怒り (上)

怒り (上)

660円 (税込)

3pt

若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航していた。そして事件から一年後の夏――。千葉の港町で働く槙洋平・愛子親子、東京の大手企業に勤めるゲイの藤田優馬、沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、身元不詳の三人の男が現れた。

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怒り のシリーズ作品

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  • 怒り (上)
    660円 (税込)
    若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航していた。そして事件から一年後の夏――。千葉の港町で働く槙洋平・愛子親子、東京の大手企業に勤めるゲイの藤田優馬、沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、身元不詳の三人の男が現れた。
  • 怒り (下)
    660円 (税込)
    山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察は発表した。洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、泉は気に掛けていた田中が住む無人島であるものを見てしまう。日常をともに過ごす相手に対し芽生える疑い。三人のなかに、山神はいるのか? 犯人を追う刑事が見た衝撃の結末とは!

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怒り (上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月03日

    何年も前に映画を観たが、いまだに衝撃がはっきりと残っている作品。ずっと原作を読みたいと思っており、ようやく読めた。
    映像で犯人がわかっていても、疑わしい三人とそれぞれが関係を築いていく過程に胸がギュッとなる。濃く、重いが一気読み。下巻を読んで、そのまま映画を再視聴したい。

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    Posted by ブクログ 2023年04月09日

    都会のホモセクシャル、無人島で暮らす田中、田舎の漁港に流れ着いた田代。それぞれ過去に秘するものを持ちながらそこで暮らす人達を巻き込んでいく。巻き込まれた方の視点で物語は語られ、それぞれ苦悩の中にある。とても人間臭い。冒頭の殺人は誰の手によるものなのか?怒りは誰に向けられたものなのか?3カ所で起こるド...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月11日

     房総の漁協で働く洋平とその娘・愛子、東京の企業で働くゲイの優馬、沖縄に離島に移住してきた女子高生・泉。3人の語り手たちの側に現れた、素性の知れない3人の男たち。それぞれの人物が交わることはないが、語り手たちは男が1年前の八王子夫婦惨殺事件の容疑者・山神一也ではないかと徐々に疑いを募らせる。
     夢中...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月09日

    映画を見たいが為に先にこちらを読みました!
    とても読みやすい。
    世間を堂々と歩けなさそうな人が3人出てくるけどこの中に犯人はいるのかな?
    下巻へ続きまーす!

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月25日

    新聞配達少年が遊び人になってもいい、という辺りのやりとりが良かった。どの視点の物語も続きが気になって仕方ない。

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    Posted by ブクログ 2022年02月05日

    audibleで拝聴。

    まだ上巻なのに、映画以上に涙が出た…
    それぞれの登場人物の親子の姿が滲みた


    また、オーディオブックならではとも言えるけど、ナレーションの声によって一体「誰」がヤマガミなのかがちらりと分かってしまうというのが面白かった。

    聞き出したら止まらなくて、一気に聞いた。

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月14日

    出てくる人が多いから、映画観てから読むのが良いかもしれない。そういうのが苦手じゃない人は。

    直人と優馬が切ないね。幸せになってほしい。

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月02日

    映画で知ってから、原作も。
    映画以上に、人物たちの心情が詳細で
    「信じたい」からこそ「疑ってしまう」
    自分への不満とか怒りがじわじわ伝わってきた。
    作中の「信じてくれてありがとう」の言葉が
    結末後に響いてくる。
    ここ最近読んだ中で1番でした

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月27日

    誰を信じるのか、なにを信じたいのかを考えさせられる作品。
    自分を信じるかことが、相手を信じることなのかなと思った。
    読む価値あり。
    映画も良かった。

    0

    凄いです

    2021年01月03日

    とにかく凄い小説です。
    私は不勉強でこの作家さんを知りませんでしたが、これから1作ずつ読んでいこうと思います。
    場違いですみませんが映画も凄かったです。
    映画のラストシーン、泉(広瀬すずさん)の目付きが変わるところは、小説にしかないその後の行動を予感させるものでしたが、映画と小説で描き方が変わ...続きを読む

    0

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