若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航していた。そして事件から一年後の夏――。千葉の港町で働く槙洋平・愛子親子、東京の大手企業に勤めるゲイの藤田優馬、沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、身元不詳の三人の男が現れた。

ジャンル
出版社
中央公論新社
掲載誌・レーベル
中公文庫
ページ数
320ページ
電子版発売日
2017年06月09日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50
  • 怒り (上)
    通常版 1巻 648円(税込)
    若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航していた。そして事件から一年後の夏――。千葉の港町で...
  • 怒り (下)
    通常版 2巻 648円(税込)
    山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察は発表した。洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、泉は気に掛けていた田中が住む無人島であるものを見て...

怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年09月18日

映画を観た後に原作を購入することは今までしなかったのですが、買ってしまいました。それだけ映画が素晴らしかった。映画の話になってしまいすみません。。。
いざ読んだら、止まらない。映画化する際、つまぶっきーが鷲掴みされた、と言っていたのがよく分かる。色々な感情を抱いた。何回泣いたか。小説でこんなに泣くの...続きを読む

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怒り (上)

Posted by ブクログ 2018年07月03日

話題になっただけあって面白かった。読んでから結構時間が立っているが今でもストーリーを思い出すことがある。

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年06月30日

信じることは容易いが信じ続けることは難しい。心の底に押し込んで蓋をしてた感情がじわりじわりと漏れだして最後にはすべて漏れ出てきてしまう、そんな読後感

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怒り (下)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月29日

エンターテインメントとしてすごくクオリティーが高いと思った。ジャンルが違っても表現者してはこれくらい高いクオリティを目指したいところだ。 それぞれの物語の終わりかたも優しさや愛情が溢れていて好きだった。結局、信じられていた人が犯人で信じていた人がさらに殺人を犯し真実が分からなくなる皮肉。信じるとこと...続きを読む

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年05月23日

夫婦殺人事件とは別に3つの家族?のストーリーが展開されるが、身元のわからない男性が謎だけど、溶け込んでいく様が人とのつながりの奥行きを感じさせる。でもどこか信じきれないのもその1つ。心の行き来が切なくもあり怪しくもあり複雑。殺人の動機がわからず、もやもや感が残り正しくタイトルに結び付く本。

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年04月17日

「信じる」ことの困難さを改めて思う。信じることは、信じる自分そのものを信じねば成り立たないことなのだ。この作品が示すものは、人間の弱さ故の、信じることの無力さ、貴さだろう。
そして怒りはまた、どこかで信じるものと密接に連動していく。無力さへの怒りもあれば、信じるものゆえの怒りもある。得体の知れない怒...続きを読む

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怒り (上)

Posted by ブクログ 2018年04月17日

「信じる」ことの困難さを改めて思う。信じることは、信じる自分そのものを信じねば成り立たないことなのだ。この作品が示すものは、人間の弱さ故の、信じることの無力さ、貴さだろう。
そして怒りはまた、どこかで信じるものと密接に連動していく。無力さへの怒りもあれば、信じるものゆえの怒りもある。得体の知れない怒...続きを読む

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年03月07日

涙がずっと止まらない。
頭の中で整理できない。

これがいわゆる警察小説なら、三人の中で誰が犯人だろうと考えるだけだった。

犯人じゃない人も、その関係者も、刑事も、みんな一人の人間なんだと、そんな当たり前のことを当たり前に考えていなかった。

素性がわからない相手を愛せても、信じることはできるのか...続きを読む

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怒り (上)

Posted by ブクログ 2018年03月04日

殺害現場に残された「怒」の血文字。
犯人の顔も名前もわかっているのに、逮捕されないまま一年。

男運のない母親のせいで引っ越しを繰り返す少女が出会った無人島に住む男。
父と娘の二人暮らしで、家出を繰り返す娘が恋したバイトの男。
ゲイで母親の看病に追われる青年が出会ったゲイの男。

視点がころころ変わ...続きを読む

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怒り (下)

Posted by ブクログ 2018年01月31日

大切な人を信じらなかった人や、信じていたのに裏切られた人。内容自体は重く救いようのない話。ただ登場人物には人間味があって、目頭が熱くなるシーンもあった。信じるとはなんとも脆弱で曖昧なものだ。

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