横田増生のレビュー一覧

  • ユニクロ帝国の光と影

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    ユニクロの発展の影で非情とも言われる柳井氏の本質を取材をもとに解き明かす書。ユニクロが名誉棄損で訴えた単行本にユニクロ一審敗訴の章を加えた文庫版。

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    2014年01月10日
  • ユニクロ潜入一年

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    ネタバレ

    この本の主旨ではないことは重々承知したうえで言わせて頂きたいのだが、どこの企業も後ろ暗いところは存在すると思う。執念を持って取材し、調べ上げれば、どこの会社も叩けば埃が出るのだと思う。程度はあれど。自分がここの広報だったらどうしよう…と胃がキリキリする思いで読んでしまった。
    仕事とはいえど取材のために戸籍名前まで変える執念と根気が凄い。柳井氏への愛が重い。

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    2026年08月18日
  • ルポ 「トランプ信者」潜入一年(小学館新書)

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    トランプを取り巻く群衆を著した本

    なぜトランプは再選したのか、その流れはわかっても心情は理解できず

    ウソを突き通す人がリーダーなんてと思うが、力あるものはなんでも罷り通ってしまうのか
    これ、日本でも、企業でもどこにでもあること
    そして上が変われば指針が変わって振り回される
    どこも同じだな

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    2026年07月25日
  • ユニクロ帝国の光と影

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    成功した起業家は個性が強烈でいい、悪いにかかわらず志がありますね。本書はインタビューのまとめですが、横田さんはやっぱり潜入シリーズが面白い。

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    2026年07月11日
  • ユニクロ帝国の光と影

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    単なるユニクロへの批判本かと思いましたが
    ユニクロの歴史からアパレル業界の構造やSAPの説明等が書かれており、その点はとても勉強になりました。
    従業員のサービス残業や苦悩についてページが割かれていましたが、給与水準を考えるとあまり説得力が無かったです⋯
    ユニクロより安い給料で過酷な中小企業の現場は山程あるのではと思わざる得なかったです。

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    2026年06月10日
  • 潜入取材、全手法 調査、記録、ファクトチェック、執筆に訴訟対策まで

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    YouTube の配信を観ているようなラジオで話を聴いているように分かり易いのですんなりと読めた。
    著者は先日のフジテレビの長時間記者会見で、経営陣に感情的に突っ込んだ質問をした人ということもあり、顔も声も頭に思い浮かべられたというのもより勝手にだけど親近感を持てたからよかったかな。
    使い方だが秘密録音は違法でないというのは勘違いしていたのが分かったし、潜入するのに離婚して再婚という方法も、そこまでやるのかと驚いた。
    人として生まれてきて役割っていうのは割り当てられてるのかね。
    ジャーナリストとしての心構えが分かり面白く読んだけど、今の生活とのギャップもあるし、年取って情熱を失いかけてるためか、気持ちが昂らなかったので再読はない。

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    2025年09月06日
  • ユニクロ潜入一年

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    潜入取材の書籍を初めて読んだ。名前まで変えて潜入する著者の姿勢は驚嘆した。現場レベルになる程思考する暇なく働かされる実情を見ると、ある意味宗教の様相だなと。本書は5.6年前の話だけど、人権デューデリジェンスの必要性が叫ばれる中、今のユニクロの状況は気になるところ。本書を読む限り、ユニクロではバイトするなと言いたくなる。

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    2023年05月30日
  • ユニクロ潜入一年

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    ユニクロが初任給を30万円に引き上げるとニュースで聞いてそんなにもらえるんだ、単純にいいよねと思っていたら友人が「ブラックなんじゃない?」とさらっと言った。潜入した本が昔あったよ、と教えてもらい読んでみた

    ユニクロにはあまり行かないので、感謝祭というのも知らなかった。従業員にとってなんて過酷な期間なんだろう お客にとっても混雑だし並ぶしあまりいことはない それでも行く人がいるのね

    洋服を買う時は作ってる人を大事にしている会社で製作されたものを選んでいる
    みんなもそうすればブラックな会社はなくなるのに。

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    2023年01月31日
  • 評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」

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    ネタバレ

    不世出のコラムニスト。
    テレビウォッチャー。消しゴム版画家。
    鋭い観察眼と類稀なる表現力を持ちながら、
    己については避けるように触れなかったナンシー関
    関係者たちの当時のコメントや取材から、
    ナンシー関の人となりや人生に触れています。

    ナンシー関ってどんな人なんだろうとか、
    ほかの面白い人たちはどう思ってたんだろうとか、
    作品からしかナンシー関を知り得なかった、
    当時子供の私はぼんやり気になっていました。
    なので関係者のコメントは興味深く読みました。

