杉原智則のレビュー一覧

  • 烙印の紋章X 竜の雌伏を風は嘆いて

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    ギルとビリーナの再会。シークのことで気をつかうビリーナが健気で…
    。ビリーナのグールへの謁見。周りに味方はほとんどおらず怖かっただろうに…。
    甲冑を着てビリーナの出陣。メフィウス皇太子の婚約者として立派に振る舞った。
    ほんとこの娘いい子だな…。
    しっかりしていてでもどこか子供っぽくて、それでも自分の足で立っている。
    とても魅力的なキャラ。

    ストーリーの方はいよいよ大詰めか。
    いよいよギルを無視できなくなったグールの出方は如何に。

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    2013年04月16日
  • 烙印の紋章IX 征野に竜の慟哭吹きすさぶ

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    シークぅぅぅ!!!

    皇子ギルの復活に揺れるメフィウス国内。
    オルバが新たな決意のもと立ち上がる非常に重要なエピソードだけど、何よりシークね!
    いやもうなんといっていいのやら…。
    似てるなぁとは思ってたけど、そこまでキルヒアイスと同じ道を辿らなくていいのに…。
    色んな意味で歴史の分岐点となる巻。

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    2013年04月16日
  • 烙印の紋章VII 愚者たちの挽歌よ、竜に届け

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    覚悟を持った女は強いなぁ
    。ビリーナも、エスメナも、ほんとすごい。
    特にエスメナの成長ぶりといったら。
    念願の"ギル"の前であそこまで堂々としていられようとは。
    戦場での男たちの活躍が魅力なのはもちろんだけど、それを支える女性陣もほんと素敵です。

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    2013年04月16日
  • 烙印の紋章V そして竜は荒野に降り立つ

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    新章突入。
    今回はなんといってもマレリーヌでしょう。
    完全に作者の思惑にはまりましたw
    あんなにムカついてしょうがなかったのが、あんなにイイ女だったなんて・・・。戦乱に人生を狂わされたのは彼女も一緒。
    それでも、周りに誤解されながらも王族としての信念を突き通した彼女の今後に幸あれ。
    一方でメフィウスの現在が気になるなー。

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    2013年04月07日
  • 烙印の紋章IV 竜よ、復讐の爪牙を振るえ

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    相変わらず安定して読める名作。
    前半はオルバの復讐。
    オルバの旧知のキャラを絡ませたのはよかった。
    深みが出たというか、単なるオルバ個人の話で完結しなかったのが好印象。
    ダグは今後も絡んでくるみたいで楽しみ。
    後半は三国間の緊張。
    それぞれ国内でも立場が微妙な3人が国を背負って戦争をしているのだから面白い。
    エンデの事情も少しずつ明かされ、ますますきな臭くなる三国関係。
    オルバの外交手腕に期待です。

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    2013年04月02日
  • 烙印の紋章III 竜の翼に天は翳ろう

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    辺境の地アプター砦へ赴任されたオルバ。
    そこに侵攻してくる隣国タウーリア。
    その防衛のためオルバが打った手。
    外交や策略と言った戦争の前後の話がすごく面白い。
    戦争中もお互いの策を読みあい、臨機応変に立ち回る領国は立派。
    また、少しずつ認め合うオルバとビリーナの関係にも注目。

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    2013年03月28日
  • 烙印の紋章II 陰謀の都を竜は駆ける

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    かつてのオルバと同じ境遇に置かれた剣闘士パーシル。
    フェドルに見出されなかったらオルバが進んでいたであろう道を行く彼との戦いを乗り越え、オルバはまた歩みを進めます。
    今回はビリーナとの"共闘"。
    反発してばかりの二人だけど、少しずつ違ったものが芽生え始めたようで。
    ビリーナはいつ気づくのか。今後も楽しみです。

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    2013年03月28日
  • 烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

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    いろんな方が言われている通り、最近ほとんど見なくなった異世界ファンタジーの戦記もの。
    決して人気があるわけではないけど、私のように一定のファンはおり、古くはロードス島戦記から空ノ鐘の響く惑星で、火の国風の国物語、近年ではカナクのキセキや天鏡のアルデラミン等々定期的に名作が出るジャンルでもあります。
    そしてまだ1巻しか読んでいないけれど、この烙印の紋章もそれら名作に連ねる作品でしょう。

    長編の1巻ということで、まだまだキャラや舞台説明が主。
    とはいえクライマックスはしっかりと用意されており、盛り上げるところはしっかりもりあげます。
    特にビリーナがガーベラ軍を鼓舞するシーンはよかったな。

    まだ

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    2013年03月20日
  • 烙印の紋章X 竜の雌伏を風は嘆いて

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    ネタバレ

    主人公であるところのオルバ=ギル皇太子が皇帝に反旗を翻し、内乱の炎が燃え上がるメフィウス。
    一方、そのメフィウスの隣国であるガーベラ、エンデそれぞれにも内乱の炎がくすぶりつつある。
    大陸中央の国家群はそれぞれが内憂と外患を抱え、きな臭さはいよいよ増すばかり・・。
    そんな危うい情勢の中、これまで沈黙を守っていた東の強大国アリオンがついに動き出す・・みたいなお話。
    大陸全土を巻き込んだダイナミックな戦の予感、といえば聞こえはいいが、ぶっちゃけると舞台や登場人物があちこちに飛びまくるので追うのが大変。
    主人公であるはずのオルバの出番も少ないこと少ないこと。
    舞台が変わるたびに人物像から舞台背景、それ

