彩景でりこのレビュー一覧

  • 蟷螂の檻(4)【特典付】

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    ネタバレ

    正直、3巻でもう無理だ...私にはこの世界に萌えることは出来ない...と思ったのですが、続きが気になって読んでしまいました。

    3巻であまりに酷い展開になり、こんなサイコパスな攻めを好きにはなれない!と思ったのですが、4巻でもサイコパス攻めの酷い仕打ちは続きます...。
    受けも「こんなやつにはもう二度と抱かれたくない」と思って抵抗するのですが、心に反して体は男を求めてしまうし、痛いことも辛いことも嫌だと言いながらも、体は期待して反応してしまうんですよね。

    受けが本気で嫌がっていたら読んでいて嫌な気持ちになると思うのですが、最終的には嫌がっていないので、萌えはしなくとも「本人たちがいいならいい

    3
    2019年06月26日
  • 蟷螂の檻(4)【特典付】

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    ネタバレ

    3巻凄かった記憶しかないけど、4巻目もものすごいエロ展開で目が釘付け…!ますます典彦の執着ヤンデレ具合が悪化していて、無茶をされまくられる育郎の身体を案じるばかりでした…

    さすがに本多への性接待させられて自尊心を傷つけられて、典彦への憎しみを禁じ得ない育郎です。快楽よりも辛うじて冷静な判断力が勝っていた育郎。それに反して典彦はどんどんエスカレートしていてまるでもっと自分を嫌悪してくださいと願っているかのようです。
    てか、他の男に抱かれる育郎を視姦して興奮する性癖とか⁉挙句の果てに、ひそかに蘭蔵とのピュアラブを切望していた健一に、あんなことさせるとは…!ちょっと!典彦鬼畜すぎる~!!…まあ、め

    1
    2019年06月25日
  • 恋愛スイッチ

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    社内で人気、実力No.1新人と閑職の偏屈オヤジの話。
    恋愛体質のロールキャベツ学生と恋活したい空虚な陰キャの話。
    熱烈詩人ストーカーエリートとオネエ言葉が可愛いオトメン中年の話。

    カラー口絵のポエムとタイトルが秀逸な連作短編。
    偏屈オヤジとオトメン部長の過去を昇華していまに向き合ってるかんじがオッサンっぽくてとても良き。

    0
    2018年09月10日
  • 蟷螂の檻(3)

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    ネタバレ

    今回の表紙、タイトル剥がしたくなりますww
    ますますエロが追加増量中。背徳感MAXですよ。ストーリーとかテーマとかそんな小難しい事後回しでこの時代錯誤的萌えに溺れ切るのが一番、な感じです…

    複雑に絡み合う下剋上ラブにドキドキさせられました。
    典彦と育郎の主従逆転っぷりがツボですよ~
    典彦の積年のドロドロ執着ラブにどんどん磨きがかかってきてて、どこまでいくの??と目が離せない状況です。育郎を徐々に絡めとり、育郎の父母へのトラウマを利用して自分だけのものへと強力に束縛していくスゴ技!!
    特にタダモノではないのが、育郎が落ちる一歩手前で引いたり、家のためと言って嫁をあてがったり、さじ加減が絶妙なと

    0
    2017年10月30日
  • 蟷螂の檻(3)

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    メス化が止まらない育朗坊ちゃん…!
    唯一の理解のフリして坊ちゃんを壊すためにゲスい事を平気でやる典彦がサイコパス過ぎてやばい…政治家の親父に抱かせるとか酷すぎだろ
    蘭蔵は相変わらずいくろー的で感じだったけど、従者の人もつられて病んできたから唯一の良心は嫁のさち子さんだけ!ほんと良い子だし、普通の政略結婚だったら上手くいってただろうなと思った。
    ラスト、大学の同級生の飯田が絡んできそうでさらに面倒くさくなりそう!

    0
    2017年10月29日
  • 蟷螂の檻(2)

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    大学の同級生(悪友?)との事といい、確実にメスな素質あり(典彦仕込み)だったのか坊ちゃん…そんな中で結婚したのはいいけど関係を持てず。嫁のさち子さん気立ても良いし、芯も強くて典彦とやり合えるぐらいメンタル強いけど育朗の母親みたいに壊されないか不安。
    典彦は育朗に子供を作らせたくないのか、蘭蔵(遺産相続人だけど)と関係を進めるし鬼畜か。
    そしてラストついに典彦に陥落してしまったので、ほんと彼の計画通りで嫁のさち子と頭をかかえるしかない。

    0
    2017年10月29日
  • 蟷螂の檻(1)

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    次期当主として厳しく育てられた育朗だけど、父の関心は異母兄である蘭蔵ばかりで産みの母親は精神を病んでしまいその後死んでしまう、そんな中で自分を唯一見てくれた使用人典彦に依存してしまうのは仕方ないのではないかと思うけどじっとり坊ちゃんを自分の物にして壊す気満々で(坊ちゃんも蘭蔵化しようとしてる…?)恐い。遺産相続人である蘭蔵は座敷牢で育てられたからか、心が子供のままだけど育朗の事は大好きなのかな?
    あと育朗は兄が無力だと知ってても、どこか恐れてるよね…

    0
    2017年10月29日
  • 風俗狂いですが年下男子に告られました

    購入済み

    泣いた

    BL初心者だけど、BLで初めて泣いた。好きな人に尽くしてるロボ君がかわいい。でも、受け入れてもらえないロボ君に泣いた。

    0
    2017年05月21日
  • 蟷螂の檻(2)

