今津美樹のレビュー一覧
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デザインシンキング・プレイブック デジタル化時代のビジネス課題を今すぐ解決する
著:マイケル・リューリック , パトリック・リンク
訳:今津美樹
本書は、デザインシンキングに関する書籍であるだけでなく、知的好奇心を刺激するエッセイとして、デジタル化に関する課題解決にとどまらず、デザインしキングを応用するための深い洞察を提示している。
構成は以下の3章から成る。
①デザインシンキングを理解する
②組織を変革する
③将来をデザインする
フローだけではなく、マインドセットを整えて、より実践的にデザインシンキングによるイノベーションの創出と継続性・持続可能性を意識した運用と定着をもとに構成されて -
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ネタバレイノベーションに関する理解を深めるべく読書
包括的にフレームワーク、事例が掲載されていて素晴らしい本。
ビジネスモデル分析の教科書的な印象
整理して考えるヒントを与えてくれる。
メモ
・インビジブルカンパニーを目指すには
常に自己変革を行う
優れたビジネスモデルで勝負する
業界の壁を超える
・機会を最大化してビジネスモデルで勝負するには
⇒ ビジネスモデルパターン 発明パターンとシフトパターン
・常に自己変革を行うには
⇒ ポートフォリオマップ、ポートフォリオアクション
・イノベーションカルチャーをデザイン検証管理するには
⇒ カルチャーマップ、イノベーションカルチャーアセスメ -
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ネタバレExecutionにおいてTTPSしたい。
ビジネスモデルキャンパス徹底攻略ガイド
■武器としてのデザインアプローチ
・具体的にこれからの戦略をどのように実施していくかという点において大変に重要になるのが目標の可視化と共有となる。これを簡単にお伝えするとしたら「仮説と検証の繰り返し」と言える。
・昨日までの成功は既に過去のもの。明日の市場で競争する自分たちにマッチするかどうかの答えは、市場と顧客に問うしかない。多くの経験からまずは自分たちで考え小さく実践する力をつけることを急ぐのが正攻法と考えている。
・実際に急成長を遂げたビジネスを牽引する経営者の多くは、「成功の定石があるのではなくや -
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ネタバレ「ビジネス・モデル・ジェネレーション」の続編の一つ。
「デザイン思考」や「ビジネスモデル」の本は、すでに沢山でているわけで、もう読みきれないし、新しい本を読んでも、どこかで聞いた話しとか、ニッチな一点突破な話しで、かならずしも自分の興味領域とは違ったりで、本を読むのもやや疲れてきた。
が、そんななかでも、オスターワルダーの本なら、やっぱ読んだほうがいいんだろうなと思い、とりあえず読んだ。
やはり全く新しいものがあるわけではない、どこかで聞いた話なわけなのだが、そうしたいろいろな話しを1冊に統合して、整理し直したみたいな本で、これはすごい。
この統合感は、まさにイノベーションというか、既 -
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ネタバレ本の冒頭に推薦文があるのだが「デザインシンキングの意味をこれほどまでに見事に表現した本は見たことがない」(ケース・ドルスト、シドニー工科大学デザイン学教授)がこの本の本質を述べている。
実践者必携の本である。イラストの甘いテーストに騙されてはいけない。内容がガチ。もちろんこのカワイイ絵が要所にはさまれていることで理解度も高い。有益な本である。
「デザインシンキング」を実践しようとすると結構な数の手順・テクニックを適宜使い分けることが要求される。マニュアルとして必携にすべき本である。
本の作りとしても参考になるところがあった。とにかくオススメだ! -
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「ビジネスモデル・ジェネレーション」だけではビジネスモデルキャンバスは整理ツールとして思えなかった人が、本書を読むとBMCはディスカッションツールであると認識できる。
本書は著者「ビジネスモデルジェネレーション・ワークブック」とスティーブ・ブランク「リーンスタートアップマニュアル」のまとめ本だった。
わかりやすいかもしれない。
帯にある「バリュープロポジション・キャンバス」について期待するとハズレである。
それは英語版でリリース予定の「バリュープロポジション・キャンバス」を買うのが良いだろう。
BMCを普及させたい人には良書だと思える。 -
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ビジネスモデル検討のメソッドであるビジネスモデルジェネレーション(BMG)にて、ビジネスモデルの設計図として描く「ビジネスモデル・キャンバス」についてワークショップ風に説明した本。短時間で読めるし、1つのフレームワークとして頭に入れるのには良本。
キャンバスは既にある程度組み上がったビジネスモデルの弱点を探すのに有効な一方、白紙の状態から新規ビジネスモデルを立案するのにキャンバスを使おうとすると、価値提案や顧客セグメントの絞り方で苦戦すると思う。実際の現場では、既存ソリューションをどのように活かして利益を上げるモデルを作るか、というケースが多く、制約なく顧客セグメントを起点に検討を開始する手 -
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ビジネスモデルキャンバスの解説書。Part 1がスタートアップ編 (新規ビジネスの立ち上げ)、Part 2がリデザイン編 (既存ビジネスの変革)という章立て。
著者のワークショップ(短縮版)を受けたことがあるため、内容については(自分の中で)お墨付きで、もっと詳しく学びたいと思っていたものの、Part 1については、ほぼすでに学んでいた内容の復習。
そしPart 2(リデザイン編)もほぼPart 1とやってることは同じという印象。
※ビジネスモデルキャンバスは有効だと思うけど、CR (顧客との関係性)の項目だけはピンと来ない。なに書くのかイマイチわからないし、何のために書くのかもわからない。 -
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Posted by ブクログ
新規事業は、どこまで深く考えることができるか
も重要ですが、
自分たちで考え、実践していく力をつける
と言うことも同様に重要です。
本日ご紹介する本は、
新規事業の取り組みの中で
実践していくことにフォーカスした1冊。
ポイントは
「打ち手をたくさん持つ」
新規事業は、成功の定石があるのではなく、
やれることを片っ端からやった結果。
成功確率を上げる手段を
たくさん打っていくことで、
実践していく力がついてくる。
そして、自分たちで実践する力を身に着けることを優先したほうが
結果、いい企画を作る力も上がってきます。
「市場検証」
社内で時間をかけて考えるよりも、
市場での検