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Posted by ブクログ 2023年02月16日
舞台はアンドロイド「ウォーカロン」が発展した近代未来の日本、培養で替えがきき寿命が問題にならない
日々のアップデートで簡単に人かどうか見分けがつけにくい生命体。ある日研究者のハギリは何者かの襲撃を受け彼を保護したウグイに出会う。人とは何か生命体とは何か?が大きなテーマです。
アニメ「攻殻機動隊」や「...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月24日
S&Mシリーズから順に、ここまで読み進めてきました。もう名古屋でも大学でもミステリーでもないけど、ここまで着いてきた森博嗣ファンなら「むしろ待ってました」という感じのSF小説です。
作中内で引用されている「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」とテーマは同じ。1968年に書かれた小説と同じテー...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月10日
黒幕はやっぱりあの人か。世界が変わりつつある現代にぴったりな近未来SFミステリ作品です。
森博嗣さんのミステリを久しぶりに読みました。
「すべてがFになる」などのこれまでの作品では強烈なキャラクタにストーリが引っ張られていく印象でしたが、本作では、それらがとても淡白。
静かに世界の終焉に向かってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月07日
Wシリーズ1作目。ウォーカロン(単独歩行者:walk alone)と呼ばれる人工細胞で作られた生命体。人間との差がほとんど無く、判別が容易にできない。研究者のハギリはウォーカロンと人間を識別する研究を行っており、何者かに命を狙われるも保護しにやって来たウグイに助けられる。人間とは何か、命とは何かを読...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月26日
Wシリーズの1作目。いわゆるアンドロイドもの(本作ではWalk Alone=ウォーカロンと呼ばれる)。ウォーカロンは身体的にも人工細胞で作られ、人間側にも治療などのために人工細胞が大幅に取り込まれているので、両者の敷居が限りなく低くなっているのが本シリーズのミソなんだろうね。
主人公は、ウォーカロン...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月15日
スカイクロラシリーズ(10年前ぐらい?)を読んで以来の久しぶりの森博嗣さん。舞台は近未来の日本。身体のほとんどは培養で替えが効き、寿命が問題にならなくなった。他方、人はウォーカロンというアンドロイドを作り出す。度重なるアップデートで兼ね備えた精巧さと頭脳の明晰さから、もはや人かウォーカロンかも区別が...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月20日
資質が限りなく歩み寄って境界線が曖昧になった人工生命体と人間の差異が、天然モノと養殖モノほどだとの説明が、端的で明確で分かりやすくて納得する。両者の違いとは生命とは人間性とはと考え詰めたら、哲学的か宗教的な答えしか成立しないのではないかと思える。
「電気羊」の影が見え隠れする中でハギリ先生の飄々とし...続きを読む
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