ぼぎわんが、来る

ぼぎわんが、来る

748円 (税込)

3pt

映画化決定!!!
映画「来る」 監督:中島哲也
出演:岡田准一 黒木華 小松菜奈/松たか子/妻夫木聡

幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。正体不明の噛み傷を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのだろうか? 愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん"の魔の手から、逃れることはできるのか……。怪談・都市伝説・民俗学――さまざまな要素を孕んだ空前絶後のノンストップ・ホラー!!

最終選考委員のみならず、予備選考委員もふくむすべての選考員が賞賛した第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作。

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比嘉姉妹シリーズ のシリーズ作品

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  • ぼぎわんが、来る
    748円 (税込)
    映画化決定!!! 映画「来る」 監督:中島哲也 出演:岡田准一 黒木華 小松菜奈/松たか子/妻夫木聡 幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。正体不明の噛み傷を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのだろうか? 愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん"の魔の手から、逃れることはできるのか……。怪談・都市伝説・民俗学――さまざまな要素を孕んだ空前絶後のノンストップ・ホラー!! 最終選考委員のみならず、予備選考委員もふくむすべての選考員が賞賛した第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作。
  • ずうのめ人形
    836円 (税込)
    オカルト雑誌で働く藤間が受け取った、とある原稿。読み進めていくと、作中に登場する人形が現実にも現れるようになり……。迫りくる死を防ぐために、呪いの原稿の謎を解け。新鋭が放つ最恐ミステリ!
  • などらきの首
    704円 (税込)
    父の遺した不動産で夜になると聞こえる「痛い、痛い」という謎の声。貸事務所の問題を解決するために、私は「ヒガマコト」という霊能者に依頼をするが……。比嘉姉妹シリーズ最新作にして初の短編集!
  • ししりばの家
    748円 (税込)
    夫の転勤先の東京で、幼馴染の平岩と再会した果歩。しかし招かれた平岩家は不気味な砂が散る家だった。怪異の存在を訴える果歩に異常はないと断言する平岩。おかしいのはこの家か、それとも、わたしか――?
  • ぜんしゅの跫
    704円 (税込)
    妻が妊娠し、幸せいっぱいの日々を送るサラリーマン・田原秀樹は、ある日、知り合いの娘の結婚式に参列することに。 しかし、新婦の佐川知紗は思わず二度見してしまうほど器量の悪い娘だった。 式の最中、野崎という男性が知紗にある画像を見せたことから、彼女は錯乱し、鼻水を垂らしながら秀樹に縋りつき「お父さん」と呼ぶ。 こんな娘は嫌だ――汗がどっと噴き出た瞬間……。映画「来る」へのアンサー的短編! ――「鏡」 真琴と野崎の結婚式。姉の比嘉琴子は祝いに駆け付けるが、誤って真琴に怪我をさせてしまう。 猛省する琴子は、真琴に代わり、彼女が請け負っていた事件「見えない通り魔」の調査に乗り出す。 夜な夜な通行人を襲って引き摺り回し、建造物を破壊する巨大な化け物の正体とは……!? 論理的にして大胆な霊媒師・比嘉姉妹が活躍する、書き下ろし表題作! ――「ぜんしゅの跫」 造形制作/萬歳淑
  • さえづちの眼
    836円 (税込)
    長編『ばくうどの悪夢』も絶好調! 書き下ろし中篇「さえづちの眼」を含む3篇が収録された、比嘉姉妹シリーズ初の中篇集。 ◆あの日の光は今も 1981年に大阪府東区巴杵町で2人の少年がUFOを目撃した、巴杵池(はぎねいけ)事件。 母とともに小さな旅館を営む昌輝は、かつてUFOを目撃した少年のうちの一人だった。 事件も遠い記憶になり始めたころ、湯水と名乗るライターが事件の記事を書きたいと旅館を訪ねてくる。 昌輝は湯水と宿泊客であるゆかりに向けて、あの日何が起こったかを語り始めるが――。 ◆母と 真琴のもとに助けを求めにやってきた杏という少女。 彼女が暮らす民間の更生施設・鎌田ハウスに「ナニカ」が入り込み、乗っ取られ、結果的に住人たちがおかしくなってしまったらしい。 杏を救うために真琴と野崎は、埼玉県にある鎌田ハウスへと向かう。 ◆さえづちの眼 郊外にある名家・架守家で起こった一人娘の失踪事件。 「神隠し」から数十年後、架守の家では不幸な出来事が続いていた。 何かの呪いではないかと疑った当主は、霊能者の比嘉琴子に助けを求めるが――。
  • すみせごの贄
    814円 (税込)
    怖いのにおもしろい! 大人気比嘉姉妹シリーズ、短編集第3弾! ◆たなわれしょうき いじめによって不登校になった中学2年生の翔太は、父の仕事の関係者である野崎昆の滋賀県での取材に同行することに。その土地では鍾馗の像を門柱に置く習俗があり、手が四本あるその独特な鍾馗は「たなわれしょうき」と呼ばれていた。翔太は取材中に不気味な影を目撃し、その夜、物言わぬ影に襲われる。この地には「ナニカ」がいるのだろうか――。 ◆火曜夕方の客 比嘉真琴に持ち込まれた相談事。とあるカレー専門店に、毎週火曜日に不思議な客がやってくるという。彼女は1000円札でカレーを二人前買い、一口だけ食べるとすべてを持ち帰るらしい。不思議に思った店主が後をつけると、彼女は墓地の近くで姿を消した。この客の正体は、“幽霊”なのか――。 ◆すみせごの贄 ある日「外出する」と言ったまま失踪した高級料亭の元料理長の男。彼の教室に通っていた生徒たちや、アシスタントを務める娘によると、失踪前から奇妙な“予兆”があったらしい。生け垣から覗く不気味な人影、傷つけられた門柱の表札、男が教室で零した「すみせご」という譫言。代理の講師として教室にやってきた一人の女が解き明かす真相とは――。

