【感想・ネタバレ】烙印の紋章XI あかつきの空を竜は翔ける(上)のレビュー

あらすじ

勢力を増すオルバの軍勢。もはや看過できなくなった皇帝は、オルバを帝都へ招くという強行手段に出る。 一方、隣国エンデには、戦巧者の 『小覇王』 カセリア率いる東の大国・アリオン軍が迫るという事態に陥っていた。 アリオンの野心はエンデに留まらず、必ずやメフィウス、ガーベラにまで及ぶ ──。その危機を前に、オルバが、そして負傷をして祖国ガーベラに帰国したビリーナが行動を開始する!

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usa

ネタバレ

ギル メフィウス

皇帝との謁見シーン。
一巻で「怠け者」とか「男らしい功績をたてろ」と言われていた本物のギルにくらべれば、オルバは間違いなく本物の英雄。

しかも、顔がママ似。性格がパパ似。あり得ないぐらい優秀で、人望も厚い。

はっきり言って、背中に奴隷の紋章があったところで、ニセモノだ!なんて信じたくないぐらいの勢いじゃないだろうか。

皇帝だって、オルバが泣いた瞬間、「本物の息子じゃないか?」と思ったにちがいない。

ともあれ、周りで見ていた臣下たちからすれば、どこからどう見ても本物の親子喧嘩にしか見えなかっただろう。

この物語の面白さは、本人たちの精神のなかで織り成す「真実」の物語と、周囲の人たちが見ている「王道の英雄物語」の二つの視点で楽しめる所じゃないかと思っている。

やんちゃでさみしがり屋のオルバが、沢山の人に認められて、必要とされて、子供の頃に失った沢山のものをとりもどせて、本当に良かったと思う。ラストまで後一巻。がんばれ!

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2019年07月27日

Posted by ブクログ

グールとギルの謁見。
ギルの様子を見てグールはこいつなら任せられると思ったのかな。
そうはいっても簡単に認めるわけにもいかず、1発だけ入った弾丸に運命を託したか。
しかしグールのあの一言から、先が気になってしょうがなかったw
ここで他国の状況を挟むのは卑怯だw手が止まるわけないじゃないかw

外敵に対してついに協力体制をとったメフィウス、ガーベラ、エンデ、西方諸国。
その中心にはギルがいた。
ここまでギルの足取りを一緒に見てきただけに、とても感慨深い。
この物語もあと1冊。

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2013年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

く……っ、最後にすごいシーンで終わっていたので次が気になるよ!! たぶん、ビリーナも皇子の正体に気づくってことでいいのかな? 最終的には。魔法的なことも全然解決してないけど、これ、別に魔法的な設定なくてもよかったように思えるんだけどな。あ、でも、あった方がいいのか……?

とりあえず、これ以上好きキャラが死なないで終わって欲しいものです。

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2012年06月11日

Posted by ブクログ

いよいよラス前です。
これまでの様々な伏線が収束し、最終巻に向けて一気に動き出すのですが、やっぱり一番気になるのは、ギル(オルバ)の正体をビリーナがどのような形で知り、そのうえで二人はどうなるのかって事ですかね。

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2012年06月09日

Posted by ブクログ

クライマックス直前の1冊。

登場人物がそれぞれの思惑を持ち、使える策略を駆使してそれぞれの場所で行動を起こしている。

ラストが楽しみ。

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2012年06月26日

Posted by ブクログ

次で終り。らしいが、本当に終われるとは思えない展開。
色々な場面で色々な人物の思惑が蠢いているので、おそらくは
群像劇にも似た終わり方をするのかなー、と。
ま、主人公にまつわる部分を終わらせて、それ以外はまだまだ
続く、となるんだろうな、ということで。

さて、どう終わるか。

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2012年08月02日

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