山下貴光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
衝動買いした前作をとても気に入ったので購入(^ ^
結果は...期待を裏切らない一冊(^o^
メインの登場人物は、前作と同じ。
が、今回は学校内での「連続暴行事件」をきっかけに、
盤石に見えた「屋上部」のメンバーに亀裂が(^ ^;
それでも、仲間を信じるメンバーたちと、
彼らの行く先々に残された「謎のメッセージ」。
友情と、冒険と、謎解きと...
様々な要素が詰まった盛り沢山な内容。
それでいてゴチャゴチャした感じがしないのは
筆者の力量というものでしょう(^ ^
クライマックスシーンでは、思わず「感動」(^ ^
「遅かったじゃねぇか」なんて、
いや〜、格好いい!!(^o^ -
Posted by ブクログ
ネタバレいっやー爽快!!
おもしろかったー。
ピースがひとつひとつはまっていくのが楽しい~。
捨て駒がひとつもない。
え?それも、その人も、そこまで繋がるのかよっっと
つっこみ続け、いやあ、あそこまで繋がるといっそ見事。全くあっぱれとしかいいようがないです。
一気に最後まで読ませて頂きました、あーおもしろかった!
やっぱ作品におもしろさを加味してるのは殺し屋さんの気がする。あの公園での対決シーンは笑った。
おいおい、浮気相手と間違えて殺しにくるってどーゆーことやねんっ!その見事な殺しの手口とは裏腹に、
尾行下手で、裏とらずに思いこんだまま行動とか、ギャップありすぎ。
あ、あとなんか皆物、落したり、 -
Posted by ブクログ
文句なしに面白かった!!(^o^
一応「このミス大賞」受賞作なので
ミステリに分類してはみましたが...
かなりアクションというかハードボイルドというか、
特にラストとかは手に汗握る展開(^ ^
主人公たちが、某高校の屋上で出会い
「屋上部」という謎の集団を形成する若者で、
全員かなりキャラが立ってて魅力的(^ ^
その他の登場人物も一癖も二癖もあり、
斜に構えた会話は上質のユーモア。
このミスの選考で審査員が二分したとのことだが、
確かにこれを「ミステリだ」と呼ぶには抵抗もある。
「謎解き」「どんでん返し」成分もあるにはあるが、
それよりも「偶然」に導かれるメインのストーリー。
本作 -
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて。
なんだか評価が低めだったので心配だったけど、私は結構好みだった。
無人島の清掃アルバイトを応募して採用された芸人と無職の男性2人。その無人島で神様として祀られている女の子と、その子に仕える幽鬼と名乗る女性と出会うというような話。
「誰かの想いが自分のなかで生きて後々の自分に影響を及ぼす」というようなことが書かれていて、共感できたし、読書も同じだなと思った。
誰かの書いた言葉が誰かの心に生きて後の誰かに影響を及ぼす。それは気づきだったり、救いだったりする。
そういうことに想いを馳せることができたから、この本を読んでよかったと私は感じた。 -
Posted by ブクログ
米大統領がテロリストに誘拐され、世界はテロリストによるミサイル攻撃の危機に直面する。
誰もが世界の終末を感じているその時、4人の高校生は“世界の平和”ではなく、愛する学校の“屋上の平和”を守るため、屋上部を結成した。
リーゼントの不良、自殺志望の人殺し、恋する観察者、そしてデザイン科の女子高生―。
偶然の出会いによって結成された屋上部。
その屋上部を、一丁の拳銃・殺された男の写真・絵画詐欺・ストーカー被害など次々に危機が襲う!!
読み始めは何か、会話に自然さを感じないのだけれど、読み進めるうちにそれぞれのキャラクターの個性、テンポ良く吹き出してしまうような会話の展開、あり得ないだろ!!とい