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    2013年03月07日
  • 烙印の紋章IX 征野に竜の慟哭吹きすさぶ

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    ネタバレ

    再びメフィウス皇子として舞い戻ったオルバは、ついにメフィウス国との戦いを開始する。
    二倍以上の兵力差を覆すべく、様々な戦略、戦術を駆使して勝利をもぎ取ろうともがくオルバ。
    智を尽くし、力を尽くして戦いに臨むオルバだったか、その戦闘での代償も大きく・・・、みたいな感じのお話。
    相変わらず、お話は面白い・・といいたいところだけど、なんとなく飽きてきたのかな?
    今巻に限ってのことなのか、単に飽きたからなのか、若干、物語の魅力が落ちたような気がした。ということで★4。
    冒頭、ビリーナに銃を突きつけられるシーンは面白かったけど、そこ以外ではあんまり出番のないヒロイン。まあいつものことだけど。
    この期に及

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    2013年03月06日
  • 烙印の紋章XII あかつきの空を竜は翔ける(下)

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    ネタバレ

    最終巻。

    最近のラノベでは珍しい萌要素の少ない作品。

    皇子ギルとして生きることとなった元奴隷オルバが、当初は兄の仇討ちのため皇子として振舞っていて、その後仲間の死を乗り越えて偽りの皇子としての自分と向き合い成長する姿に緊張させられた。
    ビリーナに偽者とバレるタイミングはいつなのか毎巻気になっていました。
    最終巻での2人の下した結末は2人らしいなと思う。

    伏線が回収されていない部分は確かに残念な気もあるけれど、
    オルバの物語としては完結されている。
    戦記ものは、完結した先も物語が続いている気がするので、
    多少の謎は残っていても気にならないけれど、
    謎が残りすぎ。むしろ更に気になるものも出て

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    2012年12月07日
  • 烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

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    戦争系のファンタジー。

    最近のラノベはこういう系があんまりないので悲しい限りだ。
    他の方がいってるように設定がやや練切れていない?所はあるが
    雰囲気が暗く戦争やってる感じで好きです。

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    2012年07月10日
  • 烙印の紋章XI あかつきの空を竜は翔ける(上)

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    クライマックス直前の1冊。

    登場人物がそれぞれの思惑を持ち、使える策略を駆使してそれぞれの場所で行動を起こしている。

    ラストが楽しみ。

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    2012年06月26日
  • 烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

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    シリーズ一作め。12巻で最終の予定だそうです。ラノベらしからぬ骨太なファンタジー戦記。秘密を抱えたヒーローとヒロインの恋模様として読んでも勿論面白いです。名作児童書と並べてもひけをとらない作品だと思う。海外ファンタジーばかりじゃなく、日本にも成長ヒーローの名作はあります!

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    2012年06月13日
  • てのひらのエネミー(2) 魔将覚醒

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    1巻に対して後編に当たるのがこの2巻です。
    どんな世界でも王道のように教会ってのは、「悪」になっていますね。
    その「悪」と戦う姫や主人公の少年の成長が面白いです。
    エピローグでは悲しい結末が…。
    いじめられっこの主人公の少年が最後にはきちんと「魔王」になるのは良いですね。
    面白かったです。

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    2012年05月05日
  • 烙印の紋章IV 竜よ、復讐の爪牙を振るえ

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    第一部完

    一当しては同盟を結んでいくという展開は,戦記ものとしては珍しく感じる。

    ここまでで皇太子としての立ち位置は確立したものととして,続巻でオルバとしてなにを育てていくか楽しみになる。

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    2012年05月02日
  • 烙印の紋章X 竜の雌伏を風は嘆いて

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    凄く好きな作品、10巻の大台に突入。多少中だるみしたもののまだ飽きずに読めている作品は珍しい。地味で丁寧な描写が好きなので最後の展開も期待している

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    2012年02月03日
  • 烙印の紋章X 竜の雌伏を風は嘆いて

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    個人的な感想としては、クライマックス前の前哨戦的な巻だったかと、、、
    必要なエピソードだったとは思うけれど、今までの展開と比較すると、やや冗長に感じました。
    とは言っても、十分に楽しませていただきました。
    タイトルになっている「烙印の紋章」が、ようやく意味を持ってストーリを動かしていきそうですね。

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    2012年01月12日
  • 烙印の紋章X 竜の雌伏を風は嘆いて

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    今回は戦闘ばかりでございました。まあ、でも、ここまで来るとそれも仕方のない展開。
    ビリーナと皇太子の仲睦まじい姿が見られる日は来るんでしょうか(笑)。また離れ離れになってしまった二人なので、早く再会させてあげて欲しいものです。

    いつも思うのだが、仮面を着けているだけで声は一緒なのに何故ばれないのだろう……。お約束である。

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    2012年01月10日
  • 烙印の紋章VIII 竜は獅子を喰らいて転生す

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    作者の後書きに同感。被災地在住ですが、本を読めた事で良い息抜きが出来ました。良い作品をありがとうございます。

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    2011年04月28日