瀬川明秀のレビュー一覧

  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    ◾️概要
    フードテックの現状と、事業創造の機会を知るため、読みました。最も印象的だったのは、フードテックは手段にすぎず、あるべき目的は「食および調理を通じて、生活者と地球にとって明るい未来を創り出すこと」ということです。

    ◾️所感
    食分野は身近な人々が必要としているもの、やりたいことが製品・サービスに直結することが多いため、「未来を自ら創る」という意思を持つことで無限のアイデアが生まれる、という箇所は納得感がありました。各社の具体的な取り組みも記載されており、一読の価値があると思います。

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    2021年04月11日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    食の未来がテクノロジーでこんなに変わっていくのかとわくわくした(たしかに批評通り重複する話は多かったが)
    食品関係の職についていることを誇らしく思ったと同時に、わたしたちのウェルビーイング、環境問題に対して自分たちができることを考えて実行していきたいと強く思わされた

    ・培養肉、培養シーフード
    ・パーソナライゼーション
    ・業界を問わない横のつながり
    ・家電から家庭内のデータ取得
    ・自分ゴト化して働ける食産業

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    2021年03月08日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    現時点のフードテックに関する日本語文献で最も纏まった一冊である。本分野の国内主導権を握ろうとするシグマクシスの本気度が窺える。

    700兆円(世界総GDPの10%弱!)と言われるフードテックの国内外の最新トレンドを押さえて概括して理解しやすい。一口にフードテックと言ってもその範囲は広く、食材・レシピ・調理器具・健康管理・物流・飲食店・コンベンションなどなど、衣食住の最大領域でありその範囲は厖大だ。料理をするといつも思うが調味料「少々」や「適量」がまかり通っている業界ゆえに、数量化・可視化するだけでもビジネスオポチュニティは相当ありそうに思う。そこにスタートアップのイノベーションが加わる、そりゃ

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    2021年03月01日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    フードテックについてほとんど知識がなかったので、なるほど、なるほど、とひたすら頷きながら読み進めた。
    イノベーションはあらゆる領域で起こっているけど、食に関してはまだまだ不便だと感じることも多い。全員が消費者の視点に立てるのでもっとイノベーションが起きていても不思議じゃないのに、業界の構造が個別最適に留めてしまっているのかもしれない。
    「日本のフードテックはiPhone前夜」ということで、海外の流れに追いつけ追い越せの勢いを持っていけるか、過去の成功体験に囚われて外部から批判するだけになるのか…後者になってしまう日本は見たくないなぁ。

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    2021年02月14日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    食関連のトレンドを広く押さえており、フードビジネスの全体像を掴むのにおすすめ。
    最新のフードテック情報はもちろん、食に対する人間の行動や考え方がどのように変化するのかを考える上でヒントを提供してくれる良書。
    事例も豊富でかなり勉強になり、食関連業界で働く人はもちろん、新規事業を考えてる人にもおすすめ。

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    2021年02月13日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    昨年、一昨年ごろから一般的な商品にもなりつつある昆虫スナックや植物肉について興味があったため読み始めました。
    世界のフードシステムの市場価値はなんと他の分野をはるかに凌駕する10兆ドル規模であり、その最新情報と国内業界のトップランナーへのインタビューが網羅されており、本書から得られる知識量はとても多く新鮮でした。

    トップランナーといえる会社はやはり海外特にアメリカに多く、例えばキッチンOSではnnitやSidechefや韓国SAMSUNGに 大きく水をあけれているように感じました。

    このコロナ禍でレストランが団体戦から個人戦に代わり、オーナーの発信力によって生き残れるかが変わってくるという

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    2021年01月18日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    フードテック=代替肉みたいにとらえてたけど、進化がすごい。
    欧米の投資家がなぜ代替肉に注目しているのかという部分の疑問も解決できた。
    またなぜ日本人である自分たちのまわりでは代替肉をさめてみている理由も…

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    2020年12月19日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    ネタバレ

    2020/07出版。コロナ込みの世界観。とにかくすんごい情報量で圧倒されるし、先進的で格好良いけど、システム屋さん目線、いいとこ売る側目線。とても「日々ご飯作っているヒト」の肌感覚は感じられない。それとも実は「日常的に家族のご飯を作るヒト」って、もはや少数派なのかなあ。少なくても執筆陣に主婦はいないと見た。ま、想定されている読者層が違うのか。あと、「食の安全」問題(極度に工業化された製品を食べることへの懸念、長期的摂取の後に顕在化する可能性のある副作用とか)は全く蚊帳の外。

    食にコンサバな私には、「代替肉」が衝撃的。
    「植物性プロテイン」はともかく、糸状菌由来の「マイコプロテイン」「昆虫食」

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    2021年06月04日
  • 知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

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    「個」の大事さを説いている。ところどころにある 学歴などに対するややステレオタイプな流れ以外は概ね同意できる。

    トライ・アンド・エラーとか石橋を叩くことに関しては、ページを尽くすより「石橋を叩いて渡る。ただし超高速に」という言い方のほうが僭越ながら言いえていると感じる由。

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    2019年01月20日
  • 知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

