必要はなく、自分に必要な箇所 -
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仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方
うっかり、見落とし、勘違い、判断ミスにはメカニズムがある。4大ミスに対するメカニズムを明らかにし、意識する事でミスを少なくする本
子曰く、ミスを犯しながら、改めないのがミスである。
この本でミスの本質を理解し、犯したミスの要因が分析可能になると、対策を打てる。
◯メモリーミス
・ワーキングメモリの容量が少なく、すぐに忘れてしまうのに覚えたつもりになっていることが原因
・ワーキングメモリは忘れるものとして、外部記憶補助に頼る
・外部記憶補助はメモだけでなく、出かけるときに必要なものを靴に入れる、注文を受けたラーメンの数だけどんぶりを出しておくなど、 -
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脳科学的に注意できる数には限りがある。
だから、注意すべきことを減らす仕組みがダイジ。
そして最後に、ミスを引きずらないマインドセット
注意すべきことを脳内から外へ出す。すなわち書き出す、吐き出す、質問する、まとめる、データ化して他媒体に記憶させる(検索しやすくが必須)
以下引用メモ
日本人は仕事で失敗するとすぐ謝る。でもアメリカ人は誤らない。
代わりに「こんなことになりました」と説明し、じゃあ次にどうしようかというようにすぐに解決策に思考が進みます。アメリカでは、その人の人格と仕事が切り離されている。たまたまマネジャーという職をしているという風に捉える。だから人間としての失敗でないから謝 -
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ネタバレワーキングメモリー(一時的に記憶しておく場所)が4-7個くらいしかないと言われてるから、とにかくワーキングメモリーの占有率を下げることで脳が効率よく働くそうです!
だから
モヤモヤしてると
それだけでワーキングメモリーが使われてしまって、他のことがちゃんと考えれなくなります。
例えば、あんなこと言わなきゃよかった、相手は怒ってるかな、仕事やりづらくなるかな、など考えたら
それだけでワーキングメモリー3つも消費してしまうので、使える容量が減ってしまいます。だから
モヤモヤしたらメモ書きして、ワーキングメモリーから解放してあげることで脳が使えるようになり、スムーズに他の事が効率よく考えることができ -
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私たちの行動は私たちがその場その場で判断しているわけではなく、過去の記憶、経験から成功、失敗を考慮した上で無意識に選択している、
ならばその過去の記憶を良い方向に上塗りすれば良い方向での行動につながる、といったことが書いてあります。
これ小さい頃わたしよくやっていたなぁと思い出しました。
怒りを覚えることや我慢できないことがあった時に「でもあれは相手もこういう理由だったからダメだったんだ」と良い面を想像して捏造して?思い出しても辛くないようにしていたなぁ。
そんな目新しい印象は受けませんでしたが、以下の言葉は納得感がありましたし、ぜひ取り入れようと思います。
〜〜〜
「すぐできるサイズにま -
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事や日常生活で想定されるミスと対処法が体系的にまとめられていた。私の場合はメモリーミス(書類を無くす、会社の大事な数字を覚えられない等)、アテンションミス(文章の誤字脱字、メールの送付先ミス、注意力散漫で進まない等)が特に課題と感じており、対処法としては
・メモをする
・モノを減らす
・モノの置く場所を決める
・やることの抜け漏れ防止のためのチェックリストを作る
・物事を俯瞰する
・すぐやる、確認する
などが挙げられていた(もっとありますが、印象に残った物のみ)。やらなければならない事が明確かつ具体的ではあるが、チェックリストを作っても見直すことすら忘れてしまうので、やはりミスをなくすに