ヒットの崩壊

ヒットの崩壊

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

激変する音楽業界、「国民的ヒット曲」はもう生まれないのか? 小室哲哉はどのように「ヒット」を生み出してきたのか? なぜ「超大型音楽番組」が急増したのか? 「スポティファイ」日本上陸は何を変えるのか? 「ヒット」という得体の知れない現象から、エンタメとカルチャー「激動の時代」の一大潮流を解き明かす。テレビが変わる、ライブが変わる、ビジネスが変わる。業界を一変させた新しい「ヒットの方程式」とは──。

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ヒットの崩壊 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いつから僕たちはCDが売れることをヒットと勘違いしていたんだろう。テレビの音楽番組がフェスになってるっていう著者の指摘は慧眼だ。ライブに行かない人には音楽のヒットが見えづらい世の中ではある。

    0
    2017年03月22日

    Posted by ブクログ

    ここでいう「ヒット」とは、音楽(業界)における「ヒット」のこと。

    最近の音楽業界のことはよくわかりませんが、なぜ、よくわからなくなったのかが、よくわかりました。

    CDのような「モノ」から、ライブのような「コト」(経験)に、消費者の関心やニーズが移っている、というのは、データからも正しそうです。
    このことは、この本の中にある、いきものがかりの水野良樹のコメント「歌は、聞かれることよりも、歌われることに、より意味がある」にも符合していると思いますし。

    音楽のあり方は変わっても、自分にとって価値のある音楽は存在していますし、また、他の人にとって価値のある音楽も存在していますので、そのような音楽が存在する限り、音楽業界は、形を変えながらも、意味のある存在であり続けるのだと思います。

    0
    2017年01月27日

    Posted by ブクログ

    痛快で分かりやすい。音楽産業の今がうまく説明されている。CDが売れなくなって久しいけど、ライブやコンサートは活況を呈している。
    かつてコンサートはレコードを売るためのプロモーションだったけど。今は逆だもんね。売れた曲とヒット曲は違うってことなんだ。かつては「みんなに愛される曲」でなければビジネスにならなかったけど、今は一部のマニアに認められれば、それでいける。ただし熱狂的に受け入れらなくちゃならないけど。
    BABYMETALがまさにそうだよなぁ。

    0
    2017年01月11日

    Posted by ブクログ

    人々の価値観の抜本的な変化によってヒット曲が生まれにくくなった。
    「モノ」から「体験」へと、消費の軸足が移り変わっていったこと…SNSの普及により流行が局所的に生じるようになったこと…などにより過去のヒットの方程式が使えなくなっている。

    音楽ビジネスを中心に話が展開していくが、人々を取り巻く環境の変化や嗜好の変化、消費動向の行く末など、こと音楽に限った話ではない。
    人がモノを消費するという行為、その消費を介したムーブメント、グローバルな流れなど、どんな業界においても参考になる「ヒット」論である。
    様々な角度からの考察、その視点および解釈についてもよくできている。
    良書である。

    0
    2016年12月22日

    購入済み

    ヒットを正体

    ヒットの崩壊という、センセーショナルなたいとるですが、ヒット正体を実感できる濃い内容でした。

    音楽に携わる方はもちろん、何かを生み出し世に問うという方は是非読んでほしい一冊。

    0
    2016年11月28日

    Posted by ブクログ

    この次の10年を書いた氏の著書を読んだばかりだから、前日譚として楽しく読めた。そうか、'00年代後半から、世代を超えたヒット曲ってのがほとんど無くなってきているんだな。単に自分が、音楽と接する時間が取れなくなったせいだと思っていたけど、シーンとしてもそういう状況だったと知り、ちょっと納得。カラオケの人気曲の推移なんかも含め、だいぶ興味深く読めた。

    0
    2026年09月18日

    Posted by ブクログ

    風呂読書。音楽業界・マーケティングの話。淡々としているが、「あ、そうなってるのか」というおどろきもありおもしろい。

    0
    2020年06月15日

    Posted by ブクログ

    元ロキノンライターによる日本の音楽市場およびリスナーに関する分析本。様々な業界人へのインタビューや書物からの引用を交えながら、70年代から2016年時点までの市場の変化を的確に検証していると思う。特定のジャンルやカテゴリに偏ることなく、歌謡曲・演歌からボカロ・アイドルまで幅広く押さえた上での考察なのが良い。「ヒット」とは何なのか、その正体を感じ取ることができるはず。音楽ビジネスに興味がある人はもちろん、上を目指して必死に頑張っているバンドマンや地下アイドルなどの若者たちにとっても有益な一冊になるだろう。

    0
    2018年10月06日

    Posted by ブクログ

    TVでランキング形式の歌番組を観て誰もが同じようにヒット曲を知っていた時代から、音楽の聴き方楽しみ方がフェスのような体験・参加型に変わっただけで、音楽を聴かなくなったわけではない。また、カラオケで歌われる曲というのは最新の曲ではなく、最近になってカバーされたりと、長く支持される曲がある。カラオケに行って、親が好きだったとか、友だちがよく歌っていたと、すっかり忘れていた曲が登場して、驚いたことを思い出しました。

    0
    2017年05月02日

    Posted by ブクログ

    ヒット曲がでなくなって久しい。そんな音楽業界の現状をヒットチャート(オリコン)、テレビの衰退、フェスの人気、ライブの重要性、J-POPの現在などを含めて様々な音楽関係者(小室哲哉、いきものがかりに水野氏、その他)を絡めて書いた本である。

    第1章  ヒットなき時代の音楽の行方では、現状までの分析で小室哲哉が宇多田ヒカルの登場でどのように感じたか、カラオケやAKBの手法まで触れている。

    第2章  ヒットチャートに何が起こったかでは、オリコンがいかにして影響力をもったか、ビルボードとの比較などでも載せている。

    第3章  変わるテレビと音楽の関係では、マスメディアの王様のテレビが力を失い、しかしながらフェスでは存在感があるという現在のこと。

    第4章  ライブ市場は拡大を続けるでは、ライブ市場がまだ続いていることを触れている。

    第5章  J-POPの可能性~輸入から輸出へでは、洋楽の影響を受けていない新しい世代の人たちにも焦点を当てながら、独自の進化をしている稀有な日本の音楽に焦点を当てている。

    第6章  音楽の未来、ヒットの未来では、グローバル化する音楽業界について述べている。

    0
    2017年03月14日

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