瀬川明秀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
フードシステム市場価値10兆ドル
マイナス影響12兆ドル (FOLU 2019年)
肥満コスト2.7兆ドル 低栄養被害1.8兆ドル 農薬被害2.1兆ドル
アフターコロナのフードテック
1. 医療としての食事
2. ホームエンタメとしての調理
3. フードロス解決
4. 最前戦ワーカー支援
組織の原点とめざすべき未来を結ぶものがビジョン(石川善樹)
オリジン(原点)からオリジナルは作れる
ダイバーシティの時代にはスタンダード「ユニクロ」が価値を持つ
代用肉 肉と同じ調理と喫食体験 水、土地、温暖化ガスの90%前後削減
植物性プロテイン、マイコプロテイン、昆虫食、培養肉 -
Posted by ブクログ
ネタバレフード×テクノロジーの略でフードテック。
○○革命という名の付く本は多いですが、本書は、そこまで煽り本ではなかったです。
米国を始め、テックギークたちが、食にまつわるスタートアップを立ち上げている現状などは、へーそうなんだという感じ。日本の携帯電話市場がiPhoneに席捲されたように、食品産業もGAFAのような、プラットフォーマーが現れ、市場が取られてしまうという危惧から書かれた、と述べています。
面白かったのはキッチンOSの話。OSはwindowsやMacのような、あのOSです。それがキッチンとどうつながる?というのは本書を参照のこと。
食品業界最新トレンドのリファレンスとしても使えると思い -
Posted by ブクログ
これからの企業に必要な人材は同種、異種のものに関係なく集めることができるAggregatorである。
個人は、社内外、公私の境界を低くし、その人格を企業活動に投影する。そして企業も個人に歩み寄る。
端的にいえば、
個人化、個人の価値観と企業の価値観を如何に近づけていくか。
個人の社会的な達成感と企業の利潤活動を如何に連携させるか。
企業(組織)に依存しない個人を形成し、それを企業が如何に受け容れていくか。
本著でモデルとされている企業(GE、ソフトバンク等)の紹介や、ある意味では欧米社会では先行しているビジネススタイルであるのかもしれず、その意味では真新しい概念ではないのかもしれない。