あらすじ
「売れない」「変われない」「未来が読めない」――
あらゆるビジネス課題を解決するため、
スタンフォード大教授らがとことん「実践」にこだわった戦術集。
「共感マップ」から「フックキャンバス」まで、役立つメソッドを徹底解説!
■なぜ、いまデザインシンキングなのか?
ビジネス環境が目まぐるしく変化し、先が読めない中、
ビジネスモデルの転換、次なるヒット商品の開発、競合に勝つための組織づくりなどに、
今こそデザインシンキングが求められている。
■ほかのデザインシンキング本と何が違う?
理論の解説やエピソードの紹介に終始せず、
「何から始めたらいいかわからない」
「やってみたけれどなかなかうまくいかない」という人でも、
今すぐ実行に移せるようステップごとに戦術を解説する。
■誰のための本?
- ビジネスモデルを使い、事業開発、経営企画、組織変革などを担当する人。
- 商品やサービスを開発して起業したい人。
■著者
マイケル・リューリック
さまざまな企業で戦略的成長担当者やCIO(最高イノベーション責任者)などの役職を務めたほか、多くの大学で客員教授としてデザインシンキングの講義を担当。
パトリック・リンク
Siemens社で8年間勤務した後、2009年からルツェルン応用科学芸術大学工学・建築学部のプロダクトイノベーション学教授。
ラリー・ライファー
スタンフォード大学機械工学デザイン科教授。同大デザイン研究センター(CDR)とハッソ・プラットナー・デザイン研究所(d.school)デザインシンキング研究プログラムで創設時からディレクターを務める。デザインシンキングの分野で最も影響力のあるパイオニアの一人
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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Posted by ブクログ
デザインシンキング・プレイブック デジタル化時代のビジネス課題を今すぐ解決する
著:マイケル・リューリック , パトリック・リンク
訳:今津美樹
本書は、デザインシンキングに関する書籍であるだけでなく、知的好奇心を刺激するエッセイとして、デジタル化に関する課題解決にとどまらず、デザインしキングを応用するための深い洞察を提示している。
構成は以下の3章から成る。
①デザインシンキングを理解する
②組織を変革する
③将来をデザインする
フローだけではなく、マインドセットを整えて、より実践的にデザインシンキングによるイノベーションの創出と継続性・持続可能性を意識した運用と定着をもとに構成されている。
デザインシンキングの中にリーンスタートアップの発想を取り入れたり、多くのフレームワーク等を取り入れることでよりシンプルにかつ、効率よくアイデアの創出をかなえている。
型を学ぶだけではなく、多くの知識・経験が必要となるものの何が必要なのかを知るきっかけや、中長期的な自己研鑽に活用することもできる。
図もふんだんに使われており、楽しむ気持ちで学ぶのにはうってつけの一冊である。
Posted by ブクログ
本の冒頭に推薦文があるのだが「デザインシンキングの意味をこれほどまでに見事に表現した本は見たことがない」(ケース・ドルスト、シドニー工科大学デザイン学教授)がこの本の本質を述べている。
実践者必携の本である。イラストの甘いテーストに騙されてはいけない。内容がガチ。もちろんこのカワイイ絵が要所にはさまれていることで理解度も高い。有益な本である。
「デザインシンキング」を実践しようとすると結構な数の手順・テクニックを適宜使い分けることが要求される。マニュアルとして必携にすべき本である。
本の作りとしても参考になるところがあった。とにかくオススメだ!