幸田露伴のレビュー一覧

  • 努力論

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    努力:直接の努力(当面の努力)、間接の努力(準備の努力)/ 努力という事が人の進んで止むことを知らぬ性の本然 / 努力の結果が佳良ならざると
    き:努力の方向が悪い、間接の努力が欠けている / 努力して努力する、それは真のよいものではない。努力を忘れて努力する、それが真の良いものである。⇒愛か捨の体得が必要 / 進んで自ら運命を造るべきのみである。是の如き気象を英雄的気象といい、是の如きの気象を有して、終にこれを事実になし得るものを英雄という / 成功者は自己の力として運命を解釈し、失敗者は運命の力として自己を解釈して居る。…両様の見解を併合する時は全部の真となるのではなかろうか。…成功者は運命

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    2009年10月04日
  • 努力論

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    正座して読みました

    「そんなわけない嘘でしょ?」と思った方
    ぜひ本書を読んで下さい
    本書を通して露伴先生と対話することで、心が整えられ、人を疑うことしかできない澱んだ心が清められることでしょう

    露伴先生は本書において、至極当たり前に思えることを、淡々と繰り返しておるように思えます

    露伴先生は言います
    「努力をせよ、努力しないで、努力に変えよ」
    何のことかは本書を読めば、分かります
    人生を楽しむための指針となるはずです


    そして、「正座して読むなんて凄いな〜」と思った方

    詐欺に注意

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    2025年11月10日
  • 超訳 努力論

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    人生努力だろと思っている時に出会った本

    響いたフレーズ
    •物事の成果はそれにかけた時間によって決まる

    •相手に対しては過度な要求にならないように心がけるべき。また仮に要求が高いとしても、それは自分の心の底からの愛情から出たものであることを相手に理解してもらえるようにする。そういう心配りを忘れない

    感じたこと
    •かけている時間も頭を使いながら実践する。行動の質を意識する

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    2024年08月22日
  • 努力論

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     ある飲み会の席で、「それ、幸田露伴の『努力論』にある分福ですね」と話していたのが妙に印象的で、早速読んでみました。

     タイトルは『努力論』ですが、あまり努力を云々するものではなく、心の持ち方のようについてといった内容。で、ありました、「惜福」「分福」「植福」という記述。「惜福」はいいことを丸ごといただきにしないこと、「分福」はそれを人と分かち合うこと、「植福」はさらに将来のために福を植えるというもの。この順番で、「福」が映えるということで、眼からウロコ!までは行かないのですが、表現がとてもわかりやすいと思いました。

     それにしても、さすがに文章は文語体で格調高いです。父は、「四字熟語を使

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    2023年11月20日
  • 渋沢栄一伝

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    『青天を衝け』(大河ドラマ)を観つつ、参考としてこの本を読み始めた。書いたのは幸田露伴。渋沢没後一周年に伝記編纂事業開始、数年後、本書が上梓された。
    渋沢本人と同時代を生きた人による伝記なのでそれなりに信憑性が高そう。しかも流石露伴先生。打てば響く名文、かつ淡々とした文体でとても読みやすかった。
    内容は大河ドラマとほぼ同じ(原作これなんか?)若き日の攘夷志士、渋沢が江戸に出て徳川慶喜の家臣となり幕臣として渡仏。フランスで得た商工業知識を日本に持ち帰り、日本の金融産業の発展に貢献したと。平たくいえば誰でも知ってる内容だが、その尋常ならざる仕事への情熱、上司(慶喜や、大蔵省時代は井上馨)への敬慕の

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    2021年10月07日
  • 二宮尊徳に学ぶ成功哲学

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    あの二宮金次郎像の発祥となったといわれる幸田露伴が書いた名著『二宮尊徳翁』を平易でわかりやすい現代語に訳されたのが第1章。そして、第2章には露伴の随筆や評論が収録されている。

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    2021年07月04日
  • 努力論

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    幸田露伴 「努力論」 

    努力より運命に関する記述の方が印象に残る。運命があるか否かではなく、運命を人間の力によってどうひき出すかに目付けしている。

    著者は 人間の力で運命をひき出す方法を2つ提示
    *英雄のように「運命を造る」
    *何事も原因を自己に帰する(自己の掌より紅血を滴らす)ことで 「運命の断片である好運」を招く

    運命を造る、自己の掌より紅血を滴らす という表現に、運命をひき出すには、自己の主体性を前提とした 大きな犠牲や手間を必要とする著者の強いメッセージを感じる

    著者は 運命を時間や有限性から捉えている。一日が始まれば一日が終わる時が来ること、人が生まれれば死ぬ時が来ることなど

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    2020年12月10日
  • 五重塔

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    五重塔
    (和書)2011年10月19日 19:34
    2001 岩波書店 幸田 露伴


    シーゲルこと飯島先生がお勧めしていた本です。多分全集で読んだらちんぷんかんぷんだっただろう。この岩波文庫版は全てにふりがなが振ってある。吃驚したが、手間が省けて良かった。

    建築に関しては必読書だというので読んでみました。

    建築関係の小説だったら坂口安吾の「夜長姫と耳男」がかなりお気に入りだよ。

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    2020年09月26日
  • 五重塔

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    教科書に出てくる幸田露伴『五重塔』
    内容は十分知っている、はず

    『五重塔』、教科書の場面は
    嵐の中、作りかけの五重塔で
    大工十兵衛がすっくと立って、夜叉のように守り通す
    が強く残っている

    いやいやそれはわたしの理解不完全
    読み不足、ポイントはそこにない

    技術はあるのに小才のきかないのっそり大工十兵衛が
    力量世慣れすぐれている親方・師匠の源太を押しのけて
    なんとしても五重塔の塔を棟梁になって作る権利を得たかった

