杉原智則のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いろんな方が言われている通り、最近ほとんど見なくなった異世界ファンタジーの戦記もの。
決して人気があるわけではないけど、私のように一定のファンはおり、古くはロードス島戦記から空ノ鐘の響く惑星で、火の国風の国物語、近年ではカナクのキセキや天鏡のアルデラミン等々定期的に名作が出るジャンルでもあります。
そしてまだ1巻しか読んでいないけれど、この烙印の紋章もそれら名作に連ねる作品でしょう。
長編の1巻ということで、まだまだキャラや舞台説明が主。
とはいえクライマックスはしっかりと用意されており、盛り上げるところはしっかりもりあげます。
特にビリーナがガーベラ軍を鼓舞するシーンはよかったな。
まだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公であるところのオルバ=ギル皇太子が皇帝に反旗を翻し、内乱の炎が燃え上がるメフィウス。
一方、そのメフィウスの隣国であるガーベラ、エンデそれぞれにも内乱の炎がくすぶりつつある。
大陸中央の国家群はそれぞれが内憂と外患を抱え、きな臭さはいよいよ増すばかり・・。
そんな危うい情勢の中、これまで沈黙を守っていた東の強大国アリオンがついに動き出す・・みたいなお話。
大陸全土を巻き込んだダイナミックな戦の予感、といえば聞こえはいいが、ぶっちゃけると舞台や登場人物があちこちに飛びまくるので追うのが大変。
主人公であるはずのオルバの出番も少ないこと少ないこと。
舞台が変わるたびに人物像から舞台背景、それ -
Posted by ブクログ
ネタバレ再びメフィウス皇子として舞い戻ったオルバは、ついにメフィウス国との戦いを開始する。
二倍以上の兵力差を覆すべく、様々な戦略、戦術を駆使して勝利をもぎ取ろうともがくオルバ。
智を尽くし、力を尽くして戦いに臨むオルバだったか、その戦闘での代償も大きく・・・、みたいな感じのお話。
相変わらず、お話は面白い・・といいたいところだけど、なんとなく飽きてきたのかな?
今巻に限ってのことなのか、単に飽きたからなのか、若干、物語の魅力が落ちたような気がした。ということで★4。
冒頭、ビリーナに銃を突きつけられるシーンは面白かったけど、そこ以外ではあんまり出番のないヒロイン。まあいつものことだけど。
この期に及 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻。
最近のラノベでは珍しい萌要素の少ない作品。
皇子ギルとして生きることとなった元奴隷オルバが、当初は兄の仇討ちのため皇子として振舞っていて、その後仲間の死を乗り越えて偽りの皇子としての自分と向き合い成長する姿に緊張させられた。
ビリーナに偽者とバレるタイミングはいつなのか毎巻気になっていました。
最終巻での2人の下した結末は2人らしいなと思う。
伏線が回収されていない部分は確かに残念な気もあるけれど、
オルバの物語としては完結されている。
戦記ものは、完結した先も物語が続いている気がするので、
多少の謎は残っていても気にならないけれど、
謎が残りすぎ。むしろ更に気になるものも出て -
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