緋友禅 旗師・冬狐堂

緋友禅 旗師・冬狐堂

628円 (税込)

3pt

2010年、48歳の若さで亡くなった北森鴻さん。「旗師・冬狐堂」は古美術に造詣が深かった北森さんが精魂傾けて取り組んだ、まさに代表作といえるシリーズです。旗師とは店舗を持たない古物商のこと。旗師・冬狐堂こと宇佐見陶子は、銀座の画廊で見たタペストリーに魅せられ、現金で全作品を買う約束をする。しかし期日になっても作品は届かず、それどころか作者は死に、作品は消えていた――。騙しあいと駆けひきの骨董業界を生き抜く美貌の一匹狼を描く古美術ミステリ、ここに開幕!

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旗師・冬狐堂 のシリーズ作品

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  • 緋友禅 旗師・冬狐堂
    628円 (税込)
    2010年、48歳の若さで亡くなった北森鴻さん。「旗師・冬狐堂」は古美術に造詣が深かった北森さんが精魂傾けて取り組んだ、まさに代表作といえるシリーズです。旗師とは店舗を持たない古物商のこと。旗師・冬狐堂こと宇佐見陶子は、銀座の画廊で見たタペストリーに魅せられ、現金で全作品を買う約束をする。しかし期日になっても作品は届かず、それどころか作者は死に、作品は消えていた――。騙しあいと駆けひきの骨董業界を生き抜く美貌の一匹狼を描く古美術ミステリ、ここに開幕!
  • 瑠璃の契り 旗師・冬狐堂
    607円 (税込)
    私は旗師をやめない。狐は負けない――。孤高の美人旗師(店舗を持たない古物商)・冬狐堂こと宇佐見陶子。目利きの命である眼を患った彼女を食い物にしようと、同業者がわけありの品を持ち込む。それは、不思議と何度も返品されてくる和人形だった。魑魅魍魎が住まう骨董業界を故・北森鴻さんが鮮烈に描いた、『緋友禅』に続く古美術ミステリ!

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緋友禅 旗師・冬狐堂 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年02月28日

    このシリーズの最初が分からずww

    民俗学もそうだけど、こういうのも面白いなー。まぁ似た分野であるんだろうけど。
    他作品とのリンクはうれしい。

    それにしても、見知った地名が出てきくるのは、母校の先輩だからだろうかw。

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    Posted by ブクログ 2017年10月14日

    「旗師」宇佐見陶子シリーズの3作目です。
    前作と違う出版社から出ているのは何故なんでしょうか。
    シリーズ物は当然同一出版社から、
    と何となく思い込んでましたがそうでもないのか。

    今回は4篇の連作集です。
    それぞれ違うジャンルの美術品にまつわるミステリーで、
    相変わらず陶子さんがトラブルに巻き込まれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月15日

     『狐罠』『狐闇』と長編で発表された、店舗を構えない骨董商、旗師・宇佐美陶子シリーズの初短編集です。
    「 陶鬼」「永久笑み」「緋友禅」「奇縁円空」の4編ですが、どれも内容が濃いです。
    骨董の奥深さと蘊蓄、そこに関わる腹黒い守銭奴と主人公・陶子の駆け引きが魅力です。
    こんな濃い内容を短編で惜しげもなく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    もしかしたら前にも読んだことがあるのかしら?とも思わなくもないですが。
    この人の本はさくさく読めて良いですね。
    陶子さんは、凄腕だの目利きだのと言われていると書かれているわりには、結構贋作を掴まされてたり、手付けではなくいきなり前金で全額払ったりと抜けている部分が多すぎて、この人物像はちぐはぐな気が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月15日

    4作短編『陶鬼』萩焼、休雪のイメージなんやろかねぇ。『「永久笑み」の少女』はにわ『緋友禅』古美術ではなく現代友禅作家作品『奇縁円空』円空仏
    ”狐闇”とほぼ同じパターンの作品がありまして、なるほどなぁ、、と。文庫タイトルの緋友禅がいちばんミステリらしくて一番つまらんかったんですが(笑)、なんでピックし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月06日

    女性旗師、冬狐堂を主人公に骨董業界に起こる怪事件を巡る短編集。
    蓮丈那智シリーズと双璧をなす作風で、どちらもヒロインの深い造詣と孤高の人生が格好いい、
    相当な下調べが必要だったと思われる深い内容は、あたかもノンフィクションのような読み応えがあります。

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    Posted by ブクログ 2012年06月12日

    最後の最後は少し読みづらく感じました。
    新しい展開がなく、同じ場所を足踏みしているように感じました。
    ホントは、自分の読解力がないだけの話かもしれませんが・・・

    でも、いつもの北森作品のように緻密なストーリ展開を楽しめました。
    次も北森作品を読みたくなり「桜宵」を読み始めました。

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    Posted by ブクログ 2012年03月17日

    旗師・冬狐堂シリーズ。

    人間の死と古物にまつわるミステリ。

    表題の「緋友禅」がミステリとしては一番好みだったけれど、人間の情念の深さにぞっとするのは「陶鬼」。

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    Posted by ブクログ 2011年10月03日

    骨董業界とミステリーの相性がいいのだ。 ちょっとプロットが複雑になりすぎるきらいがあるので、 これくらいのライトボリュームはいいかもしれない。

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月10日

    骨董をあつかう旗師という未知の世界にハマった。
    小品ごとのメインの骨董品に主人公陶子が食いつく理由がよくわかる描写で、特に緋友禅のタペストリーなんか見近にであえないかしら…とか真剣に考えた(苦笑)

    次作“瑠璃の契り”も先ほど読み終わり、切り子椀への憧れがつきぬ今このひとときです。

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