    義理も人情もへったくれもない、エゴイズムの
    そのすさまじい、ごり押しの場面はサディスティックでもあり
    願いかなって塔を作り出していく場面はマゾヒスティックでもあるのであ

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    2020年06月11日
  • 五重塔

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    幸田露伴の本は初めて読んだ。
    明治に書かれた小説なので、始めは読むのにやや苦労したが、すぐに引き込まれた。
    なんて美しい文体なんだろう。これがわずか24歳で書かれたものとは驚愕だ。
    ストーリーはwikiればすぐに出てくるので割愛する。
    私には、これが主人公のエゴイズムによる執念とは思えない、一種の魔性だ。

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    2018年12月10日
  • 五重塔

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    読んでシマッタと思ったのは、これは文語文? 読みにくい。というより、ワカラン。

    出だしはこんな文章です。

    「木理美しき槻胴、縁にはわざと赤樫を用いたる岩畳作りの長火鉢に対いて話し敵もなくただ一人、少しは淋しそうに坐り居る三十前後の女、男のように立派な眉をいつ掃いしか剃ったる痕の青々と、見る眼も覚むべき雨後の山の色をとどめて翠の匂いひとしお床しく……引っ掛けたねんねこばかりは往時何なりしやら疎い縞の糸織なれど、これとて幾たびか水を潜って来た奴なるべし。」(p3)

    ふりがなを省いたので、さらに分かりくいですが、ふりがながあっても一度読んだだけではなんのことかワカラン。
    繰り返し読むと、どうや

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    2017年10月28日
  • 五重塔

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    筋はあっさり、五重塔を源太が建てるかのっそり十兵衛が建てるか、に半分以上ページを費やす。文体が素晴らしくテンポよく読める。はじめの1ページお吉の描写があまりにも色っぽくて買った。なれないうちは読みにくいが、テンポをつかめば読みやすい。暴風雨を夜叉に例えた描写はしょうしょうやりすぎではないか。浮いている気がする。
    とにかく文章がキレイで読んでいて心地よい。

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    2016年10月19日
  • 五重塔

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    建築の職人魂が生々しく描かれた小説。その性格から「のっそり」と呼ばれる職人が、命をかけて五重塔建築という百年に一度の仕事に取り組む。2時間ほどで読めてしまう。

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    2015年12月17日
  • 超訳 努力論

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    これまでこの手の自己啓発的な本を何冊も読んだが、どれも言い方を変えているだけで同じようなことを言っている。
    幸田露伴という古い時代の人でも現代の著者と同じ事を言っていて、時代や環境が変わっても結局人としてあるべき姿は同じなんだということを理解させてくれた。
    特に努力論の章にそのことがよく現れている。

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    2014年02月10日
  • 努力論

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    ネタバレ

    「何をしても人はよい。一生瓜を作っても、馬の蹄鉄を作っても、また一生杉箸を削って暮らしても差し支えない。何によらずそのことが最善に達したなら、その人も幸福だしまた世にも幾許かの貢献を為す。」
    最近の自己啓発書の「俺が、俺が」の暑苦しさと比べると、清清しい滋味が心に染みる。

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    2014年01月13日
  • 努力論

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    ネタバレ

    努力した人が全て報われるわけではない。だが成功した人はすべからく努力している…。

    この本にそう書いているわけではないが、とにかく努力はしないと。

    明治末、大正初めのころ、
    みずからを不幸と思い込み、悩み苦しみ、陰鬱なおもいに沈んでいる人があまりに多く、
    それを見かねた氏はこの本を執筆した。

    気の持ちよう次第で人はいかにも明るくのびやかに生きられる。
    努力論ではなく幸福論なほうが、題名としてはよいかも。
    純東洋思想から説いているから、受け入れやすい。
    厳しくも温かい、現代にも通じる幸福論。

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    2013年12月03日
  • 努力論

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    努力論というよりも心の持ち方について書かれている。僕の今の頭ではその内容のすべてを理解することはできない。何度も読み返したい一冊です。

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    2012年09月17日
  • 努力論

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    他の自己啓発本で推薦させていたこともあって手にとってみたが、初めはその文章の難解さにかなり手こずった。この本に書かれている「努力していることを自ら感じない」自分になる方法は、自分が無意識にでもやってしまうこと、没頭できることを見つけ、それをやり続けることだと思うが、いかがだろうか。

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    2012年01月08日
  • 努力論

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    齋藤孝の現代語訳『幸田露伴『努力論』小さな努力で「人生の幸福」を増やす方法』がよかったので原文に当たってみたくなり本書を手にした。難しい四字熟語や見慣れない漢字で最初は読みづらかったが、徐々に読めるようになった。努力というよりも前向きに生きるための考え方を示している。中野孝次が解説しているように、人と社会が幸福になるための書。うつ病のどん底にいる人は読むべきではない(読めないだろうし)が、少し気持ちが上向いたら、読んでみるといいかもしれない。

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    2019年01月16日
  • 運命 二人の皇帝

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    世界の名作を人気作家によって子ども向けにリライトするシリーズがありまして、その一冊として刊行されたものの文庫版です。原作は幸田露伴の『運命』。中国明代の帝位争いの物語です。
    子ども向けに書かれた為か言葉の意味の説明などもいつも以上に丁寧で判り易いのですが、セリフなどの表現には違和感を覚えました。妙に噛み砕きすぎているんですね。でも歴史の一幕をエンターテインメントとして作品化するのは田中芳樹の面目躍如たるところ。登場人物の肉付けもいいですね。宦官3人の会話なんかはにやりとさせられます。こうなると原典も読みたくなりますな。

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    2009年10月04日