木崎伸也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初心者にも分かりやすい平易な文章と、見やすく整理された図解。
サッカーの見方が変わった気がする(笑)。
ただ、あくまでも“初心者には”という冠がつくのだろう。
“最近、サッカーを見るのが好きになったよ”という人や、“とりあえず好きなチームの応援をはじめたばかり”という人や……
サッカー経験者ではないけど、“テレビで代表戦の中継があれば大体観る”
という人には、かなり親切な内容なはず。
反面、
自称サッカー通だとか、ホントにかなりサッカーを見まくっている人にとっては、当たり前の内容なのかも知れない。
★4つ、7ポイント半。
2014.04.28.図。 -
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Posted by ブクログ
僕は今までサッカー観戦のポイントを「知っている」つもりでいたけれど、選手の動きや、チームの布陣・戦術について、良い・悪いを具体的な言葉で説明できるレベルではなかった。
本書は良いチーム、悪いチーム・選手の見分け方を、図説と理論の両面から分かりやすく解説してくれる。
最近PS3のサッカーゲームをしていて、大量失点で負けることが多く、何がいけないのかをずっと考えていた。3バックにすればいいのか、4バックにすればいいのかと、瑣末な戦術論に陥りかけた時に読んだところ、ディフェンスが大幅に改善された。特に意識が変わったのは、コンパクトネス、プレスのスタート位置、最終ライン(オフサイドライン)の高さ、リト -
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Posted by ブクログ
図表などを入れて200ページ近くあるが、サッカー初学者でも半日で読み切れる良書。
同時並行して読んでいた小野剛『サッカースカウティングレポート』と比べ、サッカーの見方を初級から上級と段階を追って説明してくれるので、誰にでも納得できる理論から、細かい戦術まで、すんなり納得することができた。
サッカー通の間では当たり前のように使われている用語も頻出しないので、途中でわからずに混乱してあきらめてしまうこともない。これを読み終わったら、本当にサッカーの見方が確信されると思う。特に初学者にはわかりにくい、それぞれの守備位置やプレーには、すべて意味があるということを、かなり網羅して伝えてくれていると思 -
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無料版購入済み
新鮮!
サッカーマンガも、選手自身が主人公だった時代から、監督が主人公となる作品が生まれてきた。
本作はさらに進んで、「代理人」が主人公。
これは非常に新しい。
表の面だけでなく、裏の面も取り扱う…というか、むしろその裏の面がメインとして扱っているのも斬新。
こういう世界、考えれば当然存在するだろうと思われるが、指摘されるまでは深く考えなかった世界。
一方で、そちらがメインになっているだけに、全体的に「陰」の強い作品になってしまっている。
主人公のアシスタントが明るく、また選手たちも明るく熱い面を出すことでカバーしようとして入るが、やはり全体的に暗い印象は否めず、ドロドロ感があふれる。
これは、ス -
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Posted by ブクログ
ネタバレ■感想
テレビの印象でしかないが、本田の内面は自分勝手でビッグマウスだと思っていたが、冷静な人なんだという認識変わりました。
日々考えている人なんだというのが伝わってきます。
■要諦
・早い段階での挫折、立ち上がれる
・やってることはみんなと変わらない ただ夢のためにはなんでも我慢できるし、想いがみんなより強いってこと
・作った人間が本当の人格になる
・一般の人に衝突に見えても、そうではない。人間関係を大切にするために、伝えたいことを伝えるだけ。
・相手を変えるのは俺がやることではなく、相手がやること。俺はきっかけ作りをしているだけ。
・自信の差がイコール格の違いになる。負けられないというプ -
Posted by ブクログ
もう少し突っ込んだ内容だと良かったのだけどね。よくまとまってはいますけど、まぁ一日で見方を変える、というコンセプトなので妥当なのかなと。
ボールが前に進んでいるか
ボールを追い越して行く選手がいるか
ゴール前に飛び込む選手がいるか
DFラインの前をブロックできているか
一人当たりのプレー時間が二秒以内か縦パスが入っているか
動いている選手の足元にパスをドンピシャで合わせているか
DFラインがペナルティエリアの幅にちょうど収まっているか
組み立ての種類が二つ以上あるか飛び抜けた選手が一人以上いるか
しかし、付録のモウリーニョの分析資料の面白いこと。