柴那典のレビュー一覧
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ネタバレ<目次>
はじめに
第1章 2016年、変革の萌芽
第2章 2019年、音楽シーンの主役交代
第3章 2020年、コロナ禍で何が起こったか
第4章 2023年、新たなヒットの方程式の誕生
第5章 2025年、コンテンツ産業は日本の基幹産業へ
<内容>
2010年代からコロナ禍を経て、現在に至る音楽シーンの変化を追う。初音ミクなどのボーカロイド、TikTokなどの一般の人の再生、さらにアルゴリズムにより似た感じの音楽が聞こえてくる…。現在のヒットチューンは一昔前とは大きく変わり、欧米はもちろん、東南アジアあたりから広がることもあるらしい。日本の基幹産業の一つになっている音楽ジャンル。バズるのは企みではうまく行かない時代なのだ。 -
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音楽ジャーナリストである著者が平成30年間を代表する一曲を各年で選んでエピソードや時代背景を解説した一冊。
ミリオンセラー連発の前半からスタンダードソングへと回帰した中間とソーシャルメディアの普及でCDの売り上げからヒットの定義が変化した後半と30年間の間の時代の変遷とその間にヒットした曲を本書で振り返ることができ当時の記憶が蘇ってきました。
SMAP、ドリカム、ミスチル、米津玄師といったその時代を彩るヒットメーカーが生み出す楽曲がどのようにしてヒットしていったのかやアーティストとしての転機で生まれた楽曲などヒットの裏側も本書で知ることができました。
また、阪神大震災や世界同時多発テロ、東日本大震災といった事件や災害などの時代背景もヒット曲を生み出した土壌にあるのだとも感じました。
時代の流れと共に歌える曲、聞かせる曲、踊れる曲などその時代を映した楽曲がヒットしていることを感じると共に平成30年間の変遷やガラケーやスマホの普及など生活面の変化など大きく時代が変わっていったことも感じました。
令和となったこの先どのように時代が変わり、どんな曲がヒットするのか楽しみになると共にどのような時代背景があるのかも感じていくと更に楽曲を深く味わえると感じた一冊でした。 -
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バブル崩壊とその後の失われた20年、インターネットの登場、大きく速いスピードで価値観が変わり多様化していった平成において、「歌は世につれ、世は歌につれ」の言葉通りに、時代を反映したミュージックシーン、音楽産業の変遷や時代背景を追いながら、美空ひばりから米津玄師まで平成にヒットした30 曲をPick upし、筆者独特の視点で時代を切り取り、どのようにして時代の空気と共振したのか、そのヒットの必然性や意味付けをしながら、平成という時代を振り返る渾身の1冊。ヒット曲を通して、自分にとっての平成とはどういう時代だったのかを考えることも面白いと思う。
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Posted by ブクログ
ヒット曲がでなくなって久しい。そんな音楽業界の現状をヒットチャート(オリコン)、テレビの衰退、フェスの人気、ライブの重要性、J-POPの現在などを含めて様々な音楽関係者(小室哲哉、いきものがかりに水野氏、その他)を絡めて書いた本である。
第1章 ヒットなき時代の音楽の行方では、現状までの分析で小室哲哉が宇多田ヒカルの登場でどのように感じたか、カラオケやAKBの手法まで触れている。
第2章 ヒットチャートに何が起こったかでは、オリコンがいかにして影響力をもったか、ビルボードとの比較などでも載せている。
第3章 変わるテレビと音楽の関係では、マスメディアの王様のテレビが力を失い、しかしながらフェスでは存在感があるという現在のこと。
第4章 ライブ市場は拡大を続けるでは、ライブ市場がまだ続いていることを触れている。
第5章 J-POPの可能性~輸入から輸出へでは、洋楽の影響を受けていない新しい世代の人たちにも焦点を当てながら、独自の進化をしている稀有な日本の音楽に焦点を当てている。
第6章 音楽の未来、ヒットの未来では、グローバル化する音楽業界について述べている。