    やはり秀逸なのは消しゴム版画ですね。
    何度も見てるのに毎回笑いを堪えられません。
    まさに"眼福"です。私にとっては。

    その人がイキってる一瞬の表情を切り取って版画で
    "違和感"を明確にし、その正体をさらけ出す

    ツボを押された気持ち良さ、かはっ! くふっ!
    しかも、表情と、ひと言だけで。
    手際の見事さに今度はうーん…と唸りまして、
    その人のドラマを想像してまたじわじわ笑います。
    マッサージ受けてるおっさんみたいですけど、
    ホント、何度見ても笑います。

    有名人が"その気になってるときの顔"の版画。
    そばには辛辣で痛快かつ納得の"ひと言"

    有名人が実は心の底で思ってそうな"心意気"だったり
    有名人の意図しない形で浮いてくる"無理"だったり。
    「言ってやるなよ」と笑ってしまいます。

    もう何回見ても声上げて笑ってしまう。

    第一章 ナンシー関の才能とその影響力
    第二章 〈ナンシー関〉が誕生するまで
    第三章 青森での関直美
    第四章 旅するナンシー、歌うナンシー
    第五章 ナンシー関の全盛期
    巻末インタビュー マツコから見たナンシー
    解説 ナンシー関と雑誌の時代 与那原 恵

    ◎宮部みゆき、土屋敏男、小田嶋隆、山藤章二、
     えのきどいちろう、いとうせいこう、
     リリー・フランキー、松本人志、みうらじゅん、
     高田文夫、関真里ほか

    ナンシーは王様は裸だ、って言っちゃう娘なんだ。
    みんなが言えないような正論を言ってくれるから、
    スカッとするんだよ。

    言われてみればその通りなんだけど、
    普通はなかなか気づかない。
    それをズバッと言うでしょう、ナンシーは。
    そのセンスが素晴らしい。
    (高田文夫・談)

    会えばいつでも、あの芸能人がいい味出しているとか、あの人のフェロモンは貴重だとか、周りから見たらどうでもいいようなことを二人で夢中になって話していましたね。

    当時のテレビ業界には、ナンシーさんの文章によって、裸にされるのを怖がっている人たちがたくさんいたような覚えがあります。ナンシーさんには見抜かれちゃうから。
    (みうらじゅん・談)

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    2022年12月29日
  • 評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」

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    ナンシー関の評伝があると知ってとりあえず読んでみた。私自身はナンシー関が本当に好きなので彼女について書いてあればそれだけで満足なのだが、一つの評伝としての出来はおそらくまあ普通で、特に新しい視点とか気づきがあるわけではないので、ナンシー関を知らない人には勧めない。ナンシー関自身の著作を読めば足りることである。
    私の姿勢としては、ナンシーの新作がもう出ないから、弁当箱の蓋の裏にくっついた米粒でもいいから食べるように読む感じか。いやそれは言い過ぎだとは思うんだけど、こういう文章を書いてしまうのはナンシーの影響がきっとあるんだろうなあ。
    私の中でナンシーは「含羞の人」という言葉が一番ピッタリくる表現なので、この著者はどうもその「含羞」の部分がしっくり理解できていないんじゃないかな?と感じる部分がしばしばあり、そこが最も残念だった。ナンシーの本質はおだやかで繊細でシャイで慎ましやかな乙女なのだ。そのナイーブ極まりない心臓部分を所ジョージやビートたけしの韜晦で防御したうえで生来の知性という攻撃力を発揮したからこそのあの切れ味のコラムだったのだ。その上に燦然と輝く旗印は消しゴムはんこ。完璧だ。
    取材を重ねた労作であろうし、消しゴムはんこの名作も多数見られたので有り難くはあったが、繰り返すが人には勧めない。ナンシーを好きでたまらない人だけ、こっそり読んでください。

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    2022年08月29日
  • 評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」

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    ナンシー関さんへの興味は、正直にいえばなかったが、タイトルの「心に一人のナンシーを」というのにヤラレてしまった。
    これは読むしかないなと。
    自分も以前はテレビ大好き人間だったから、当時にナンシー関さんのコラムとかを読んでいたら、おそらく気に入ったのだろうな。
    所々のせてあるコラムの一文に声を出して笑ってしまう位面白かった。
    今度は ナンシー関さん自身の著書を読んでみようと思った。
    この本の著者は、うまくナンシー関さんを引き立てているなぁ。

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    2022年05月07日
  • ユニクロ潜入一年

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    初めてこういう潜入ものを読んだ。ユニクロがブラック企業とは耳によくするが、こんなにも卑劣な職場とは。
    あんなに安い価格でハイブラントにも合うデザインは本当にすごいと思うが、その裏では血肉を削り、働いてる人がたくさんいるということ。

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    2021年11月05日
  • ユニクロ潜入一年

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    以前から耳にしていた、とある衣料量販店の裏舞台を潜入捜査するルポ。

