【感想・ネタバレ】平成のヒット曲(新潮新書)のレビュー

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Posted by ブクログ

平成の各年から筆者が1曲選択し、平成という時代を評論する。
曲の選択は単なるその年のヒット曲では無く、平成を評論するという観点から選ばれている点が興味深かった。

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2022年07月16日

Posted by ブクログ

「平成」って、大正と同じようなイメージをもっていたが、年数だけでいっても、大正の倍もあるのだと、あらためて実感した

思ってた以上に長かった、、、

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2024年02月18日

Posted by ブクログ

楽しく読んだ。世代ごとに色々言いたいことが出てくるんじゃないかしら。
僕は2000年代以降の曲はまだ十分に距離がとれず、気恥ずかしかったり、嫌悪感すらあったりするけど、もう10年以上そんなこと言っているのに驚く。最後の方はメロディを口ずさむことすらできない曲がちょいちょい出てくる。
やや牽強付会な部分もあるにせよ、よくぞまとめたという力技と読んでる間の懐かしさ、楽しさを評価したい。

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2022年11月02日

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音楽ジャーナリストである著者が平成30年間を代表する一曲を各年で選んでエピソードや時代背景を解説した一冊。

ミリオンセラー連発の前半からスタンダードソングへと回帰した中間とソーシャルメディアの普及でCDの売り上げからヒットの定義が変化した後半と30年間の間の時代の変遷とその間にヒットした曲を本書で振り返ることができ当時の記憶が蘇ってきました。
SMAP、ドリカム、ミスチル、米津玄師といったその時代を彩るヒットメーカーが生み出す楽曲がどのようにしてヒットしていったのかやアーティストとしての転機で生まれた楽曲などヒットの裏側も本書で知ることができました。
また、阪神大震災や世界同時多発テロ、東日本大震災といった事件や災害などの時代背景もヒット曲を生み出した土壌にあるのだとも感じました。

時代の流れと共に歌える曲、聞かせる曲、踊れる曲などその時代を映した楽曲がヒットしていることを感じると共に平成30年間の変遷やガラケーやスマホの普及など生活面の変化など大きく時代が変わっていったことも感じました。
令和となったこの先どのように時代が変わり、どんな曲がヒットするのか楽しみになると共にどのような時代背景があるのかも感じていくと更に楽曲を深く味わえると感じた一冊でした。

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2022年06月17日

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平成の時代を10年ごと3つに区切り、さらに1年に1番ふさわしい曲を1曲ずつ決め解説していくという本です。10年ごとに3つに区切ったのはその10年毎で平成と言う時代がどのように変遷していったかの区切れが見れるからだそうです。1年たった1曲しかないので、あの曲がない、この人がいないという事は多々ありますがそれも含めてとても面白いです。それにしても音楽シーンを振り返るだけで時代のことが手に取るようにわかると驚きました。

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2022年05月25日

Posted by ブクログ

00年代くらいまでおもろいけど平成後期になるにつれて内容が希薄になっていく。経過年数が短いので客観的に時代背景とヒットを関連づけるのが難しそうだった。平成初期〜中期の内容はめちゃおもろい。

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2022年04月18日

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バブル崩壊とその後の失われた20年、インターネットの登場、大きく速いスピードで価値観が変わり多様化していった平成において、「歌は世につれ、世は歌につれ」の言葉通りに、時代を反映したミュージックシーン、音楽産業の変遷や時代背景を追いながら、美空ひばりから米津玄師まで平成にヒットした30 曲をPick upし、筆者独特の視点で時代を切り取り、どのようにして時代の空気と共振したのか、そのヒットの必然性や意味付けをしながら、平成という時代を振り返る渾身の1冊。ヒット曲を通して、自分にとっての平成とはどういう時代だったのかを考えることも面白いと思う。

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2022年02月09日

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ちゃんと時系列で、
ちゃんと意味のあるヒット曲をチョイスしている。
この手の本によくある、
「私だけの名曲。しらないでしよ?」
的なチョイスが無い。
そこがとても好印象。
平成を振り返ることができる良書です。
付録的にデータがあれば
さらに良かったと思います。

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2022年01月19日

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<目次>
第1部  ミリオンセラーの時代(1989~1998年)
第2部  スタンダードソングの時代(1999~2008)
第3部  ソーシャルの時代(2009~2019)

<内容>
10年ごとに区切った各部とも、一年ごとの注目曲を入れて構成。曲のエピソードや時代背景、歌手の事情などを交えて書く。面白かった。

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2021年11月30日

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平成の30年間を各年を象徴する曲を取り上げ、平成とはどんな時代だったのかが語られている。
この曲、昭和の曲かと思っていた、なんてものがあり、30年という時間の長さを感じた。
私は基本的には国内外の音楽に興味があるわけではなく、たまに気に入った音楽を聴くぐらいだった。
しかし、この歳になって初めて大好きなミュージシャンが現れた、いわゆる"推し"だ。
そこで他のミュージシャンにも、曲にも少し関心が向くようになり、この本を読むきっかけにもなった。
30年間の音楽業界の変遷は凄まじい。
レコードだった昭和は遥か彼方で私でさえダウンロードした曲をスマホで聞いている。
音楽も時代の流れと無縁ではなく、その時その時の世相をも反映していることがわかる。
それは意図したものであったり、結果的にそうなったものもあるのだろう。
興味深く読んだ。

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2022年04月01日

Posted by ブクログ

個人的にはサザン「TSUNAMI」の解説(311との相関)が大変腹落ちした。この曲の根底にあるノルタルジアが、津波引いては平成という時代で失ってしまったものへの"悲しみの記憶"とリンクしてしまった、というもの。

しかし、平成という時代は改めて豪華な時代だ。この本からはスピッツやZARD、ジュディマリetc. 偉大なアーティストが書き切れていない。

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2022年03月27日

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