高橋和巳のレビュー一覧

  • 親は選べないが人生は選べる

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    精神科医である高橋和巳氏による、「心の成長」の解説書、といえると思います。

    心の成長には、母親(主な養育者)との結びつきが大切であるがゆえに、タイトルの前半が「親は選べない」となっているのだと思いますが、その結びつきがうまくいかなくても、適切なフォローがあれば、心は健全に成長し得るという意味で、タイトルの後半は「人生は選べる」となっているのだと思います。

    とても丁寧で優しさにあふれた本ですし(誤植はちょいちょいありますが(苦笑))、人とつながるための3つの心の考え方や、「葛藤」との向き合い方などは、心が健全に成長している人であっても、心を理解する分解能を上げるために役立つものだと思います。

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    2023年02月19日
  • 消えたい ──虐待された人の生き方から知る心の幸せ

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    虐待を受けた子供の、心理的内面を解説してくれる本。
    記憶とか、今ここにいる感覚とか、自分が生きてていい、他の人と同じ、と感じる感覚がなくなってしまうらしい。

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    2021年07月02日
  • わが解体

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    夜を徹して友人と議論した。東大安田講堂事件が昨日のようです。ものを考える事の大切さを教えてくれた一冊です。

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    2021年05月18日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    自分自身に聴く技術を実践したいと思えた。
    本を通して、自分の感情を聴けていないなと感じた。
    なぜ、自分自身が悩んでいるのか自分自身でも理解できていないと感じた。
    その悩みが、どの分類に当てはまるのか(主に自責感と抑うつと思われる)を認識する事で、葛藤と対峙出来るのかなと感じた。
    もっと、自分の事を好きになりたいと思っていたが大体の人は自分の決めたルールを守れない自分が嫌いというのを知れて、自分に対してもっと気楽でも良いのかなと思えた。
    自分に対して賛成してあげることが必要なんだと感じた。
    まずは、聴く自分を内に作ってみようと思う。

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    2021年03月28日
  • 消えたい ──虐待された人の生き方から知る心の幸せ

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    精神科の先生に、両親からの虐待を指摘されて購入しました。
    虐待児を異邦人と呼ぶのは、面白いと感じました。私も自分が人間のなりそこないだと酷く苦しんだ時期もあり、今でも世界に疎外感を覚える事は多々あります。

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    2021年02月27日
  • 消えたい ──虐待された人の生き方から知る心の幸せ

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    被虐待児のカウセリング事例集。
    自分は被虐待児ではないが、子供や他人への言葉のかけ方を学びたい。自分の言動が、かくも子供・他人の人生を大きく毀損させてしまう可能性があるということを。

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    2020年08月31日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    ◎聴いてもらうと楽になるのは自分を支えてもらうから
    ◎ただ黙って聞く聞いてもらうと安心する。
     助言しない、口を挟まない、質問しない。
    ◎応援してではなく賛成して聴く。
     人生の悩み四種
     1. 人が怖い 不安緊張を感じる
     2.自分を責めてしまう 自責と抑鬱
     3.人とうまく付き合えない 対人関係ギクシャク
     4.死ぬのが怖い
    ◎感情を聴く 
     感情の階層 不安-抑圧-怒り−恐怖-悲しみ−喜び
    ◎葛藤を聴く
     葛藤を話尽くすとトリックスターが現れる
    ◎自分のこころを聴く
     自分を聴いて自己理解すると、自己受容されて悩みが      消える。

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    2020年05月27日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    基本心理士や精神科医がカウンセリングで用いる手法として、聴く技術について書かれている。
    内容が濃いため、すぐに頭に入れたり活用したりは難しいかなと感じたが、大事だな、やってみたいなと思える内容ばかりで、付箋だらけになってしまった。
    時間をかけて再読したい。

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    2020年05月24日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    ・自分もよく口を挟んだり、否定的なことを言ったりするこことが多いので、気をつけなければならない。

    ・自分が話す、口を挟むことで、相手が自分を出し切れないってことがあるのかもしれない。まずは傾聴して、黙って聴く、相手の真の悩みを捉えるのが重要。

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    2020年03月01日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    <目次>
    第1章  聴いてもらうと楽になるのはなぜか~人が話すのは、自分を支えてもらいたいから
    第2章  黙って聴く~終わるまでただ黙って聴いてもらうと、安心が広がる
    第3章  賛成して聴く~悩みの本質を知れば、心から賛成して聴ける
    第4章  感情を聴く~深いレベルに流れる感情を聴くと、心がつながる
    第5章  葛藤を聴く~人の悩みの源はすべて、心の葛藤
    第6章  自分の心を聴く~自分を聴いて→自己理解すると、自己受容されて→悩みが消える

    <内容>
    カウンセリングの本。私も少しかじったが、最初の黙って聴くが難しい。講師の方には「あなたは”先生の鎧”を着ている」と指摘された。これはいまだに脱げな