    この企業オリジナルの話は少ない。残念ながら、よく聞く『社会で成長してほしくない』と感じる会社の生の経験談でした。

    モノを買うときには、素材や性能、値段でといった目に見えるところだけでは足りない。

    それを買うと、誰が笑って、誰が泣くのか。レジに行く前に考えたいと、より強く意識させてくれました。著者の増田さん(田中さん?)1年間お疲れ様でした。

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    2021年08月28日
  • ユニクロ帝国の光と影

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    ネタバレ

    ユニクロ柳井社長の光と影というタイトルだが、影ばかり記載されている。光はいまさら説明する必要は無いという事か?
    ・少品種大量生産型
    ・社員と顧客に同じ笑顔を見せて人気だった玉塚社長を追放
    ・家族で45%の株を持っている。
    ・父親は土建業もやっていて地元やくざとのつながりも有り。
    ・ジャスコで1年修行
    ・小郡商会の古参社員達は1名を遺して全員退社
    ・国内では守秘契約が有り分からないが中国に行けば、ユニクロ製品製造をオープンにしている。低賃金
    ・広報は事細かく禁止事項を指定してくる

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    2020年12月31日
  • ユニクロ潜入一年

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    横田増生『ユニクロ潜入一年』文春文庫。

    この種のノンフィクションやルポの場合、著者が冷静さを失ってしまうと読者は著者が考えを押し付けているように感じ、醒めてしまうのだ。本作はまさにこのパターン。最初からUNIQLOをブラック企業と決め付けて、喧嘩腰で潜入ルポを敢行したところで、著者の思いは読者には伝わって来ない。

    確かにUNIQLOはアルバイトや海外の縫製工場に働く従業員にとってブラック企業であろう。UNIQLOのワンマン社長の考えが末端まで行き届かず、業績も伸びずに苛々を募らせているようだ。

    最初は物珍しさも手伝いUNIQLOは流行の波に乗ったようだが、それも長くは続かなかった。大波を捕らえた時に、次のアクションを誤り、ハイブランド化の方向に舵を切ったことで顧客が離れて行ったことが原因であろう。今さら人件費や経費をケチったところで顧客が居ないことには商売にならない。

    どこの企業も業績が伸びないことで悪戦苦闘している。今の新型コロナウイルス感染が拡大している状況を見ると、企業の悪戦苦闘は暫く続くだろう。その中で正社員に対して厳しい指導をしたり、進むべき方向性を示すのは企業のトップの役割であるが、アルバイトやパート従業員にまで徹底しようというのはやり過ぎだと思う。『自分の城は自分で守る』という言葉があるが、正社員にとって企業は城でも、アルバイトやパート従業員にとっては一時の仮住まいにしか過ぎないのだ。

    本体価格840円
    ★★★

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    2020年08月10日
  • ユニクロ帝国の光と影

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    【文章】
    読み易い
    【ハマり】
     ★★★★・
    【共感度】
     ★★★・・
    【気付き】
     ★★★・・

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    2019年12月08日
  • ユニクロ帝国の光と影

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    ユニクロは柳井さんの王国なんだな。
    国内編の働く人が面白かった。
    社長が何億もの役員収入もらってて、従業員の実情がこんなで、よくみんな辞めないなぁ。

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    2019年12月06日
  • 評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」

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    生前ナンシー関にかかわった多くの人びとへのインタビューを通して、あまりにも早くこの世を去った彼女の生涯を明らかにしている評伝です。

    死後、ますます多くの讃辞に取り巻かれたナンシー関ですが、本書はさまざまな人びとへの取材を通して等身大のナンシー関をえがいており、ノンフィクションとして優れた仕事だといってよいように思います。その一方で、本書の「まえがき」には、「すでにナンシーの書いた文章の中に、いくつもの物語がある。それを整理整頓してならべなおし、その背景を埋めていけば、どうしてナンシーが非凡で魅力的な書き手であったのかがより明らかになるのではないか」と書かれていますが、こうした作業を通じて彼女のスタンスを評価するという面では、いまひとつ踏み込み切れていないような印象もあります。

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    2019年02月09日
  • 評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」

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    ナンシー関は天才だった。久しぶりに彼女の文を読みたくなった。
    けど、いろいろテレビ出演の話は書いてあるのに、どうしてあの深夜番組のことは書いていないんだろう?
    (108)

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    2018年10月12日
  • ユニクロ帝国の光と影

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    ユニクロの強さの源泉を創業者柳井正の人柄から結びつけて描く。
    厳格、締め付け、圧力、統制、それゆえの成果、というストーリー。

    タイトルの割にはあんまりパンチがないなと感じたのだが、巻末ではユニクロのファーストリテイリングから訴えられたとのこと。
    柳井へのインタビューでも、他の項でも、そんなに悪意のある書き方はしていないような気がするのだが、、

    服飾の流通の仕組みや、その中でユニクロが勝ち上がった流れについてはよく分かった。

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    2017年11月25日