篠田桃紅のレビュー一覧

  • 人生は一本の線

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     「104歳美術家 珠玉の作品集」という言葉とともに、帯には着物姿でまっすぐにこちらを見つめる篠田桃紅さんのお写真が。
     シンプルな言葉の奥にある深い思い…一言一言が心に響きました。五十路前なんて、まだまだ!!そんな喝を入れられたような気がします。

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    2017年08月11日
  • 墨を読む 一字ひとこと(小学館文庫)

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    ネタバレ

    1字にエッセイがセットとなっています。

    エッセイは、ときにハッとするものもありますが、篠田桃紅さんの別の本を先に読んでいるので、
    受ける体制がある程度できてました。

    習字(?) 紙も字の感じも、字ごとに随分雰囲気が違います。
    実は、見出しの字(活字)と作品の文字とが、同じなのかどうかわからないくらいの芸術(?)もありました。

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    2016年01月28日
  • 百歳の力

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    2015.7.15 100歳でこれだけ元気でパワーがあるってすごい。戦争で死にそうになった体験談がぐっときた。あの時代で独身で活躍できて、いろいろあったのだろうなと思う。芯の強い女性で、個性的なのが文章でもよくわかった。

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    2015年08月03日
  • 百歳の力

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    シンプルで力強い言葉。
    100年も生きていればつらいことも山ほどあったはずなのに全くそれを感じさせない。
    真のプロになるまで100年生きるのも悪くない…かな?

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    2014年11月24日
  • 私の体がなくなっても私の作品は生き続ける

    購入済み

    印刷文字が出しゃばり過ぎている

    注目していたアーティストの作品集。絵も文章も素晴らしい。
    しかし、その文章の印刷文字が出しゃばり過ぎて、煩わしい。
    例えば絵本であれば、絵は文字が入ることを前提として描かれ、絵と文字が一体になっている。良い絵本は絵と文字が互いに引き立て合っている。
    しかし、この本は、元々印刷文字が入ることを想定していない絵の中に、あるいはそれと隣接して印刷文字が、それもデカデカと入っている。印刷文字が絵を侵食し、絵を殺している。いちおう絵に掛からないように、あるいは掛かるとしても空白部分にと工夫はしているようだが、そもそも本来そこには無いはずの印刷文字が入ることで絵の空白面は浸食され、作品の完全性は損なわれて

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    2024年03月20日