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山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察は発表した。洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、泉は気に掛けていた田中が住む無人島であるものを見てしまう。日常をともに過ごす相手に対し芽生える疑い。三人のなかに、山神はいるのか? 犯人を追う刑事が見た衝撃の結末とは!
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Posted by ブクログ
殺人事件を起こした犯人は誰なのか、そしてなぜそんな事件を起こしたのか。 それが警察もののミステリーサスペンスの王道だけれど、「怒り」はその焦点が少し違う。 容疑者のまわりで生活してる人が、彼を信じるのか。疑いをもってしまった時にどうするのか。 それぞれすごく切なかった。 「上」の時点ではそれぞれの話...続きを読むが繋がっていくと思っていた。 でも八王子の事件に翻弄されるそれぞれのストーリーで、犯人捜しとともに犯人ではないと分かった時ハッとさせられた。 自分だったらどうするだろう。と考えた。 はぁ…面白かった
先が気になって気になって…一気だった。一つの事件を基に人間の思い込みや信じる力が絡み合っていく。ある意味人間のもろさ、弱さをついてくるお話だった。 人として、大切なものは…と思うお話だった。
誰?誰?と気になって一気読み 中盤から終始ドキドキ この人じゃありませんようにって願いながら読んでいた
「信じること」 これがいかに難しくて、脆くて、偏向的なものであるかをダイレクトに感じられた作品。 重たいけれど、読んでよかったと思いました。
★★★★★おーもしろかったーー!!こういう傑作との出会いがあるから読書にはまってしまう。登場人物の人間関係も把握できてますます面白かった。裏切りと疑い。信じることを考えさせられた。
信じるとはなにか 人が信じていたのに、という発言をする裏には、その人の人物像をこちらで勝手に決めつけ、勝手に裏切られたような感覚を持つようなケースが多いのだと思う。 だからこそ人は、相手の見えていない側面が見えたときに「信じる」という言葉を使って安心を求めるのかもしれない。 多様な人間らしさが見え...続きを読むて特に最終盤は目が離せなかった。
目の前の男を信用していく過程、逆に疑っていく過程。映画を観た後だったので、想像しやすく読めたけれど映画を観る前に観たい気持ちもあったような……。さらさら読めます、面白かった。 個人的には洋平と愛子が愛おしくて哀しくて…。「自分の娘が幸せになれるわけない」と思ってしまって、何度もその考えに抗おうとして...続きを読むいる洋平と、最終的に田代を疑ってしまった愛子、今思い出しても涙が出る…。
明かされないこともあったし、全てがハッピーエンドというわけでもないが、このような終わり方がそれぞれの人生をリアルに表してるように思えて良かった。 自分のことを打ち明けないと人には信じてもらえないし、信じることができない。
再読してた。 2025.11 今回、最後に残った気持ちは安堵と希望。 でもそれだけじゃないし、それだけにしてはいけない。 なんか、何だろう…、重いのか、この雰囲気。 ただ辛いだけでもなく… とにかくもう、惹きつけられる。止まらない!
この物語は人をどこまで信じられるか? そんなテーマで描かれている感じがしますが、その背景や環境やタイミングがエグいですね、あんなタイミングならまず疑いますよ。
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吉田修一
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