飯野和好のレビュー一覧

  • 小さなスズナ姫4 くらやみ谷の魔物

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    カニロクを逃してしまったところにスズナ姫らしさが出ていました。普通なら魔物を討伐してめでたしめでたしとなるのに、魔物がいるから山は面白くてすてきなんだという考え方に驚かされました。

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    2025年10月12日
  • 小さなスズナ姫3 大雲払いの夜

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    師走は人間だけでなく、山神様も大忙しなのだと知ることができました。雪雲をはらうと雪になって降り積もるという発想がとても特徴的で面白かったです。スズナ姫にとって、くる年が良い一年になりますように。

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    2025年10月09日
  • 小さなスズナ姫2 スズナ沼の大ナマズ

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    大巌尊にはできない、偉大でもりっぱでもないから、なんだって自分の思いどおりにやれるんだ、という大フクロウの言葉が心に刺さりました。スズナ山に水が戻ってよかったです。

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    2025年10月06日
  • 小さなスズナ姫1 小さな山神スズナ姫

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    目標に向かって挑戦する時の、上手くできるかなという緊張感を思い出しながら読んでいました。スズナ姫にとっては初めてのことばかりだったけれど、冷静に自分の力を発揮することができていてすごいなぁと感心してしまいました。スズナ山に住む生き物たちにとって、良い山神様になれると思います。

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    2025年10月05日
  • 小さなスズナ姫1 小さな山神スズナ姫

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    3年生に、図書の時間を6回分使って、まるごと読み聞かせして楽しんだ本。学校や通学路で3年生に会うと、「スズナ姫」のことを話題に出してくる子が多くて、手応えを感じられた。

    「先生、明日はスズナ姫の続きを読むんですよね? やったあ!」と声をかけてくる子。「今はモッコウギツネと会ったところまで読んで、これから木の葉染めだよね。スズナ山がどんな色に染まると思う? 秋だから黄色とか赤とかかな? 楽しみ!」と友達と話している子。本を読んでいないときにも、こんなふうに物語を楽しみにしてくれることに感動した。

    小さな子ども扱いされて反発するスズナ姫に、子どもたちは自分とのつながりを感じるんだろうな。子ども

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    2024年11月15日
  • 氷石

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    過去の恨み辛みを力にして生き抜く千広と、現在をめいっぱい感じきる宿奈。
    心地よい時も、命が消えそうなときも、宿命にあらがわず身を委ねる宿奈がとても印象的でした。
    そんな宿奈に出会って、千広も世界の見方が変わってきます。
    とっても素敵なお話でした。二人には末永く幸せでいてほしいです。

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    2024年02月17日
  • 小さなスズナ姫4 くらやみ谷の魔物

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    久しぶりに、おおいわおのみことが出てきた。前出てきたときと同じで、うれしかった。おおいわおのみことが、金色の雲にのって空を飛んでいるのとか、スズナひめに「だめだ」と言わないで、「これができたらいいよ」という言い方をしてくれるのが好き。
    お花見をしているところが、今回一番好きだった。山のみんなで集まって食べたり飲んでいるところがいい。おいしそうだった。(小4)

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    2021年08月29日
  • 小さなスズナ姫3 大雲払いの夜

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    大雲はらいのとき、キツネが、しっぽで雪を落としていたのが好きだった。かわいいし、冷たいけどがんばっていたから。
    さくらの木をぬすんだはん人をさがしに行ったキツネたちが、植木屋さんの話に聞き耳を立てていたのも好き。かわいいし、犬には気づかれたけど、人には気づかれなかったのがすごいから。
    とにかくキツネが好き。
    スズナひめには、人間にもっとばつをあたえてほしかった。人間は、それくらいすごく悪いことをしたから。スズナひめがやさしい心の持ち主だってわかるけど、人間は悪いから、別のものにすがたを変えてもよかったんじゃないかと思う。
    でも、人のことだからそう思うけど、自分のことだったら、たたりはこわい。悪

