あらすじ
男に囲われている没落貴族にどんな期待もしない――あるパーティーで久我伯爵家の御曹司・馨はかつて秘かに惹かれていた守脇侯爵家の威彦と再会する。家柄、人望、財力、容姿、すべてを持つ威彦は傲慢な男だった。経済的に苦しい久我家は稲美財閥から融資を受けているのだ。そして、稲美家の恭弘と威彦は昔からのライバルだった。恭弘に守られるように立つ馨に威彦は冷たい視線を向けた。威彦の挑発にのった馨は威彦が仕掛けた巧妙な罠におち……!? 超ゴージャスロマンス決定版!
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懐かしいな
初めて読んだ遠野先生の作品です。紙媒体で購入し、私はこれ結構好きでした。他の方のレビューを見ると、ひょっとして後書きまで入ってないのかな? 後書きには「日本人名だけど、舞台が日本とは何処にも書いていない」的な事が書かれていたので、ファンタジーの感覚で読むのが良いかと思います。「日本人の名前だから、舞台は昔の日本なのだ」という先入観を捨てましょう。まずはそこからです(笑)。
Posted by ブクログ
伯爵家御曹司・馨×侯爵家御曹司・威彦のカップリングです。
本当は両思いなのに、片方はそれを言わないし、
もう片方はなかなか自分の気持ちに気づかないしという
じれったい状況です。
ちょっとした周りの状況から、攻め様のとった行動で
もっと仲がこじれていくという
なんだかなぁ~とも思える展開でした。
作者様の作品の中では、貴族シリーズとされているそうです(^^)