【感想・ネタバレ】怒り (上)(30件)のレビュー

レビュー

Posted by ブクログ 2018年07月03日

話題になっただけあって面白かった。読んでから結構時間が立っているが今でもストーリーを思い出すことがある。

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Posted by ブクログ 2018年04月17日

「信じる」ことの困難さを改めて思う。信じることは、信じる自分そのものを信じねば成り立たないことなのだ。この作品が示すものは、人間の弱さ故の、信じることの無力さ、貴さだろう。
そして怒りはまた、どこかで信じるものと密接に連動していく。無力さへの怒りもあれば、信じるものゆえの怒りもある。得体の知れない怒...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年03月04日

殺害現場に残された「怒」の血文字。
犯人の顔も名前もわかっているのに、逮捕されないまま一年。

男運のない母親のせいで引っ越しを繰り返す少女が出会った無人島に住む男。
父と娘の二人暮らしで、家出を繰り返す娘が恋したバイトの男。
ゲイで母親の看病に追われる青年が出会ったゲイの男。

視点がころころ変わ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年01月18日

冒頭、殺人事件から始まり推理ものかと思いきや、3つの舞台から進行する本作は、短編集でも十分読み応えがある。それくらい細かく舞台設定やキャラクター背景が描かれている。犯人の手がかりとなる特徴がある人物は3人。上巻でもっとも犯人の疑いがある人物は一人いるが、予想を裏切ってもらいたい気持ちもある。どちらに...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年10月25日

映画を観ていてもたってもいられず
読み始めた、初吉田修一作品。

シンプルに語られていく
3通りのそれぞれの日常。

ここをあぁ描いてたのか!
と思うようなちょっとした設定や
エピソードの違いを感じた。
映画では想像しか出来なかった背景が
小説では繊細に語られていたり、
今のところどちらも秀逸だなぁ...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年08月29日

映画の予告を見、犯人が気になり
時間もあったので2日で読み切ってしまいました。
犯人はやっぱり!という感じでしたが、沖縄編は中盤までとても爽やかに読み進められ、泉と辰哉の強さに胸を打たれます。
優馬のどうしようもないくらいの弱さが痛々しく、でも同時にとても魅力的でした。
愛子を宮崎あおいさんが演じる...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年11月10日

上巻、読み終わっただけなのでまだ感想はつけられないけど・・・とりあえず上巻は伏線だけで、出来事と情景が淡々と続くだけで何も解決していない!!もどかしい!!でも同時にたくさんのストーリーが展開されているので、伏線張られまくりなんだろう。ああ早く回収してくれー。

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Posted by ブクログ 2018年10月25日

何がきっかけでこの本を知ったのかは覚えてないが、とても面白かったし、最後の方は何度か涙が出そうになった。

一部ネタバレを含むと思う。

犯人はストーリーの始めにわかる中で、3組の人達がいる。彼らな周りに最近現れた犯人と似た人物。彼らはその人物を大切に思いながらも信じきれずに、失っていく。という感じ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年10月10日

怒りは犯人を追いかけることより3組の暮らしぶりを楽しむものだったと思う。

人間関係においての信頼について深く考えさせられる作品だった。自分はなにげなく友人と付き合ってきて面倒なことから目をつぶってきたのかもしれないと思ってしまった。人と関わっていくにつれて知られたくないことと知りたいことは必ずある...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年09月17日

犯罪者山神を追う推理小説。
容疑者候補は3家族の中のいずれかに潜んでいる。
どこの家族に犯人がいるのか、ハラハラドキドキしてしまう。
しかし、この作品が本当に語りかけいことは別にある。
自分のパートナーが犯罪者かもしれないと3家族の中で疑念が持ち上がったとき、信じることができるのか、人間の信頼とは何...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年03月19日

ハッピーエンドではないけれど悲しい気持ちではなくちょっと清々しい?モヤモヤなくスッキリした形で終わる。いろんな話が交差するけれどすごく騙された感じはしない。怒りっていう題目はそれぞれのストーリーの主人公が抱いてる気持ちかな。

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Posted by ブクログ 2018年01月22日

映画を鑑賞し文庫を読書。

「山神一也は誰か」を軸に3つの物語が並行する。泉の物語は茫漠とした「何か」への憤りを、優馬の物語は自己矛盾への憤りを、そして洋平の物語は「愛すること」への憤りを、各々異なる「怒り」を表現している。映画では渡辺謙をはじめとした役者たちの熱演が光っていたが、本作でも人物と出来...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年12月03日

映画になった作品で、ずっと気になってた一冊です。
房総の港町で働く洋平と愛子の親子、大手企業勤めでゲイの藤田優馬、沖縄の波留間島で母と暮らす女子高生の泉。それぞれの前に田代、直人、田中という身元不明の男が現れる。この身元不明の男たち3人が、それぞれ周りと信頼関係を築いていく中にドラマがあって面白い。...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年11月07日

八王子で夫婦が惨殺された1年後、東京、房総半島、沖縄のそれぞれで奇妙な男に出会った人達の物語。
本当の犯人は誰なのか?
吉田修一らしい、淡々とした文脈で静かに進んでいく物語。
それぞれの人物の微妙な心理面の描き方が秀逸で引き込まれます。
そしてクライマックスに一気に盛り上がる展開。
物語の空気感をと...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年11月01日

大切に思う人を心から信じられるか…そう問いかけられるお話でした。

誰かが犯人であることを抜きにして考えたとき、どの登場人物もとても魅力的。だからこその犯人が分かったときのショック、恐ろしさはトラウマ級でした。

そんな理由で後味は正直よくないです。。。でも感情移入してしまう魅力的な登場人物に出逢え...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年10月27日

