青山南のレビュー一覧
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『怒りの葡萄』『エデンの東』のジョン・スタインベックが、1960年、愛犬チャーリーと、宿泊できるよう改造したトラック「ロシナンテ」でアメリカ中を旅した記録。
各州のもつ地域性を、著者の目を通して、まるで異なる国を旅しているかのように明確に語っていく。
そして各地で出会う人々とのエピソードを通して、彼が今住んでいるアメリカという国をあぶりだしていく。
ただ、あぶりだされようとしたアメリカは、各州、各地域が歯車のようにうまく噛み合って機能している統一的なものではない。
それぞれの地域性があり、それでも全員同じ方向を向いて発展していっている、というのでは全くない。
折しも1960年のアメリカは、戦後 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公の作家・サルと親友ディーンはアメリカ大陸をヒッチハイクや自分の車で東西(最後はメキシコ)に行ったり来たり、道中はほぼ酒、盗み、ドラッグ、セックス、しかない。
盗んだバイクで走りだしてずっと走り続けたらこうなった、みたいな…(汗
「あらゆる文化に決定的な影響を与えた伝説の書」(裏表紙)だそうですが今だと迷惑系ユーチューバーっぽいかな。文章や構成も、めちゃくちゃなスピードで車で走った!いい女がいた!走り去った!目的地に着いた!という繰り返しで動画っぽい。
「旅がしたい」と思って手に取りましたが衝撃的でした。女性がモノ扱いというか、心を通わせるとかないんかーい、みたいな。でも自分にとって -
Posted by ブクログ
正直言うと、いったい、いつになったら読み終えるものかと途方に暮れてしまった。おそらく僕自身、読むことで、読みながらにして日常生活の隙間から見える“旅路の果て”へと意識を向けていたかのような、読書の最中というものは少なからず意識は“飛ぶ”ものだと思うけれど、今回のそれは、いかにも広大な旅路の眺めだった。
ちょっと言い過ぎかな。呑まれ過ぎかな。
“ロード”をして即ち人生に擬えることは、きっと安易で、有りがちなことで、すでに数多の言葉にて語り尽くされているだろうことは想像に難くない。時代とか世代とか、今を生きる僕らは、いつでもそれらの真っ只中にいて、気付かないこともたくさんあると思うけれど、気付か -
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Posted by ブクログ
青山南さんのエッセイが昔から好きだけど、60歳すぎてスペイン語習うためにメキシコに10か月滞在するって、行動力、すごい。でも別に必死さとかは全然なくて、すごくのんびり楽しんでる感じがよかった。
スペイン語のことも、動詞の活用が難しいとか英語と似ているところとか違うところとか、いろいろかじれて興味深かった。確かに、疑問文の頭に、クエスチョンマークのさかさになっているやつをくっつけるの、楽しい感じがする。。。
語学って、趣味として気負わずにはじめていいのかもとか思った。別にマスターしなくても、少しずつ知っていく過程がおもしろい。ってあたりまえだけど忘れているような。
でもそれはスペイン語だからな