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    2021年08月15日
  • 小さなスズナ姫2 スズナ沼の大ナマズ

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    スズナひめのいいところは、失敗しても、みんなにひはんされても、くじけずにやり続けるところ。礼ぎ正しいところ。一人だけの意見も大事にするところ。かわいいし、かっこいい。
    大フクロウは、スズナひめが、ぬまの水を取りもどそうとしたときに、山のみんなはむりだって言ったけど、味方をしてくれた。スズナひめのことが好きなんだろうし、物知りでよく考えることができるからだと思う。
    大ナマズは、かわいそう。こまったときに助けを求められなかったし、おくさんは死んじゃったし、むきになるのもわかる。でも、事じょうを知って、ちゃんとできたのがえらい。ぼくだったら、おこり続けちゃうかもしれない。ぼくも、大ナマズにのってみた

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    2021年07月29日
  • 小さなスズナ姫1 小さな山神スズナ姫

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    神様のくらしとか、自然とか、すごいおもしろかった。
    スズナひめが、300さいということにびっくりした。神様はとしのとり方とか生活のし方がぜんぜんちがうんだなと思った。雲に乗ったり、モッコウギツネと話したりしてみたい。
    オオフクロウは物知りだな。ほかのお話でも、かしこかったり、長老だったりするけど、ぼくはなんだかねむたそうなイメージがある。(小4)

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    2021年07月14日
  • 自由のたびびと 南方熊楠 こどもの心をもちつづけた学問の巨人

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    この本を読んであげた・南方熊楠ってどういう人か教えてあげた・子どもが自力でこの本を読めた

    かどうかで、まじでその子のその後の人生、楽に生きられる、可能性無限大、自由に羽ばたく鳥になれること間違いなし。

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    2021年01月27日
  • 小さなスズナ姫2 スズナ沼の大ナマズ

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    スズナ姫のシリーズは、名古屋の子供向け書籍を毎月1冊づつ配本しているメルヘンハウスの配本で1冊購入しました。
    子供が好きになる挿絵かどうかはわかりませんが、なんとなくお話に合っているように感じました。
    300歳の誕生日と書かれていますが、挿絵は子供なので、スズナ姫が子供だということが分かります。
    喜仙菘姫尊(きせんすずなひめのみこと)が、今日からの正式名称です。
    大巌尊(おおいわのみこと)がお父さんです。

    菘(スズナ)姫は人に教えてもらうときの話方を心得ています。
    「わたしはこの山の山神でスズナ姫っていうの。まだたった三百歳なんですもの、わからないことばかり、、、山の動物たちまで

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    2011年06月15日
  • 忍者からみた世界(たくさんのふしぎ2025年9月号)

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    忍者は特別な存在ではなく、その村で生きる人が村や人を守るための自警団、今なら消防団のような存在だったように感じました。
    普段は畑や山に入って仕事をし、自然の中で暮らすことで忍びに適した体に鍛えられ、頭と体で知識を得ていくイメージです。

    私は仕事で伊賀と甲賀に何度も滞在したことがあるのが誰に言うわけでもないですが、自慢です!ふふ!
    そして豊かな自然、街並みや忍者電車、忍者屋敷、食べ物、言葉、仕事相手の方などひっくるめて伊賀贔屓です。
    初めて泊まったホテルでラップ音がひどくて部屋を変えてもらことを思い出します。
    山(坂)を越えて泊まった新しくないあのホテル、ラップ音は忍びの者の仕業かもしれません

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    2025年09月30日
  • 忍者からみた世界(たくさんのふしぎ2025年9月号)

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    /_/ 内容 _/_/_/_/_/
     
    忍者についての本です

    忍者はどうして生まれた?
    忍者はどんな生活をしていた?
    忍者はどうして石垣が登れる?
    忍者は刀をどう使う?
    忍者は何を食べた?