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    トップのリーダーシップで意図的に起こすイノベーション、企業がつながるエコシステムをつくるコラボレーション、組織の成果と個人の成長を両立させるモチベーションにより新たな価値実現を目指す
    企業は個人を飽きさせず、ストレッチする成長機会を与える必要がある

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    2016年09月19日
  • 知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

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    20世紀の工業社会日本、ライフワークバランスが求められる現代、働く意義や会社に求めることの変遷、そして日本がこれから大切にしなければいけないビジネスの動き方を担うのがアグリゲーター。
    コンサルタント、アーキテクト、インキュベーター、ハンズオンのインベスターなど何処かしっくりこなかったロールをうまく定義している。
    オープンイノベーションの発展、ディベロッパーの活きる環境、ニュートン型組織、ダーウィン型組織、事業を有期のプロジェクトと捉えるべきなど、たくさんの示唆を含んだ良書。

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    2015年06月12日
  • 知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

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    イノベーション、コラボレーション、モチベーション。プロフェッショナルの進化系。プロジェクト主義。ビジョン、キャリア、能力、+パッション。情報力・技術力、メタ能力、ビジョニング力。

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    2014年08月17日
  • 知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

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    ネタバレ

    オープンイノベーションも組織でやるより、仲間内、と言った個人単位やるほうが敷居が低い。そういう意味でこういう方向に企業並びに個人が進む方が、創造や生産性の向上につながると思う。今はいちいち辞めて入社したり、契約したりという仕組みが個人的には面倒だったりします。
    やりたいことをやるためには、積極的な学習や、自分のコミュニケーション作りが大事、ということも同意。
    あえて言うなら、企業のあり方と個人のあり方が一冊にまとめられているので分けてもいいように思いました。
    面白かったです。

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    2014年05月11日
  • 知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

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    1人の個人が5つの組織に所属してプロジェクト毎にコミットするようになる。―近い将来主流になるであろう、アグリゲーターという働き方について述べた本です。

    かくいうオイラ自身も、ある企業にフルコミットしているわけではなくて、様々な組織やプロジェクトに自らの得意分野をコミットさせる形で、最大限のインパクトを出していく働き方を志向しています。

    当然、すべての人がアグリゲーターになるわけでもありませんが、従来の工業型社会におけるニュートン型組織(上位下達で決められた指示に対して決められた動きをする組織)の比率は低下していき、ダーウィン型組織(市場や環境の変化に順応し、新しいものを生み出して生き残る組

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    2014年04月05日
  • 知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

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    すごく面白かった。ノマドとかライフワークバランスとか人材の流動性とか、色々なところで経験が語られることは多いが、共感に値する根拠は弱いと感じている。しかし、本書ではこれからの働き方を、感覚だけではなく理論的に仮説を立て、証明しようと取り組んでいてわかりやすく共感できる部分が多々あった。また、よくある海外の著名人の話ではなく、日本人によって書かれている点もリアリティを感じる内容へと繋がっている気がする。

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    2014年03月30日
  • 知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

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    わかりやすくそれが本流のひとつになるという世界は、やってくるのか(それはいつ頃なのか)ということはわからないけれど、もうすこし潜在的なところで理解をすれば、この書に指摘されているような要素を、能力や行動基準にしている人達ほど、活躍ができる世の中になっていくのだと思う。

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    2014年02月23日
  • 知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

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    環境の変化により、アウトプット量質ともに求められるものが多くなっている。従来の工業時代の人事制度では追いつけなくなるので、アグリゲーターが必要になるという話は納得。

    今後、増える概念なので致し方ないけど、抽象的な内容も多いです。

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    2013年12月29日
  • 知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

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    知人の出版した本なので、登録。
    いくつか点で、昔からコンサルティングする際に組み込んでいたコンセプトが含まれていますが、それらの集大成のような論旨展開の様子。
    大変興味深い。

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    2013年09月23日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    飲食業界の未来にワクワクした。
    時短よりも、その場で過ごす時間や料理をつくる時間が、人生を豊かにする大切なものとして価値を増していくのは、なんとなく体感としてわかる。

    印象に残ったところ

    いい商品を見つけたり、いい体験をできたりするだけで、顧客は毎日来店してくれるだろうか。おそらく、一時的には来てくれるだろう。
    フードテックの活用も2、3年もするとどの事業者も導入する。そのときに選ばれ続ける理由は、人とのつながりをどれだけプロデュースできるかにかかっている。店員と顧客、顧客同士のつながり、地域のつながり。
    そのときに従業員にどういう役割を担ってもらうか、あるいは顧客自身にどういう役割を担っ

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    2025年08月10日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    目的
    フードテックにはどんなものがあるのか知る

    感想
    食に対する問題は、個人ごと、同じ人でもその時々に応じてニーズが変化する。
    便利さがほしいときもあれば、あえて時間をかけて料理したいときもある。ラクをすることへの罪悪感もある。
    技術のちからで便利にすればいいというわけではない。ウェルビーイングを目指すための技術

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    2022年02月11日