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    june最高。時代物、白痴、妾腹の兄、主従、横溝正史の小説に出てきそうな旧家と萌えの宝庫。使用人の育朗を蛇のように愛でる様が異様で仄暗くて、その先に何があるのか怖いけど覗かずにはいられない。でりこさんはやっぱりこういう一癖も二癖もある関係性(一対一ではなく複数が微妙に絡み合う関係)が上手いし本当に好きです。

    0
    2017年01月05日
  • 蟷螂の檻(2)

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    ネタバレ

    登場人物が増えて、どんどん話に奥行きと幅が出てきて読み応えありました。
    過去に遡り、當間家の闇の真相もさらに掘り下げられて描かれていました。
    やっぱり育郎が母親に食われた場面はインパクト大でしたからね…ホラーですよ!あれがトラウマにならないわけがないです。
    母親が父親と蘭蔵に対して抱いていた憎悪が、育郎にも不幸な影響を与えてしまったんですね。怖いし辛い…

    大学生時代の育郎の姿も見ることができました。めちゃイケメンともうちょっとで…!みたいなw完全にあれは典彦不足のせいだよね。イケメン不憫。
    あと、衝撃は家のためのさち子との結婚でした。さち子も不憫。気丈な女性ですが、今後心が折れることがないと

    0
    2016年11月28日
  • 蟷螂の檻(2)

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    ネタバレ

    隙のない育郎の綻びを見つけた学友の飯田。當間家に嫁いできたさち子。育郎の腹違いの兄蘭蔵の世話をする西浦。登場人物が増えてきたけど
    育郎がすがれるものは典彦……
    しかしさち子は育郎の母とは違って強い女性なのかも…?ちょっと期待。とにかく育郎が、幼い時から心休まる時がないので何とかしてあげて…典彦との一時の快楽は本当の意味での幸せなのかどうか……
    まぁ結局一番悪いのは亡くなったお父さんです今のところ。
    あと典彦の目的が本当に言ってる通りなら育郎のためにはならないのに、それでも押し通すのは他者の不幸の上に自分の幸せが成り立つ……?でも育郎にとっては必ずしも不幸ではないのか、そうか。

    0
    2016年11月25日
  • 蟷螂の檻(1)

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    ネタバレ

    昭和の初期?地方名家、當間家の閉ざされた色々。父は腹違いの兄に傾倒して自分を顧みず、母は精神を病み亡くなり、それでも気丈に生きる育郎が痛々しい。すがるものは使用人の典彦だけ……それも仕組んだのほ典彦……?重いけどこういうの好きです。

    1
    2016年11月25日
  • 風俗狂いですが年下男子に告られました

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    めちゃくちゃエロい。カップリング完全に油断してたけど、そうか、そっちのが悦い‥‥となりました!
    間のお話はよくわからなかったけど、最後に収録されていたものは攻めがあまり好みではなかったけど、受けが耽美な感じで◎

    0
    2016年10月22日
  • チョコストロベリー バニラ

    購入済み

    歪だけど素敵な三角関係

    拾 愛されすぎ。拾になりたい!

    0
    2016年03月18日
  • チョコストロベリー バニラ

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    14/Mar/2016 本棚追加

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    なんでもシェアしたがる拾くんと、それに付き合わされるミネくんと、拾くんの幼馴染のタケくんのお話。
    結構好きなお話かもしれない。

    END.
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    0
    2016年03月13日
  • 犬も喰わない

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    ネタバレ

    寝とる男と、寝とられる男と、寝とられるために寝る男の三角関係。

    「あの人の唇は僕に触れましたよ」

    彩景さんの描く多角関係、大好きです。
    この三人のことを説明するのはとても難しいけれど、複数の人間が複雑に絡み合う歪んでいるけどどこかピュアな関係に萌える人はぜひ読んでほしい。絶対に損はないです。

    同時収録も三角関係もの。
    こちらもとても良かった。

    どちらの話もそれぞれの気持ちともつれた関係性がたまらないです。

    0
    2016年01月22日
  • 犬も喰わない

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    ネタバレ

    素晴らしかった…いつものでりこ先生よりはエロ少なめだったけど
    歪んだ恋愛でも当人同士幸せなら私も幸せ。十年単位で経過を追う作品は大好き。
    静かで熱い作品です。

    0
    2016年01月11日
  • 犬も喰わない

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    彩景先生の作品は本当に一言一句見逃せない!!至極の大人の三角関係。これはすぱっとハッピーエンド!というわけではないがこの歪んだ感じがとてつもなくあとを引く。単純明快ではなく複雑な心理ゲームでも見ているようなやりとりがとても惹きつけれらます。間に別カプの話を盛り込んでくるあたりも素晴らしい。
    メイン三人とも何処か屈折していてそれをよしとしているところもあるので苦手な人は苦手かもしれないが個人的にはとても深くて楽しめました。

    0
    2016年01月08日
  • チョコストロベリー バニラ

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    ネタバレ

    嫌いと好きの境目がドロドロに溶けていく。離れるのが難しいほどに。なんだかんだ言っても、ずっと一緒にいそう…。

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    2015年11月07日
  • 犬も喰わない

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    上質な大人の精神的な三角関係。チョベリバが肉体を介在させた関係だとしたら、こちらはもう肉体を超越した何かがこの関係を支配し作用している感じ。歪んでいるのにとっても成熟している。もう一作も凄く好き。年月の重みとか深さとか、最終章の「骨」ってタイトルでもうノックアウト。骨まで看取ったら愛を全うした事になるのかな。歳月があればあるほど複雑だけど愛は限りなく深い。

    2
    2015年11月05日