ちーこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ■学び
・出会いの尊さ、いま自分たちの周りの人間関係が決して当たり前ではないこと。
・困難に立ちむかい続け、情熱を絶やさずに生きること!
・絆、縁、人として大切なものを再確認。
・距離だろうと、時間だろうと、強い強い意志の元では関係ない!
絶対にこうする!と決めた人が一番強い!
■感想
時間や距離を超えてでも、お互いを大切に思える絆
想いだけでは・・・なんて、とんでもない
一番大切な原動力は『想いの強さ』だと気づかされました♪
作中で登場する・・・
糸は”結ぶ”
時も”結ぶ”
人も”結ぶ”
重なって、ねじれて、よじれて、時には戻って
絡まって、ひとつの束になっていく
という一 -
Posted by ブクログ
ネタバレ家出少年が運命の悪戯により国際貨物輸送船を舞台にした事件に巻き込まれた結果、ある理由で生きる意味を見失っていた大人に改めて人生を見つめ直させ、自らも生きる上での真の反省とは何か?を知るに至る海洋サスペンス物語です。
貨物船「海栄丸」、そして物語の鍵を握る人物との針路は「地獄行き」の筈でしたが、主人公の家出少年達の闖入により運命は劇的に変化します。件の人物が最後に、どんなことがあっても地に足をつけて前を向いて人生を続けることの大事さを少年に説いた言葉は、恐らく自分自身にも向けられたものであったに違いありません。
若苗のような少年の成長と、一度業火に焼かれた老木が再び芽吹いたような海の男の再生が -
Posted by ブクログ
すずめが、草太という
閉じ師の青年と出会い、ダイジンという
白猫に翻弄されながら
必死に、後ろ戸を閉じていく中で
自分のくぐったであろう
後ろ戸の存在を思い出し…………。
草太が子供椅子に閉じ込められ
すずめ1人で、後ろ戸を閉めることになり
一人旅ということで、愛媛、神戸等の
土地で開いてしまった扉を
閉めながら、過保護で
心配性なおばとぶつかる。
草太が、自ら要石となり
ミミズを押さえ込んでいる姿を
目にしたからだった…………という
場面がとても印象的。
おばである、環もまた
最終的には、すずめを自転車の
後部座席に乗せすずめが
過ごした実家を目指し、ひた走る。
その時 -
Posted by ブクログ
ネタバレ12歳息子に、尊敬する人物は?と聞いてみてもとくにいない・・・とのことでこれではイカン、と思い王道の野口英世、エジソンとともにこちらを買ってみた。
息子は漫画家になりたいらしいので、少しでも参考になれば、という気持ちも。
絵もキレイだし、ピーナッツのイラストも豊富に出てきて見ているだけでほっこり。そしてシュルツ氏の優しい人柄も伝わってくる内容だった。
だけど、この方は苦労人ですごく努力された人だと思うのに、その部分があまりクローズアップされておらずそこが残念だった。
エジソンと同様、親心としては、これを読んで教訓にしてほしい・・・という下心があるので。。。(最近そういうのは流行らないのかな・