高橋和巳のレビュー一覧

  • 精神科医が教える聴く技術

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    カウンセリングの際に黙って聴く手法、さらに相手の感情の移り変わりや葛藤の経過を分かりやすく教えてくれる本。読んでいるだけで著者の優しさも伝わり、身を委ねたくなるような暖かさまで感じる。この本を通して高橋克巳さんの本をもっと読みたくなりました。

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    2022年04月12日
  • 子は親を救うために「心の病」になる

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    子の苦しみは親から受け継いだ苦しみである。だから、親の苦しみでもある。

    この言葉は目から鱗だった。
    なんとなく、母親と娘の複雑で歪な関係性は、業のような、輪廻していく連続性があると肌感覚で感じていた。そしてそれは生育環境による価値観に由来するものだと思っていた。けれども、この本を読んで、育児の過程に抱えられた親自身の人間としての矛盾が子供に影響していたということがわかり、納得した。とても良い本だと思う。

    ただ、親子の複雑性は主に問題を抱えた母親と子供の関係の中で形成されているように書かれているが、母親の状態をつくった“父親”にもメンションするべきだという視点の必要性は投げかけておきたい。

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    2021年08月14日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    人の話を聴く時に全く口を挟んじゃだめ!っていう新鮮な教え。でも納得できた。人の悩みは理想と感情とのギャプによってもたらされまず自分を責める。次に理想や規範のほうがおかしいと不満や怒りをもつ、次にその葛藤を自分を再度組織化することで解決する。

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    2021年07月09日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    まとまりが良くて読みやすい。
    心は深めるととても論理的なんだな。
    子どもにも。「今日、学校どうだった」とだけ聞いて、後は黙って待っている。10分20分でいいから、口を挟まず黙って話を聴く。

    瞑想とかコーチングの本でも見たような内容もあったけどより分かりやすかった。

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    2021年03月13日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    この本に出会えてよかった。
    読む前と読んだ後で、確実に見える世界が変わる。

    これまで河合隼雄先生の本を読んでもわからなかったカウンセリングの核心部分が、ロジカルに解明されているのが、本書の大きな魅力です。
    これまでコーチングやファシリテーション、コミュニケーションや心理学の本は数多く読んできたつもりですが、そのどれとも違う極意が書かれています。

    「聴く技術」を4つのステップに分けて考え、「感情の流れ6段階」とこれに併走する「葛藤の3段階」が解説されている点が素晴らしい。
    仕事で人の話を聞く機会が多いのですが、感情の流れを知ることにより、もっとゆとりを持った傾聴ができるような気がします。

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    2020年07月28日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    人の心に近付くほどに深く「聴く」技術やその考えを書いている本書。
    ポイントは

    1.黙って聴く
    2.賛成して聴く
      ・賛成できないときは悩みを4つに分ける(『人が怖い』『自分を責める』『人とうまく付き合えない』『死ぬのが怖い』)
      ・応援ではなく賛成
    3. 感情を聴く
      ・感情の階層(不安ー抑うつー怒りー恐怖ー悲しみー喜び)のどの段階かみる
    4.葛藤を聴く
      ・葛藤とは「そうすべき」と「こうしたい」の対立

    しかし本書に出てくる例は中々に壮絶で、容易にできるとは思えない。

    いいなと思った覚書

    ・イヤイヤ期は生まれて初めての自己主張。拒絶も選択できるとわかったうえでの、主体的な選択が

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    2020年06月28日
  • 「母と子」という病

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    涙が止まらなかった。封印して我慢していた患者の気持ちが溢れ出す場面が描かれている。
    自分の満たされなかった気持ちを認識すること。そこからはじまる。
    母親のタイプ別でカウンセリングの手法もかわる。 軽度発達障害の母に育てられた子が子を産み愛着を取り戻すケース。愛着を再構築できることに人間の強さを感じた。

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    2020年05月24日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    「頷くことさえ禁止」。カウンセラー養成の技法には驚くことばかり。そしてそれらを通して、我々の心的世界を知ることも出来る、非常に読み応えのある一冊。

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    2020年03月09日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    ①人は自分を語ることによって、新しい言葉や文脈を見つけ、生き方を変えていく。

    ②話し手を楽にする聴き方を傾聴と呼び、賛成して聴く、黙って聴く、世界を代表して聴くという三つが大事。

    ③賛成して聴くとは、賛成と反対の二つの気持ちを同時に持って傾聴すること。

    ④聴く技術には4つのステップがあり、黙って聴く→賛成して聴く→感情を聴く→葛藤を聴くの4ステップ


    ⑤人が悩む時には必ず、こうしたい、こうすべきだけれど、そうできないので悩み苦しむという構造になっている。

    ⑥人の悩み四つに分類される。人が恐い、自分を責める、人とうまく付き合えない、死ぬのが恐い。

    ⑦感情の6個の階層。不安と頑張り、抑

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    2020年01月03日
  • 消えたい ──虐待された人の生き方から知る心の幸せ

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    すごく納得できる話だった。でも、この人のやっているカウンセリングを受けるのはかなり困難と知って、残念になった。

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    2019年05月02日
  • 我が心は石にあらず

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    『自分の腐った臓腑をつかみだして投げつけるように、一切の矛盾を極限化し、人に目をそむけさせながら、人の志とはいかなるものか、精神とは何かをあかるみに出して破滅させてみせよう。

