孤狼の血

孤狼の血

836円 (税込)

4pt

常識外れのマル暴刑事と極道の、プライドを賭けた戦い。作家、マスコミほか多くの賞賛を集めた、圧巻の警察小説。

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく――。

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  • 孤狼の血
    836円 (税込)
    常識外れのマル暴刑事と極道の、プライドを賭けた戦い。作家、マスコミほか多くの賞賛を集めた、圧巻の警察小説。 昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく――。
  • 凶犬の眼
    858円 (税込)
    悪徳刑事・大上章吾の血を受け継いだ日岡秀一。広島の県北の駐在所で牙を研ぐ日岡の前に現れた最後の任侠・国光寛郎の狙いとは?日本最大の暴力団抗争に巻き込まれた日岡の運命は?『孤狼の血』続編!
  • 暴虎の牙 上
    748円 (税込)
    「極道がなんぼのもんじゃ!」博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原――。愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦は、ヤクザも恐れぬ圧倒的な暴力とカリスマ性で勢力を拡大していた。広島北署二課暴力団係の刑事・大上章吾は、その情報網から、呉寅会と呉原最大の暴力団・五十子会との抗争の臭いを嗅ぎ取る。賭場荒らし、シャブ強奪……酷薄な父からの幼少期のトラウマに苦しみ暴走を続ける沖を、大上は止められるのか?
  • 暴虎の牙 下
    792円 (税込)
    広島呉原最大の暴力団・五十子会と、愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦との一触即発の危機に、マル暴刑事・大上章吾は間一髪で食い止めることに成功、沖は収監されることに。時は移り平成の世、逮捕直前に裏切った人物に報復を誓い沖はシャバに戻るが、かつて大上の薫陶を受けた呉原東署の刑事・日岡秀一が沖の暴走を止めるべく動き出す。果たして沖の運命は? 最強の警察小説「孤狼の血」シリーズ完結編!解説・白石和彌(映画『孤狼の血』監督)

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孤狼の血 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月30日

    広島県で起きる暴力団抗争とそれを阻止する警察官の話。正義とは何か、正しさとは何か、深く考えさせられる一冊

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月24日

    「血湧き肉躍る男たちの闘い」
    あらすじがこのように紹介されているが、この小説を一言で表すとまさにその通り

    不穏な空気や緊迫感、一触即発の予断を許さない展開にページをめくる手が止まらない

    不良刑事大上のウルトラC級の仕事ぶりに呆然とするがまぁそこは小説としてのご愛嬌
    むしろ読み進めていけば行くほど...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月24日

    やくざものは嫌い。
    怖いから…。けれどこの作品は違う。それだけじゃ終わらない。柚月裕子さんの作品は漫画のようにするすると読める。それだけ文体が心地よい。
    やくざものは嫌い…。けれどシリーズ全部読みました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月13日

    広島県警呉原東署のマル暴刑事、大上(おおがみ)の下へ新人刑事の日岡が配属された。

    違法捜査を繰り返し、ヤクザとの癒着も甚だしい大上に、日岡は反発する。
    そんな中、暴力団系列の金融会社の経理社員失踪事件がきっかけとなって、対立する組同士の抗争が起こる…

    本作の解説の中で、書評家の茶木則雄氏が、大上...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月02日

    映画を先に見てたが、ラストを改変しているとのことだったので、原作を読んでみた

    映画もめちゃくちゃ楽しみ大好きな作品だったが、それ以上に読みごたえがあった

    大上の憎めない人間性や晶子とのエピソード
    日岡の心情等、映画よりやっぱ小説だなと感じる作品

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月25日

    最高だった!面白かったー
    もっと早く読めばよかった。

    ガミさんの広島弁が癖になって、心地よく。
    平日の寝る前に読んだんだけど、一気読みしたい面白さでした。
    ただ、人がいっぱい出てくるもんで、しょっちゅう相関図を振り返りながら読んだよ。
    後半は衝撃的で、ボヤーとしてしまいました。

    映画を見てないん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月04日

    柚月裕子さんのシリーズ化されている、その一作目の作品。

    今作品は昭和60年代の広島が舞台であり、当時の警察とヤクザの模様が伺える。
    余談だが大上(オオガミ)=狼(オオカミ)と準えているのは偶然なのか?

    作品はハードボイルドでありながら、人情味が濃い。バックグラウンドも警察内部、暴力団内部の両独特...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月06日

    一言で、まーー渋い!
    女流の作家さんでこんなハードボイルドな作品を描かれるとは。太田愛さんの『犯罪者』も凄かったが、どこか共感を誘う雰囲気があった。こちらは昭和最後のバッチバチのヤクザ劇。突き放すような電撃に痺れた。

    警察内部で一匹狼を貫く古参刑事と、学歴を捨てて現場で生きることを選択した新卒刑事...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月12日

    先に映画を見ていたので読みながら役者さんのイメージでスッと入っていけた。役所広司、松坂桃李。いや~引き込まれる。佐方検事のシリーズも大好きだが、また別の面白さ。柚月裕子という作家はこんなヤクザものも書けるのかと思う作品。広島弁も聞きなれてきた(^^)

    0
    購入済み

    若き日に見た 絵が浮かぶ

    2018年05月18日

    呉 在住
    呉弁も 完璧
    内容も 違和感なく 感動ました。

    0

孤狼の血 の詳細情報

  • 映画化

    「孤狼の血 LEVEL2」

    2021年8月20日公開
    出演:松坂桃李、鈴木亮平、村上虹郎

  • 映画化

    「孤狼の血」

    2018年5月12日公開
    出演:役所広司、松坂桃李、江口洋介

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