    など、など。


    /_/ 感想 _/_/_/_/_/

    九字印は忍者なんですね
    そんなのも紹介されてます。
    これで気持ちを落ち着かせたらしいです。

    臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前

    子どものときに練習しました(^^)

    忍者の任務で一番大事なのは敵に見つからないこと。徹底的に観察して忍術に生かしたらしいです。

    忍者が農作業をしていたのいうのが、とても新鮮でした。

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    2025年09月28日
  • 小さなスズナ姫1 小さな山神スズナ姫

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     ただ今、富安陽子さんの作品を読み続けて不思議な物語の楽しさを知る期間中です。


     本書は「小さなスズナ姫」シリーズ(新美南吉児童文学賞受賞)の一作目(1996年)で、主人公のスズナ姫こと「喜仙菘姫尊(きせんすずなひめのみこと)」は、喜仙山脈をおさめる山神「喜仙大厳尊(きせんおおいわおのみこと)」の娘で、もうすぐ300歳(人間でいうと6歳くらい)になろうというのに、毎日雲の御殿で留守番をすることに耐えられず早く父親から巣立ちをしたいと感じていた、というように神様が主人公でありながら、まるで人間のような過保護な父と自立心に溢れる娘とのやりとりに思わずクスッとさせられた楽しさは、きっと神様に対す

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    2025年09月28日
  • 小さなスズナ姫1 小さな山神スズナ姫

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    中盤からとても面白い
    絵が少ないけど想像がふくらみ
    鮮やかな光景が目に浮かびます
    低学年の子どもも夢中にきいてました

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    2024年11月14日
  • 小さなスズナ姫1 小さな山神スズナ姫

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    これは山の神様のお話。
    漢字にルビがつく子供向けの本は久しぶりだわーと思いつつ。
    富安作品をもっと知りたくて読んでみました。

    美しい言葉にあふれていて、
    大人もうっとりのファンタジーな世界。

    一人前の山神になりたい女のコに課せられたミッションは、
    山を紅葉させること。

    虹から集めた光の絵の具。
    アカネにダイダイ、コガネ色☆
    女のコに協力するのはキツネたち。
    しっぽに絵の具をひたして山染めに走る。

    木々や原っぱが輝く色に変わる様子が
    目に浮かぶよう。

    いつか自分の子供にも読んであげたいなあと思いました(⁠^⁠^⁠)

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    2024年03月22日
  • 氷石

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    久保田香里さんは、いつも難しい(資料があまりなさそうな)時代を舞台に子ども向けの小説を書く人だが、これも天然痘のエピメディックが起こっている天平九年(737年)の平城京を舞台にしている。
    父は遣唐使となって唐に行ったまま戻らず、母を天然痘で亡くした少年千広が、生き抜く姿を描く。
    コロナの流行で疫病を描いた小説が注目されたんだから、これもそうなればいいのに。
    虐待されながら藤原家で働く少女宿奈との交流は、傷ついた心を持つもの同士が惹かれ合う切なさに胸が熱くなる。
    今のような医療もなく、もちろんワクチンなどもなかった時代、それでも生き延びた人々がいたからこそ、今の私たちがあるのだ。
    遣唐使とか平城

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    2021年04月18日
  • 小さなスズナ姫1 小さな山神スズナ姫

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    お父さんの山神に一人前と認めてもらうため、一人でスズナ山の紅葉をさせようとがんばるスズナ姫。
    葉っぱに色をつけるには、雨を降らせて、虹をかけて、その虹の絵の具で色付けするという。
    楽しいそうだ。
    親のいうのは、我が子がいくつになっても、「一人前」とは思えないです。

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    2014年11月30日
  • 小さなスズナ姫2 スズナ沼の大ナマズ

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    このシリーズは二冊目だけれど、主人公もさることながら、周りのキャラクターがいい。中学年向きかと思うが、大人が読んでも面白い。

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    2012年06月20日