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ぼぎわんが、来る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月29日

    映画『来る』の原作があるの知らなかった。

    先に映画から入ったから、どうしても見比べてしまうのだけど、描写も丁寧で物凄く面白かった。
    映画では一切名前が出ていなくて、結局あれって何だったんだ???ってなってたけど、原作ではきちんと明記されている。

    キャラクターの個性が強いのと、それぞれの章での印象...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月29日

    ずうのめ人形と同じく、いちばん怖いシーンを頭に持ってきてそこまでのストーリーを丁寧かつ巧みで異臭やべっとりとした血の質感まで感じ取れるような文章に引き込まれ、お風呂に入るのも怖くなりました。
    びっしりと隙間なく埋められたホラーで大好きです。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月26日

    先に映画を見てから読んだというのもあるが、内容がスルスルと頭に入ってくるほど読みやすく、次から次に展開が変わるのが面白く一気に読んでしまった

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月23日

    一気読み。
    妖怪ぼぎわんの問いかけに答えてしまうと山に連れていかれるという王道民俗学ホラー感。登場人物達の心の隙間を知るミステリ感。両方楽しめ一挙両得でした。ついでにバトル感もあり一挙三得のエンターテイメント。
    「ぼぎわん」と言う名前、どこで思いついたのだろうか。秀逸な名前だと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月27日

    読もう読もうと思いつつ後回しにしてたのに手を出したら面白すぎて一気読み。デビュー作とは思えない完成度。
    ぼぎわんの気味悪さもさることながら章の視点人物変換によって事実が歪む構成が巧い。個人的には秀樹のイクメン名刺が刺さったけど、あんな結末にされるとこの憎しみまで意図されたもののようでもう作者の掌の上...続きを読む

    0
    購入済み

    圧倒的エンターテイメント

    2024年01月26日

     空き時間の暇つぶしにかるい気持ちで読み始めたのですが、スワイプする指が止まらず、一気に最後まで読んでしまいました。
     
     章が進む毎の読み手への情報の開示がとても巧みで、物語の全体図が徐々に明かされていく様が読んでいて気持ちよかったです。

    #怖い #ダーク #スカッとする

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月24日

    ホラー作品が好きで、職場の方からお勧めいただき、読みました!
    怖かった…。人や霊など、様々な怖さのホラー作品がありますが、今回のは得体のしれない妖怪のようなものが登場します!話しの進みが早く、読みやすい作品だと思いました^^
    夜、1人の時に読むともっと怖いかも・・・。
    読んでよかったと思う1冊でした...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月22日

    2015年 日本ホラー小説大賞<大賞>受賞作。
    身構えるには十分過ぎるが、それに相応しいホラーエンタテインメント。

    3章立てて都度 語り手が変わり、その度に物語に対する印象がガラリと一変していく。
    ホラー、ミステリー、エンタメの各要素がそれぞれ高いクオリティを持ち、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月08日

    再読したけど、やっぱ面白い!
    視点が変わる衝撃と謎多き化物の恐ろしさに恐怖
    しながらも、サクッと読めちゃう文の読みやすさ!素晴らしいよ、ほんと!

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月01日

    出来事を淡々と追っていくので文学的な余白はないが、その分どんどん読み進められる。
    「とにかく敵が手強い」ということが切々と伝わってくる中、お姉さんが心強かった…

    0

ぼぎわんが、来る の詳細情報

  • 映画化

    「来る」

    2018年12月7日公開
    出演:岡田准一、黒木華、小松菜奈

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