評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」

評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」

779円 (税込)

3pt

3.4

消しゴム版画家・ナンシー関の死から10年以上が過ぎた。一向に古びない彼女の文章やハンコ、さらに、いとうせいこう、リリー・フランキー、みうらじゅん、宮部みゆきをはじめ、さまざまなインタビューを通して重層的に希代のコラムニストの生涯に迫る。

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評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年09月11日

    ナンシー関が39歳で急逝してから、はや15年。本書は没後10年目に出版された評伝である。キレ味と愛情と孤高の視点を内包した文章と消しゴム版画を多数残したナンシー関の生い立ちから死の直前までを、関係者のインタビューを紡ぎながら構成している。
    サブタイトル『心に一人のナンシーを』が、イカしてる。ナンシー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年07月15日

    家族でも知人でも無い人の死があれほど悲しかったことは後にも先にもなかった。芸能人を見るときはどこかナンシー関的ものさしではかる自分がいます。

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    Posted by ブクログ 2014年06月20日

    ナンシー関は結構好きです。文庫化されたものは殆どよんでるんじゃないかな。当時も今もあまりTVをみる機会は多くないんだけど、ナンシーのコラム/文章はちょっと中毒に近い魅力があって読んでしまう。熱狂的ファンの宮部みゆきも同じような事かいてた。
    あくまでTVという箱のこっち側に徹していて(つまり一般視聴者...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月09日

    生前ナンシー関にかかわった多くの人びとへのインタビューを通して、あまりにも早くこの世を去った彼女の生涯を明らかにしている評伝です。

    死後、ますます多くの讃辞に取り巻かれたナンシー関ですが、本書はさまざまな人びとへの取材を通して等身大のナンシー関をえがいており、ノンフィクションとして優れた仕事だとい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月12日

    ナンシー関は天才だった。久しぶりに彼女の文を読みたくなった。
    けど、いろいろテレビ出演の話は書いてあるのに、どうしてあの深夜番組のことは書いていないんだろう?
    (108)

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    Posted by ブクログ 2014年06月17日

    テレビ評論で有名なナンシー関の評伝。きっちり書かれているけれど、ナンシーの魅力を伝えきったかとなるとちょいと疑問。著者の〝力み〟が、逆にマイナスになっているように感じる。宮部みゆきが話したというそれぞれが「心に一人のナンシーを」というのは名言。それぞれが心の中に〝他者〟を持とうと言うことらしい。全体...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年01月16日

    宝島にコラム連載しているときから気になっていたナンシー関。そういや、親父が定期購読していた週刊朝日も、東海林さだおと山藤章二と並んでナンシー関の記事だけは読んでいたなぁと、懐かしくなって手に取った1冊。
    タレントとは決して名乗らず、テレビ評論家とも名乗らず、生涯一「消しゴム版画家」として、ブラウン管...続きを読む

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