こいしゆうかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
所要30分、3種のスパイスと3つのステップだけで手軽にスパイスカレーを作ることができる。ヘルシーでおいしい、非常に分かりやすい一冊。
「カメラはじめました」が大ヒット中のマンガ家こいしゆうかと印度カリー子のコラボ作品。
3種のスパイス、ターメリック、ウコン、コリアンダーと味を整えるのは塩だけ。お手軽に作ることのできるスパイスカレー。
読んで早速作ってみました。上記3種のスバイスだけでは辛くないので子供たちでも食べられる味。専門店のような香りと味のスパイスカレーがまさか自分で作れるとは。カレールーに入っている小麦粉などもないので、ヘルシーなのも魅力。
スパゲッティのようにスパイスカレーを日 -
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試し読み
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Posted by ブクログ
待望の第2巻。とにかく共感と学びの嵐。
校閲v.s.編集のエピソードでは、両者の「本に懸ける思い」「いい本をつくりたいという執念」そのどちらの主張もものすごく納得できる。こういう熱いバトルだったらずっと見ていたい。
出版に携わる人たちが、全員このぐらいの熱量を持ってくれていたらいいなと思った。私も編集と校閲の飲み会に参加してみたい。
また、LGBTQへの表現をめぐる外校さんとのやりとりは心臓がギュッとなるものがあった。
同じような局面で、私もこんなふうに物語の核に触れてしまうような領域に踏み込む指摘を入れられるだろうか。作者が理解を示してくれたとき、どれほど報われたことだろう。
ほかにも、自分 -
Posted by ブクログ
新潮社校閲部をモデルにしたコミックエッセイ2巻目。
外校(そとこう)(外部に委託しているフリー校閲者)だけに校閲させる出版社もある中、新潮社は数十人も校閲部員を抱えるほど、校閲に力を入れている。
作家の傾向によって使う国語辞典を変えるほど、言葉にはこだわりを持っている校閲者たち。
わたしのイメージだが、新潮社の本だと一目置くというか、重厚な感じを抱いてしまう。
また、新潮社校閲部の中には、いろいろな分野で本を執筆できるほどのオタクもたくさんいるらしい。
ところで、レビュアーさんの中に、いつもレビューの中で、「間違いを見つけた」とのコメントを出されている方がいるが、私もよく、単なる字の間違いだ -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
ネタバレすばらしい「お仕事マンガ」でした。
本読みなら、手に取ることおススメしたい。
新潮社の校閲部の協力を得て、実在の校閲者(現役、OBOG含む)の経験と実際のエピソードを折りませ、校閲という仕事の、知られざる内情を、軽やかに描き出す。
校閲って、文字や用法の正しさ、「てにをは」の校正だけじゃないんだ、という驚き。なんなら、著者よりも作品を深く理解しているのではなかろうか。
著者や編集と
「ゲラで戦う」
という表現は、なかなか鬼気迫る。
実際の作家の名前も出てくる。誰が悪筆で、誰が特別な文字を使うか、(ほぼ)完璧な原稿を寄こすのは誰かなど、業界の知られざる裏情報も楽しい。
誤