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アメリカ大統領を人質に取ったテロリストが、いつ日本に核ミサイルをだって撃ってくるかわからない情況下、深刻なニュースが次々と報道されても、「屋上部」の面々には、もっと大事なことがあった。それは、屋上の平和を守ること。そんなある日、国重と沢木が屋上に持ち込んだのは、死体写真と一丁の拳銃。不穏な拾い物は屋上部の面々を、難事件に巻き込んでいく。それぞれの事件は、やがてひとつの大きな事件に繋がって……。大森望氏(翻訳家・評論家)、香山二三郎氏(コラムニスト)が絶賛した、第7回『このミス』大賞受賞作が文庫版で登場です!
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Posted by ブクログ
文句なしに面白かった!!(^o^
一応「このミス大賞」受賞作なので
ミステリに分類してはみましたが...
かなりアクションというかハードボイルドというか、
特にラストとかは手に汗握る展開(^ ^
主人公たちが、某高校の屋上で出会い
「屋上部」という謎の集団を形成する若者で、
全員かなりキャラが立ってて魅力的(^ ^
その他の登場人物も一癖も二癖もあり、
斜に構えた会話は上質のユーモア。
このミスの選考で審査員が二分したとのことだが、
確かにこれを「ミステリだ」と呼ぶには抵抗もある。
「謎解き」「どんでん返し」成分もあるにはあるが、
それよりも「偶然」に導かれるメインのストーリー。
本作を評しない選考委員の「ご都合主義」という
断罪の仕方も共感できる部分はある。
が、解説にも書かれているが、
根本的な世界観が荒唐無稽な設定だし、
リアリティ云々を本作に問うのは野暮だ(^ ^;
それよりも、話の中に散りばめられた小さなピースが
ご都合主義的にカチリカチリとはまっていく展開は
爽快感すら覚える幸せな読書体験(^ ^
とにかく登場人物が魅力的で、
テンポの良い会話と相まって
ぐいぐいと引き込まれて一気読み(^ ^
久々に「あ〜、楽しかった」
という単純で幸福な読後感である(^ ^
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