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Posted by ブクログ 2019年03月20日
恋についてプルーストの触れ方は私にとって異質で興味深い。ジルベルト、アルベルチーヌの2人への思いが違ってみえる。恋をなくしても、悲愴ではない。プルーストの紡ぎだす連綿とした、章立てしてない文は読みにくくもあるが、「私」の語りは慣れてくると心地いい。 私も若いころ「乙女たち」とひとときを会話したり、散...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月20日
第二篇の上巻は光文社で。
今まで自分にぴったりの訳を追い求めてちくま文庫、岩波文庫、集英社文庫…と色々読んできたけれどやっぱり古典新訳に関してはさすが安心と信頼の光文社、読みやすかった。
個人的な読みやすさ指標としては、
集英社>光文社>岩波>>>>ちくまという感...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月18日
「源氏物語」と「失われた時を求めて」は誰の翻訳でもこれくらい面白い本は無いから、次々に目を晒すのだが、いずれも翻訳によってその文学世界が完全に異なってしまうので、面白いというより恐ろしい。だから本当の読書とは、やはり原書・原文に直接当たるべきなのだろう。
実際に今までにそうしてみたこともあったが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月18日
語り手の初恋、スワンの娘・ジルベルトとの恋についてあれこれと語り手が考えを巡らせるが、ジルベルト自身の印象は薄く、スワン一家、特に第一部のタイトル「スワン夫人のまわりで」が最初から最後まで通底している印象の第3巻。
ジルベルトは語り手の中のこうあってほしいと思う理想のジルベルトが描かれ、スワン夫人...続きを読む
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