上巻なので起承転結の起・承の部分がひたすら描かれており時間がゆっくり進んでいる。スピーディーには読み進められないけど、じっくり読みながら心理的にも情景に関しても描写が細かくて作者の吉田修一さんの繊細さが伝わってきた。読み進めていくうちに、下巻でどういう展開になるのかすごく楽しみになっていった。

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Posted by ブクログ 2017年10月19日

最初の事件の描写は読んでて気分が悪くなるくらいショッキングで、でも三つのエピソードは違和感ない展開でストンと入ってくる。
どのキャラクターにも愛着が湧いてくるから、この先読むのが楽しみなのと、こわいのと。
続きは下で書きます。

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Posted by ブクログ 2017年10月06日

映画が良かったので観終わったあとすぐ買ったもののやっと今になって読みました。

映画では描ききれなかったエピソードや登場人物たちの内情も書かれてるし、若干違う部分もあるので映画を観てストーリーがわかってる人でも十分楽しめると思います。

誰が真犯人なのかわからないハラハラ感もありながら、切ないシーン...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年09月15日

吉田修一の「悪人」が、あまりに大好きなのですが、その「悪人」後に、満を持して発表されていた、この「怒り」。物凄く物凄く読みたかったのです。その願いが、漸く、最近、叶いました。いやあ。嬉しいなあ。読書の愉悦を満喫しまくっております。

で、無事に上巻、読み終えましたが、、、もちろん面白い。素晴らしい。...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年05月26日

映画を観てはいないのだが、読み進めるにつれて、ほんとにオーバーラップしてしまう。ゲイだったり、沖縄問題だったり、全くなにも解決していない現実があって、これを映像で見せられるのはかなり辛いなと、ふと考えてしまった。

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全巻のレビュー

怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年09月18日

映画を観た後に原作を購入することは今までしなかったのですが、買ってしまいました。それだけ映画が素晴らしかった。映画の話になってしまいすみません。。。
いざ読んだら、止まらない。映画化する際、つまぶっきーが鷲掴みされた、と言っていたのがよく分かる。色々な感情を抱いた。何回泣いたか。小説でこんなに泣くの...続きを読む

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年06月30日

信じることは容易いが信じ続けることは難しい。心の底に押し込んで蓋をしてた感情がじわりじわりと漏れだして最後にはすべて漏れ出てきてしまう、そんな読後感

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怒り (下)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月29日

エンターテインメントとしてすごくクオリティーが高いと思った。ジャンルが違っても表現者してはこれくらい高いクオリティを目指したいところだ。 それぞれの物語の終わりかたも優しさや愛情が溢れていて好きだった。結局、信じられていた人が犯人で信じていた人がさらに殺人を犯し真実が分からなくなる皮肉。信じるとこと...続きを読む

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年05月23日

夫婦殺人事件とは別に3つの家族?のストーリーが展開されるが、身元のわからない男性が謎だけど、溶け込んでいく様が人とのつながりの奥行きを感じさせる。でもどこか信じきれないのもその1つ。心の行き来が切なくもあり怪しくもあり複雑。殺人の動機がわからず、もやもや感が残り正しくタイトルに結び付く本。

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年04月17日

「信じる」ことの困難さを改めて思う。信じることは、信じる自分そのものを信じねば成り立たないことなのだ。この作品が示すものは、人間の弱さ故の、信じることの無力さ、貴さだろう。
そして怒りはまた、どこかで信じるものと密接に連動していく。無力さへの怒りもあれば、信じるものゆえの怒りもある。得体の知れない怒...続きを読む

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年03月07日

涙がずっと止まらない。
頭の中で整理できない。

これがいわゆる警察小説なら、三人の中で誰が犯人だろうと考えるだけだった。

犯人じゃない人も、その関係者も、刑事も、みんな一人の人間なんだと、そんな当たり前のことを当たり前に考えていなかった。

素性がわからない相手を愛せても、信じることはできるのか...続きを読む

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年01月31日

大切な人を信じらなかった人や、信じていたのに裏切られた人。内容自体は重く救いようのない話。ただ登場人物には人間味があって、目頭が熱くなるシーンもあった。信じるとはなんとも脆弱で曖昧なものだ。

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怒り (下)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年01月03日

人を信じることって難しい。結局は赤の他人。
心を読むことなんて出来ないし、
相手が何を考えているかなんて絶対にわからない。
些細なすれ違いや勘違いが“疑い”に変わってしまう。
ましてや、素性が知れない相手なら尚更…。
それでも愛し合うのは何故なんだろう?

愛した相手を疑うことが苦しい、でも信じ続け...続きを読む

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2017年12月08日

下巻。
ミステリのカテゴリに入れましたが、ミステリというよりも「人を信じる」ということをテーマに据えたヒューマンドラマのように感じました。愛する人を疑わずにはいられなかった人、信じてた人に裏切られた人…1つの殺人事件に翻弄された、それぞれの物語。人を信じるって、口で言うほど簡単じゃない。
善人の皮を...続きを読む

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2017年10月10日

映画を先に観てるので結末はわかってるのに先が気になって一気に読めた。
映画とはラストが少し違ってたり、各人の結末が深く描かれてたりするので読んで良かった。

ただ、重い内容となんだか救われない気持ちが多すぎて気持ちはめちゃめちゃ滅入ります…小説としては面白いのに気持ちがこんなに落ち込むってのはそれだ...続きを読む

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