夢花李のレビュー一覧
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きっとアイザックのことがなくても、奏は頷かなかったと思うんだけど…内海くんは大切にしたほうがいいよ、奏?とは思いつつ、理由を正直に言っちゃうのは得策じゃないな。余計に怒らせると思うわ。そりゃあ「おまえを巻き込みたくないからだ」なんて台詞は今更だから吐いたところでどうにもならないとは思うけど。あ、でも理由の一番にアイザックがきちゃうのはあれか、まだ15歳の弱さとか、なのか?ってか、己の考え方つーか感想が古っぽくて嫌だな。読んでるときは若いつもりでいるんだけど。
ところで、己の萌えポイントかもしれない「見目麗しいが性格に難のあるおっさん」の条件にこの、本人かどうかわからないが、アドルフにいさんがビ -
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アイザックさんが語る昔話。だけどそんなに昔じゃない。ベルリンの壁が崩れたあの頃、歴史の教科書の内容が食い違っていくことになんともいえない感慨を味わったりしたものだ。歴史の遺物なんかじゃない、崩れるその瞬間まで苦しめられていたひとたちがいるんだってこと、平和ボケした日本でそれをのほほんとテレビで観ていた自分と同じくらいのこどもたちがそこにも確かに存在したこと、いまさらだけど思い知らされる。
枯渇する「神の骸」。温暖化だ原油価格の高騰だ環境破壊だなんだと、現実社会と同じような問題抱えて。第2第3のアドルフが存在しなくていいような世界をつくっていかなくちゃいけないんだって、気づいた時には遅いんだって -
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たとえば。己の心臓を『それ、俺んだから返してくんない?』ってこられたとして、『はい、どーぞ。』なんて、できるはずがないんだが、カナデがやっと手に入れた元気な心臓を『壊してやる!』と殺されかけているわりには、暗く落ち込みヘコみまくっているわけでもないのは、得体の知れないアイザックさんをそれでも信じてるから、なんだろうな。あたしも信じたいぞアイザック!でも、つらいわなぁ・・・それ持って帰んなきゃにいさんが死んじゃうんだもん・・・。
非道な風でもカナデに揺さぶられてうっかり助けちゃったりしちゃってるケヴァンがきっとなんとかしてくれる!がんばれ。
20080604〜20080609 -
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奏!そこで調伏!・・・むり?とりあえず「バイ」っていってみなっ!
めくるめくファンタジー?よみがえる桑原節?不死身な感じの主人公。心臓疾患なんのその!萌えパワー炸裂!いいの、楽しいからっ!
日本郷土史サスペンスぅ?ガイジンさんがたっぷり登場。やばい、本気でカタカナがやばい。人名かアイテム名かなんやもう、わけがわかりません。敵か味方か。悪魔か否か?まだまだがっつり謎だらけですが、疲れた頃に一服できるエピソードをちょいちょい挟んでくれてありがとう。
なんというか・・・みんなに幸せな結末が来るといいな。だって、本当の敵ってのがいなさそう・・・?
20080525〜20080602 -
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Posted by ブクログ
最近、小説を読んでいなくて分厚い本を読むのも難しいからとウォーミングアップ的に借りた本。作者も知っているし、少女小説だし、薄いし、と思ったのが間違い。
まだお父さんたちが生きていて、清盛も健在な頃の若い頼朝の話。
この間、「鎌倉殿の十三人」という大河を見たところだったので、頼朝については少しは知っていたが、それはこの後の話。
梶原景時が出てきたのは何となく嬉しかったな。
この話はどこへ進むんだろう?どこから面白くなるんだろう?と思っている間に終わってしまった…
面白みが分からなかった…
そういえば、「ハイスクールオーラバスター」にしろ、少年たちの心の機微といったものを理解するのは苦手だ -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々に読み直したら、半分くらいなんの話か分からなくなっていたけど。
とりあえず奏に入れられた心臓をいりいろな人がいろいろな立場で狙っている話(雑理解)
第一幕ともいえるアドルフの裏切りをなんとか逃げ切ったが、新手の追ってから逃げるために、ケヴァンと共に北海道へと向かう。
そこで新手の敵に出会ったり、仲間に出会ったり、謎のアドルフが謎の言葉を残してきたり……
ますます、謎が謎を呼ぶ状況になっていますが。
とあえず、奏には新たな使命が与えられて、それが叶えばすべてが丸く収まるかもしれない! という希望を得て、次の段階に進んでいく。
今回は、アドルフがたたひたすらにヘタレだった… -
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