村崎友のレビュー一覧

  • 校庭には誰もいない
    初めて読んだ作家さんだった。
    解説で「あだち充の世界で殺人が起こったら素敵(省)」という記述があったけど、そういう世界観もこの本から感じました。
    爽やかで、毒々しさみたいなものもなく、読みやすかったので、続きの話があってもいいなと思います。そしてそれを読みたいです。
  • 夕暮れ密室
    青春ミステリ。
    舞台は田舎の高校。バレー部マネージャーで男子生徒の憧れの存在である森下栞の死は、不自然な点を残しつつも密室と遺書により自殺の線で捜査されかける。バレー部の仲間や親友、クラスメイト達は疑念を抱き、独自に捜査や推理を始める。
    終始痛みを伴う悲壮の物語だが、その中にどこか青春の爽やかさやも...続きを読む
  • 風の歌、星の口笛
    探偵のトッドは、全てが母(マム)によって管理される世界で探偵を営んでいる。ある日彼の周りで死ぬはずのない人工ロボットペットが死に、起こるはずのない停電が起きる。

    地質学者のジョーは地球から25光年(250年)離れた惑星プシュケを目指す。プシュケは遥か昔、地球人が作り出した人口惑星だった。しかしジョ...続きを読む
  • 夕暮れ密室
    ‪文化祭当日、扉の開かないシャワールーム内で女生徒が死んでいるのが見つかった。元男子バレーボール部マネージャー、素直で前向きで男子生徒の憧れの的だった彼女が何故そんな日にそんな場所で死ぬ事になったのか、クラスメイト達はそれぞれの疑問を追及し始める。

    進路の悩みに秘めた恋と微妙な友情、それ故にすれ違...続きを読む
  • フェイバリット・シングス
     ミステリかどうかは甚だ疑問ですが。
     探偵が登場する推理小説を書いている作家が語り部のお話なので、ミステリなのでしょう。
     その探偵が自分と同名だからなのか、何か現実と小説の中がごっちゃになってる人で、実際に存在したら大変そうだなぁ、て思った。
     まぁ、後味悪いラストでなくてよかった。
  • 街角で謎が待っている がまくら市事件
    蝦蟇倉市で不可能犯罪が起こるアンソロジー。2冊目。

    この街にも人にも慣れてきた。
    ただこちらの本は事件が解決してるのかしてないのか。
    はっきりさせないがいいのかもしれないですけどね。
  • 街角で謎が待っている がまくら市事件
    蝦蟇倉市アンソロジーの2冊目。2冊目は少しダークな話が多かった印象。いろいろなタイプのミステリーがあって楽しい。真相は二の次な話もあるし、がっつり謎解きな話もある。ちょっと不可能犯罪にこだわり過ぎな感じはしますが。
  • 風の歌、星の口笛
    ファンタジーミステリーだと思って読んだ私は正解だったようです。楽しめました。ただ、紹介文と本文が違いすぎて、本当に焦った。別の本読んじゃったかと思った。
  • 風の歌、星の口笛
     第24回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

     SFミステリーです。舞台は、宇宙。
     この設定ならでは、のトリックです。

     ジョーとクレイン博士を乗せた外宇宙探査船《クピド》は、250年の時をかけて、地球の兄弟星であるプシュケに、いままさに到着しようとしていた。
     プシュケは、人類が500年ほど昔に、...続きを読む
  • 校庭には誰もいない
    晶嶺館高校合唱部。部員2人。
    新学期目前の春休み。
    部員の葉音梢は、入部希望ノートに「中村雫」という見知らぬ名前を見つける。
    もしかして新入生?
    入学式前の不自然な時期と思うも、梢は期待に胸を躍らせるが、部長の宮本耕哉は、入部希望者じゃないと断言。
    しかも、卒業生、在校生にも「中村雫」は存在しない。...続きを読む
  • 校庭には誰もいない
    高校合唱部を舞台にした青春ミステリ。推理物のパロディとしても面白い。スポーツ障害のくだりは、東野圭吾さんの初期の名作と名高い高校野球を舞台にした『魔球』という作品を彷彿とさせる。それさえもパロディと言えるけれども。100人くらいの大合唱団の奮闘記の小説ではないが、それはそれとして、文句なしに楽しめる...続きを読む
  • 夕暮れ密室
    高校最後の文化祭、1人の生徒が謎の死を遂げる。様々な人物からの視点で、密室事件の謎に迫っていく構成。久保田の奇蹟と銘打った推理パートもあり、最終章に一層期待が高まったが、肝心のトリックは必然性を感じないし、動機も中途半端で、何を描きたかったのか伝わらなかった。横溝正史ミステリ大賞系は、第21回受賞作...続きを読む
  • 夕暮れ密室
    高校生が密室と思われるシャワールームで亡くなっていた。
    自殺か他殺か?
    学園祭の前夜、校舎内でなにかトラブルが?

    まぁ犯人は、物語のかなり早い段階でわかりますが、密室やなぜ死なせる事になったのかは、わかりません。

  • 街角で謎が待っている がまくら市事件
    不可能犯罪が多いという、がまくら市を舞台にした、複数作家によるアンソロジー小説。
    シリーズは2作目で、1作目に出てきた人物との共演した作品もある。
    今作はただ不思議なトリックだけの話ではなく、共謀したわけではないのに、人と人がつながることによって一つの犯罪を作り上げるという話が多い。
  • 街角で謎が待っている がまくら市事件
    <がまくら市事件>シリーズ(1)の「晴れたには謎を追って」よりも,全体にミステリーというかホラー寄りで,読んでいてゾクッとする作品が多かった。
  • 風の歌、星の口笛
    3つの場面がああなって物語りがクライマックスになるのだが、どれがどの地点のものか途中こんがらがってしまって、わからなくなった。
    しかし、「あぁ、こうなるのか!」と、びっくりさせられたりした。
    話はこんがらがったところ以外は読みやすかったです。
  • 風の歌、星の口笛
    SFファンタジー的なミステリー。

    なかなか興味深い。
    登場人物たちの時代設定が面白い。
    でももっと劇的なものがラストに欲しかったな。スゥね。
  • 風の歌、星の口笛
    2004.12.2

     涼さんにすすめられて買った、村崎友の「風の歌、星の口笛」を読んだ。

     

     …壮大。そのスケールの大きさに驚いた。ほどよくミステリーで、しっかりファンタジーで、理解できる範囲のSFで、切ないロマンチシズムにあふれている。質実剛健な骨太作品にどっぷりだったわたしの頭に、ほどよ...続きを読む
  • 風の歌、星の口笛
    横溝正史大賞受賞。でもくくりはファンタジー(笑)ミステリじゃないだろ。っつーかその点はどうでもいいって感じ。ファンタジーと思って読む事をお勧めします。