幸田露伴のレビュー一覧

  • 運命 二人の皇帝

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    中国の古典は色々と手を出してる方なんですが、明朝のは初めて読んだのではないかと。やっぱり私情で皇帝とか決めちゃいけないなーと思いました。上に立つ者は先を見通せる者でなくてはならない、皇帝は人を守るべき立場であるのだから。

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    2009年10月04日
  • 雲の影・貧乏の説

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    幸田露伴は、古臭い人という印象をもっていた。
    この随筆を読み終わったいまも、それは変わらない。
    だが、古臭い人が、新しくないわけではない。
    言ってしまえば、温故知新であるが、今に通じる世相の底を見極める新しさを持つ人であった。

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    2025年07月10日
  • 努力論

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    ■評価
    ★★★✬☆

    ■感想
    ◯昔の本だけあって、文体は硬いが、慣れると読みやすくなる。「けだし」多い。

    ◯日本版の幸福論の書き方。引用されている人が、日本史の人物なので、日本人としては親近感を抱きやすい。

    ◯通読したが、まとめ未。

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    2024年05月12日
  • 五重塔

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    文体は、ある種の謡曲調というか、リズムで読んでいく感じでしょうか。現代人には少し読みにくいかもしれない。
    のっそりが何故あそこまで頑固なのか、宗教心からなのか、それはよく分からない。
    源太のほうが執着を捨てて仏心に目覚めていくという話のほうが実はメインのストーリーなのかもしれないと思った。

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    2024年04月19日
  • 五重塔

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    文語体で読みづらく、内容を理解するのに一苦労。
    でも文章のリズムは良く、ちょっとユーモアも感じられました。
    「のっそり」は生きるのが下手くそすぎるので、情熱を注いで良い仕事ができる人なのにもったいないなーと思いました。

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    2024年02月08日
  • 五重塔

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    横山操が書いた「塔」は、谷中「天王寺」のやけ倒れる五重塔を、勇猛な姿として書いた。
    僕はその絵をテレビで見たあと、実際に谷中まで出かけた事がある。
    もうそこには五重塔はないなと思いながら、歩いていると、その静かなお寺に黙る大仏様がにょっきりお寺顔を出してびっくりした、

    上野の山からも近く、昔は人の行き交う一角だろうと思わせるこの界隈に昔は立派な五重塔が立っていたのかと、十兵衛の心意気まで残るよう。

    十兵衛は生真面目じゃなく愚鈍なのがいい。
    口だけで世渡りすることは、毛嫌いする割に人間誰しも大小の処世術を持っている。

    愚鈍は愚鈍で遅く考える。
    遅く考えるということは、早合点しない。
    今いる

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    2023年04月24日
  • 五重塔

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    五重塔建立に取り憑かれた男のっそり十兵衛の話。義理人情より己の芸に全てを捧げた主人公。思ったよりも読みやすい。

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    2023年04月21日
  • 幸福のための努力論 エッセンシャル版

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    ・じぶんを引き出してくれる人
    ・シンプルではないからまよう
    ・欠けていることを前提にして

    こういう本はめったに読まないけど、
    ある本の中に紹介されていたので。

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    2022年12月28日
  • 五重塔

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    ネタバレ

    読みにくいったらありゃしない
    内容は面白い!面白いんだけど、、、本当に文語体苦手すぎて(舞姫とかも読めない笑)
    主人公のエゴは何かに取り憑かれた感じがあり、狂気を感じた。

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    2022年06月02日
  • 渋沢栄一伝

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    伝記なのかと期待して読んでいたら、思っていたのとは違いました。「渋沢栄一はこんなにすごい人!」といった書き方はなく、功績を数値を交えて淡々と記述している本ですね。

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    2022年04月28日
  • 平将門

    匿名

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    これが刊行されたのは大正14年だから、いわゆる大正デモクラシーのさなかということになる。問答無用で逆賊扱いされていた平将門を、中立に見つめなおした意欲作だと思う。

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    2022年09月28日
  • 五重塔

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     坪内逍遥や二葉亭四迷を日本近代文学の嚆矢とするならば、次に来るのは明治20年代、紅露時代とも称された尾崎紅葉及び幸田露伴の名前が挙がる。私も近代文学に漠然とした興味があり、坪内逍遥やら二葉亭四迷の小説を読んではいたが、尾崎紅葉も幸田露伴も読んでいなかった。明治時代の小説は読み辛いからだ。大正時代というと谷崎潤一郎や武者小路実篤など、比較的読みやすいイメージがあるのだが、まだまだ文語の抜けきらない明治期の文体は、近代文学の奥深く、容易に立ち入らせてはくれない魔窟の様相を呈する。まして『金色夜叉』『五重塔』という表題からは、四角四面な印象を受け、難しいだろうと避けていた。
     それでも何とか読むぞ

