怒り (上)

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770円 (税込)

3pt

若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航していた。そして事件から一年後の夏――。千葉の港町で働く槙洋平・愛子親子、東京の大手企業に勤めるゲイの藤田優馬、沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、身元不詳の三人の男が現れた。

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怒り のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 怒り (上)
    770円 (税込)
    若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航していた。そして事件から一年後の夏――。千葉の港町で働く槙洋平・愛子親子、東京の大手企業に勤めるゲイの藤田優馬、沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、身元不詳の三人の男が現れた。
  • 怒り (下)
    770円 (税込)
    山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察は発表した。洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、泉は気に掛けていた田中が住む無人島であるものを見てしまう。日常をともに過ごす相手に対し芽生える疑い。三人のなかに、山神はいるのか? 犯人を追う刑事が見た衝撃の結末とは!

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怒り (上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ん?誰が犯人なの?
    なんかそばにいるこの中の誰かが猟奇殺人犯なんだと思うとゾワゾウ怖い。
    本当の犯人は誰?
    なぜそんなことをしたの?
    怒とはどういうこと?

    0
    2024年08月13日

    Posted by ブクログ

    何年も前に映画を観たが、いまだに衝撃がはっきりと残っている作品。ずっと原作を読みたいと思っており、ようやく読めた。
    映像で犯人がわかっていても、疑わしい三人とそれぞれが関係を築いていく過程に胸がギュッとなる。濃く、重いが一気読み。下巻を読んで、そのまま映画を再視聴したい。

    0
    2023年07月03日

    Posted by ブクログ

    都会のホモセクシャル、無人島で暮らす田中、田舎の漁港に流れ着いた田代。それぞれ過去に秘するものを持ちながらそこで暮らす人達を巻き込んでいく。巻き込まれた方の視点で物語は語られ、それぞれ苦悩の中にある。とても人間臭い。冒頭の殺人は誰の手によるものなのか?怒りは誰に向けられたものなのか?3カ所で起こるド

    0
    2023年04月09日

    Posted by ブクログ

     房総の漁協で働く洋平とその娘・愛子、東京の企業で働くゲイの優馬、沖縄に離島に移住してきた女子高生・泉。3人の語り手たちの側に現れた、素性の知れない3人の男たち。それぞれの人物が交わることはないが、語り手たちは男が1年前の八王子夫婦惨殺事件の容疑者・山神一也ではないかと徐々に疑いを募らせる。
     夢中

    0
    2022年09月11日

    Posted by ブクログ

    映画を見たいが為に先にこちらを読みました!
    とても読みやすい。
    世間を堂々と歩けなさそうな人が3人出てくるけどこの中に犯人はいるのかな?
    下巻へ続きまーす!

    0
    2022年07月09日

    Posted by ブクログ

    新聞配達少年が遊び人になってもいい、という辺りのやりとりが良かった。どの視点の物語も続きが気になって仕方ない。

    0
    2022年04月25日

    凄いです

    とにかく凄い小説です。
    私は不勉強でこの作家さんを知りませんでしたが、これから1作ずつ読んでいこうと思います。
    場違いですみませんが映画も凄かったです。
    映画のラストシーン、泉(広瀬すずさん)の目付きが変わるところは、小説にしかないその後の行動を予感させるものでしたが、映画と小説で描き方が変わ

    0
    2021年01月03日

    Posted by ブクログ

    やはり再読だったw
    この後、きっと嫌な事が起こる。
    そんな予感を持ちながら下巻に続く。


    東京、千葉、沖縄で進む人間模様。そして殺人事件捜査。
    この後、何が起こるんだろう、下巻に続く!

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    吉田修一続きで、すすめられた。愛子みたいな心配な子、いたな…。優馬みたいなのってあるんだ…。それぞれが次にどうなるのか、どう繋がるのか、気になってどんどん読める。

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    それぞれ異なる場所で複数の物語が展開されるストーリーは珍しくないのですが、これらの各物語が一つに繋がっていくのなら『どのよう繋がるのか?』にもの凄い興味が湧く一冊です、すぐ下巻に突入したくなります。

    0
    2025年10月23日

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