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    2019年12月23日
  • 「母と子」という病

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     これまで著者が論じてきた母親に起因する子供の心理発達の話の総覧的な内容。
    ざっくり言うと、母親には普通の親(Aタイプ)、未熟な親(Sタイプ)、障害を持った親(Dタイプ)の3パターンがあって、それが子の心の有り様を規定するというもの。
     この本が出た当時、とうとうSub-Adultの概念を成書にしたのか、と思った記憶がある。
     AタイプとDタイプに関しては個別の成書があるので、これを読んでAタイプに興味を持たれた方は『子は親を救うために「心の病」になる』を、Dタイプに興味を持たれた方は『消えたい』を読むことをオススメする。

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    2017年10月15日
  • 消えたい ──虐待された人の生き方から知る心の幸せ

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    三崎さんのエピソードを読んで
    私自身も「やらねばならない」の義務感や焦燥感だけでここ数年を生きてきた気がした。その間に「やりたい」事は一切なくなってしまったことに気づいた。

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    2017年03月08日
  • 憂鬱なる党派上

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    ネタバレ

    語り口はとても好きなので他のを慎重に選んで読みたいな、と思った。ものすごくきもちわるい?どうしようもない悲しさのような?所と言葉がすごいきれいだな、と思う所があって、難しくしようと思えばいくらでも難しくできるし、簡単にしたらしたで空しいような…これは落ち込んでる時に読めない本だと思った。下巻が手に入らないまま読んだけれどこれはこれでいいのかもしれない。青戸さんが気になるなー…。

    「~愛されない嬰児がよく道ばたに寝ころがって足をばたつかせてわめいてるだろう、自分を忘れないでくれってね。醜態だ、それは。そういう場合に心理学者は、泣きわめくのが阿呆くさくなるまで放っておくことにしている。」

    「~

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    2015年04月27日
  • 悲の器

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    70年代間違いなく学生達に大きな影響を与えた作家の一人でしょう。夭折した為忘れ去られつつあることが残念です。そんな作家を引っ張り出すことも当本棚の使命・・・なんちゃって。

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    2009年10月04日
  • 子は親を救うために「心の病」になる

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     私が入手したのは二〇二三年の第二十四刷というもので、ロングセラー本だとわかる。初版のころから書名が気になってはいた。偶然のきっかけもあってやっと読んだ。
     今の私には合うようで合わない本だった。「ふつう」ってなに、とつっかかりたくなってしまう。でも、「話を聞くことが治療になることがある」という著者の実感には、実践した人ならではの重みを感じた。

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    2026年06月23日
  • 大人の愛着障害 ――人生を縛る心の傷

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    わかりやすく愛着障害について教えてくれる。なるほどと思うところもあったが、本当にそうなのかと疑問に思うところもあった。根拠が乏しく、挙げる事例が少ないうえにふわっとしているので、イメージはしづらかった。愛着障害の克服方法について知りたかったが、あまり詳しくは書かれていないのが残念だった。

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    2026年04月11日
  • 親は選べないが人生は選べる

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    親は選べない
    →心の動き方は親で決まる(必然性)

    人生は選べる
    →親から受けた影響、自分自身について知ることで心の動き方は変えられる

    心理学的にこのテーマを考えたことはなかったので、新鮮だった

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    2026年04月07日
  • 子は親を救うために「心の病」になる

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    逆説的タイトルに興味を覚えて購入。これまでに感じることのなかった視点に好奇心を覚えた。親が子に期待するのは自分が求めて得られなかった生き方である、との言葉はそのとおりだと思ったし、自身への戒めのようにも感じられた。
    他にも問題は解決できる場合にだけ発生する、という言葉は理解し難いが、自身の境遇を映す面もあったように思える。そもそも最初から解決できない問題は問題にすらならない、という意見だ。何かに満足できないと感じるのは満足の状態を明らかに知っているか、まだ知らないがどこかで感じ、予測しているときだけあである。
    子どもへの理解を促進したくて読んだつもりだったが、自身の問題を突きつけられるように感

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    2026年03月29日
  • 大人の愛着障害 ――人生を縛る心の傷

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    フィクション上の精神異常を持ったキャラクターについて理解を深めたいなら愛着障害については知っておくといいかもしれない。私ははじめからその目的のために本書を手に取った。
    または自分の考え方の癖が理由で生きづらさを感じている大人の方にとっても、本書の内容は自分を見つめ直す手がかりになるかもしれない。
    私のような入門者を対象とした本で、症例が会話文形式で記載されているので、理解がしやすいと思う。

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    2026年02月01日
  • 大人の愛着障害 ――人生を縛る心の傷

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    愛着障害、と言われたら難しく感じるけれど、
    食欲が満たされなかったらどうするか、
    睡眠欲が満たされなかったらどうするか、
    そういう風に母親からの愛情が満たされなかったらどうするか、どうやって補うか、と考えてみるのは新たな視点。

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    2025年12月01日