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    2021年09月25日
  • 幻談

    匿名

    購入済み

    夕暮れが迫るなか、糸をたらすことに夢中な釣り人に怪異がひっそりと近づく。幻想的な余韻がなんとも言えない。

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    2022年09月28日
  • 超訳 努力論

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    ネタバレ

    読書理由
    →努力の続けることは疎か、努力を始めることすらできていないことを自覚した。このような時に物事に懸命に取り組むうえで必要な考え方を学びたいと思ったから。

    キーワード
    →努力、幸福、気、高級な感情、過程の短縮、シンプル、人を信じる

    (努力の目的)
    ・努力により充実し発展できる。人生の意義そのもの
    ・能力を拡大→非常時に差がつく
    ・利益のためでなく、真の歩むべき道を見つけるため

    (努力の方向性)
    ・「目の前のことへの努力」と「基礎を作る努力」
    ・結果には運命と人力の両方が関係する
    ・日常生活について関心を持ち、理解し、感じる。
    ・不快な感情が起こったら、相手を理解してよい人だと信じる

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    2021年01月25日
  • 運命 二人の皇帝

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    ネタバレ

    西暦1398年 中国 明。貧農から皇帝にまで登り詰めた朱元璋(洪武帝)が死去し、孫の建文帝が即位する。
    反乱分子となる可能性のある叔父の王たちを、次々と粛清、退位させるなか、洪武帝の4男である燕王(永楽帝)が靖難の変を引き起こす。

    歴史書で言えば一瞬の出来事であるが、この期間の様々な人物の心情や環境を活き活きと描いており、一瞬で堰を切ったように読み終えてしまった。

    建文帝は徳による治を実践しており、政治は良かった。
    しかし優しすぎた。
    一方、燕王は追い詰められて兵を起こさざる負えなかった。遥かに劣勢であるにも関わらず苦戦の末に勝ち上がる。

    国を統治するための権力闘争。
    一人一人に思いや立

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    2020年05月07日
  • 五重塔

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    ネタバレ

    安藤忠雄さんの本で薦められたので読んでみた。
    十兵衛の執念が嵐に乗り移った描写は圧巻。ただ、自分にはこの昔の文体は読みにくさが半端なく、全て理解できないのがかなしい。。

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    2019年01月07日
  • 超訳 努力論

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    努力の方向を間違えない=無理な願望に向かわない。間接の努力を欠かさない。
    現状に満足するのは、老境に入った証拠。
    幸福は、惜福(福を惜しみながら使う)が大事。
    分福する=人に分け与える。川に酒を注いで分かち合う。
    好きなことでも努力が必要。
    人生の唯一の味方は努力である。
    人生の意義は努力することにある。
    明確な目標を持って学ぶ。
    仕事だけでなく趣味でも、出来る限り的を絞る。
    病気は予想すべきもの。
    仲の良い夫婦は健康である。
    気が散る、には2種類ある。幾つかの事に心を奪われる事、同時に幾つかのことが気になること。一時一物主義が大事。気が2つになると健康を失う。
    凝る気は大局を見失う、張る気は

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    2018年02月15日
  • 五重塔

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    寡黙で芸術家肌の十兵衛と、義理堅く面倒見がいい源太、2人の大工の五重塔の建立をめぐる物語です。

    谷中の寺にて五重塔が建立されることが予定されていた。
    世間に鈍と揶揄されるが、丁寧な仕事と高い技術力を持つ大工の十兵衛は、その仕事をやり遂げたいという強い思いに苦しめられることになる。
    本来なら、その施工は源太が請け負う予定だった、また、十兵衛は源太に日頃お世話になっていたが、十兵衛は上人に熱意を伝える。
    源太は十兵衛に一緒に作ることを提案するが、十兵衛は一人でやり遂げたいと頑として聞かない。

    当時の日本はまだノベルの黎明期だったにもかかわらず、戯作文学の名残を感じさせない、現代の小説に近い内容

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    2016年12月04日
  • 五重塔

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    五重塔を建立せよと言いつけられた大工の物語。その後、葛藤?に取り憑かれるという話?だったような…。
    読み込みが足りない。

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    2014年06月24日
  • 努力論

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    ネタバレ

    明治時代に、尾形紅葉とともに、紅露時代と呼ばれる一時代を作った幸田露伴の代表作。

    運命と人力
    着手の処
    自己の革新
    3つの福(惜福、分福、植福)
    努力の堆積
    修学の4標的
    凡庸の資質と卓越せる事功
    接物宜従厚
    四季と一身と
    静光動光
    進潮退潮
    山下語

    以上の章から構成されている。

    1912年に発表された評論で、難度の高い文章であるものの、著者の凛とした人生観、自己への厳しさ、人としての温かさ、宗教観、精神論、様々なものを盛り込んだ名著だとは思います。

    論説は当然とはいえ、立派な人でないと説けない内容ではないでしょうか。

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    2014年06月02日