死者の奢り・飼育

死者の奢り・飼育

作者名 :
通常価格 605円 (550円+税)
紙の本 [参考] 649円 (税込)
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作品内容

死体処理室の水槽に浮沈する死骸群に託した屈折ある抒情「死者の奢り」、療養所の厚い壁に閉じこめられた脊椎カリエスの少年たちの哀歌「他人の足」、黒人兵と寒村の子供たちとの無残な悲劇「飼育」、傍観者への嫌悪と侮蔑をこめた「人間の羊」など6編を収める。“閉ざされた壁のなかに生きている状態”を論理的な骨格と動的なうねりをもつ文体で描いた、芥川賞受賞当時の輝ける作品集。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2014年03月14日
紙の本の発売
1959年09月
サイズ(目安)
1MB

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死者の奢り・飼育 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年02月27日

    短編集ですが、
    特に飼育はやはり目を張るものがあります。

    『不意の唖』は人間の性を現している様な気がします。それぞれ最後のお話まで戦争をテーマに人種問題もピックアップされているようで、

    日本は関係なくはなく、世界は繋がってるんだと感じました。

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    Posted by ブクログ 2021年10月29日

    薄暗くてじめじめとした雰囲気が作品全体から感じられる。一つ一つの作品に粘着質でずっしりとした重みがあって、考えさせられる。おすすめです。

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    Posted by ブクログ 2021年01月27日


    個人的にかなり好きな短編集だった。

    内容の重く暗く救えないような空気感とは裏腹に
    大江健三郎さんの文章があまりに綺麗。
    自分はこんな言い回しが思い付くか?出来るか?と
    考え込んでしまうくらい、表現に溢れていた。

    特に好きなのは「人間の羊」。

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    Posted by ブクログ 2018年10月20日

    大江健三郎やばい。なんやこの舞台設定と内面の動きは。恥ずかしながら今更やけど出会えて良かった。
    どの作品も生と性と死がもれなく出てきてて、この三つは人間にとって根源的にセットなんだなと改めて思わされる。
    どれも良かったけど、『飼育』『他人の足』『人間の羊』『不意の啞』が特に。(ほとんどやん。)もっと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月16日

    むかし読んだものにも感想を付していこうと思う。思えばこれが大江との出会いだった。粘着性の物体が、内と外とを癒合する。

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    Posted by ブクログ 2017年05月03日

    人は自分に無いものを前にすると生き方全てを曝け出す。
    それはどんなに目を背けても必ず自分に返ってくる。
    この本の内容を痛いとも辛いとも思う自分は傲慢だったのだ

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    Posted by ブクログ 2020年07月16日

    戦争中の、閉塞された壁の中にいる人々を描いている。6つある作品の、どれを読んでも救いがない。ほんの一瞬見えた希望も、ことごとく打ち砕かれてしまう。読むのは簡単だけど、理解するのは難解。これを読んで、何を思えば良いのかもわからない。それでも読み進めずにいられない、不思議な力がある。

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    Posted by ブクログ 2018年07月28日

    大江健三郎(1935-)の初期短篇。人間の孤独や政治の欺瞞の在りようが、読み手の五官の神経(特に触覚と嗅覚)や臓器感覚に訴えかけてくるような独特な表現を通して、描かれている。

    □「死者の奢り」

    死んでしまった《物》と生きている《人間》と、その二者に間にはどれくらいの距離があるのか。死体を前にして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月26日

    デビュー作の「死者の奢り」。死体処理室のホルマリンプールに浮いた死体を移動させるアルバイトという設定にいきなり引き込まれる。あり得ない筈なのだが、巧みな表現を通して光景が目に浮かぶ。芥川賞作品の「飼育」より、個人的にはこちらの方が印象に残った。

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    Posted by ブクログ 2022年02月20日

    自分にとって大江作品初体験の作品。
    芥川賞受賞作「飼育」や処女作「死者の奢り」を初めとした6つの短篇が収められている。
    どの作品にも感じられる主人公の置かれる他者からの差別の念との葛藤。また特に描かれるのは戦中戦後派作家だけあり、米国人に対する恐怖と彼等に蔑まれることから生まれる日本人としての恥とへ...続きを読む

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