    すべての思想は極限までにおしすすめれば必ず、その思想を実践する人間に破滅をもたらす。革命を説きながら破滅しないですんでいる、すべての人間はハッタリだ。現代は組織の時代だとはいえ、一個の人間の阿修羅の憤激が、どれだけのことを為しうるか、組織ボケしている人間たちに示さねばならぬ。

    平和に馴れ、無一物でありながら、あたかも巨万の富を抱き得ているかのように錯覚し、何かを守らねばならないかのように錯覚している人間たちの精神を根

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    2018年09月30日
  • 「母と子」という病

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    2歳までに母親に、「安心」と「甘え方」を教えてもらったかどうか、で子供の人生の生き方が決まってしまう。

    最初から最後まで、訳のわからない涙が溢れ出てきて止まらなかった。
    いつまでも解けない母と子の問題が、母親のタイプ別に事例を交えて、とても分かりやすく1冊にまとめられていると思う。

    「愛着障害」=「母子間に愛着関係が成立しなかったこと」

    母親の3つのタイプ

    ●Aタイプ(正常成人の母親)
    <愛着障害なし 愛着関係を作る能力◎>

    母親は親としての責任を持ち、この気持ちを理解し、共感的に応答し、十分に甘えさせることができる。

    子どもは、失敗しても安心して積極的に公園で遊び回る。 

    (例

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    2018年05月02日
  • 「母と子」という病

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    ボウルビィの愛着理論がこの本ベースになっている。幼少期に特定の養育者、多くは母親だが、その人物と親密な関係を維持し、感情を共有し、基本的な欲求を満たしてもらうことで、「この世は生きるに値する」という世界への感覚を獲得する。それが愛着理論である。

    著者のオリジナルな点は、愛着関係において子どもだけでなく母親の要素にも注目した点である。考えてみれば当たり前だが、世の中には他人の気持ちを察することが苦手な人、他者を無自覚に操作してしまう人などもいる。当然そういった人も母親になることがあるだろう。

    その場合に、子どもは幼少期に獲得すべき愛着を得られなかったり、あるいは親に反発することで社会に出てい

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    2017年12月05日
  • 「母と子」という病

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    カウンセリングへ行ったら置いてあったので買ってきた。

    たまに、子どもを虐待させて死なせる事件があると、その母親はきっと知能障害かなんかがあるんだろうな、私も何かが違っていたら、この子みたいに夕方のニュースになってたのかな、と思う。
    普通の人は許せない、だとか胸が痛む、だとか言うみたい。そしてそういったケースが見逃されたのが残念だとかなんとか言って忘れ去る。
    219ページに、「子どもを虐待させて死なせてしまう母親は、子との間に愛着関係を持っていないDタイプ(人間理解に障害のあるタイプ)の母親」とあって、やっぱりそうだったんだなと思った。
    私が今日まで生き延びたのは、比較的経済的に恵まれている家

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    2021年01月12日
  • 悲の器

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     全体に流れる性階級制度、及び、そしてそれをしごく妥当として読むだろうある種の人々の想像が、僕にして頁をなかなか正視に耐えなくさせた。けれど物語としてめちゃくちゃおもしろかった。星五つ。1.4-11.

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    2009年10月07日
  • 大人の愛着障害 ――人生を縛る心の傷

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    人間関係の構築パターンは、決して偶然に確立されたものではない。幼少期の環境、特に「最初の他者」である母親との関係性が、その後の人生における対人関係の作り方のベースになるということを学んだ。
    特定のコミュニティで感じる生きづらさや距離感の取り方は、過去の愛着形成が色濃く反映されている。
    自分の人間関係の「クセ」を、生育歴という視点から客観的に見つめ直す重要性を痛感した。

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    2026年03月15日
  • 精神科医が教える聴く技術

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    カウンセリングするとき、カウンセラーになるときの
    技術が述べられている。

    私自身、会社でリーダーをしていると、部下の気持ちを理解すると際、聴く技術がいかに必要か感じる。

    私が本書で気づいたことは、
    相手が自分で自分の気持ち・感情の言葉を見つける。
    聴くとはその手助けすること。
    相手の感情にはいくつかのステップがある。

    黙って聴くこと、賛成して聴くことは、とても難しい。
    だから、上記のことを念頭におくと、ぶれずに聴くことができるかもしれないと思った。

    こういう意識で日々生活すると、周りの人間・リーダー・上司が聴くことを疎かにして、相手の気持ちを「さばいている」のを感じることがある。
    ゲン

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    2026年03月02日
  • 大人の愛着障害 ――人生を縛る心の傷

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    愛着障害をステップに分けて対処法を説明している。大人対策なので大学生は大人の入口なので該当しない部分もあるかもしれない。自己肯定感の多少がうつ病との関連性があることが説明されているので、少し自己肯定感を上げることでうつ病の可能性が減らせたらそれはそれでいいことかもしれない。

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    2026年02月13日
  • 親は選べないが人生は選べる

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    2026/02/12

    タイトルと内容に少し相違を感じた。
    でも良書なことに変わりはない。

    人はこうする「べき」という考えと、それを実行できなかったときの弱い自分を責める葛藤で苦しむ。

    そしてその気持ちを人と共感して、自分を知ることでその苦しみが小さくなる。

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    2026年02月12日
  • 子は親を救うために「心の病」になる

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    理論的な文章というより、経験者の体験談がメインで読みやすい。年齢や性別でどんな影響や問題があるかをまとめたり調べたい方に向いてる。

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    2026年02月05日