極楽征夷大将軍 下
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極楽征夷大将軍 下

小説・文芸
950円 (税込)

4pt

第169回直木賞受賞作

幕府立ち上げの両輪が決別。その時尊氏は?

室町幕府を支える足利直義と高師直がついに決裂。それぞれを支持する大名たちが入り乱れて争う中、肝心の尊氏はなすすべもなかった。

解説=橘玲

単行本 2023年5月 文藝春秋刊
文庫版 2026年4月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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極楽征夷大将軍 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 極楽征夷大将軍 上
    950円 (税込)
    第169回直木賞受賞作 極楽とんぼの尊氏が、なぜ天下をとれたのか やる気なし、使命感なし、執着なし。天下取りの意志なき男の手になぜ天下が転がり込んできたのか? 新解釈で描く室町幕府誕生物語。 単行本 2023年5月 文藝春秋刊 文庫版 2026年4月 文春文庫刊  この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 極楽征夷大将軍 下
    950円 (税込)
    第169回直木賞受賞作 幕府立ち上げの両輪が決別。その時尊氏は? 室町幕府を支える足利直義と高師直がついに決裂。それぞれを支持する大名たちが入り乱れて争う中、肝心の尊氏はなすすべもなかった。 解説=橘玲 単行本 2023年5月 文藝春秋刊 文庫版 2026年4月 文春文庫刊  この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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極楽征夷大将軍 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なるほどー。最後はこうなるのかー。
    こんなに大動乱になるとは思わなかった。しかも一門の派閥抗争から。もう既に戦国時代やん。室町時代に平穏な時代なんてほんの一瞬しかなかったのかも知れない。
    それにしても尊氏はやればできる男なのに、ずーーっと本気出さんな。現代にもこういう人いるよな、と思ってしまった。

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    足利尊氏、直義兄弟について、二人の兄弟関係の機微と世の中の醜悪さ、煩雑さが同時に描かれていて、根底にニヒリズムがあり、見事でした。室町時代の歴史小説あまり読んだことなかったので、勉強になりました。直木賞納得、おすすめです。

    0
    2026年07月24日

    Posted by ブクログ

    直義、、、師直、、、切ない。。。。
    各々が悪人という訳でもなく、また、憎しみあってるという訳でもない。なんなら、死ぬ寸前ですら相手を想っている感すらある。

    逃げ若では完全に悪役だった足利尊氏は、本作では真逆。メチャクチャ人情派で野心などおくびにも出さない。しかし、なんだかんだで天下をとるのは歴史的な事実。深掘りしたくなるなぁ。

    それにしても、後醍醐天皇は本当に破格の天皇だったんだなぁ。生命力の塊、、、

    そして、楠木正成の子供達。またしても、逃げ若との対比だが、メチャクチャ才能を引き継いでたんだね。
    メチャクチャ、足利陣営を苦しめていた。
    直冬、、、九州を制圧。猛将だったんだなぁ。
    義詮、、、なんか、お利口さんかと思ってたが、
    後半はなんというか、足掻いていたなぁ。

    そして、最後の尊氏の辞世の句、、泣けた、、、

    みんなに読んでほしい一冊!!

    0
    2026年07月04日

    Posted by ブクログ

    この小説はすごく面白かったです。
    下巻では、朝敵となった尊氏らが、弟直義や家宰の師直など、足利家の一族郎党とともに、足利の幕府を作り上げます。しかし、高師直の一族と
    直義一派との攻防があり、まずは高家が駆逐され、その後、直義一派も尊氏義詮の将軍家から一掃されます。その後も南朝方や残党との戦は続きます。
    さて、師直や直義が中心となり、時代もこの小説も続きます。自分の考えや自分の家や仲間のことを中心に考え、策を弄して、戦となるのです。様々なすれ違いや判断ミスや勝手な考えで、どちらかが無くなるまで、争いは続き、一度治っても恨みに思う連中がまたむくむくと頭をあげて、いつまでも戦は終わらない。
    でも、やはり、最後は尊氏の話で終わります。時代と人の欲に翻弄されるはなしですが、尊氏は自分をなんとかし続けるのです。

    尊氏は、どうしようもないという扱いで皆から評価されてますが、最後の方で、弟直義は、
    「なんだ。
    やればできるではないか。」
    と呟きます。おいおいと、思い、面白かったです。

    垣根さんの別の小説も読んでみたいです。

    0
    2026年05月17日

    Posted by ブクログ

    室町幕府の創成期の有様が少し分かった。
    それにしても状況がコロコロと変わる。
    まるでシーソーゲームの様だ
    最終的な状況になる前に何か打つ手があったと思うが、それについて後からは何とでも言える事だ。
    時代の流れが感じられる。
    この作品を読み終えると次に「応仁の乱」に書かれた小説が読みたくなる。
    出来ればこの作家が書く様な、面白みのある作品を読んでみたい。

    0
    2026年08月04日

    Posted by ブクログ

    下巻になると、足利直義と高師直のダブル主人公で物語は進みます。→尊氏のキャラは強いが存在感の薄さが際立ちます。

    楠木正成や新田義貞を抱える後醍醐天皇派と全国の武士の代表足利尊氏軍の戦は大詰めを迎えます。
    更に、幕府開闢後の直義、師直の苦悩と二人を悩ませる周囲の展開が関係性の良かった二人の関係に一個一個亀裂を打ち込んでいきます・・・
    ここからの見所は

    ・新田・楠木にボコられた後にどう逆転の道筋があるのか?
    ・尊氏の長男嫌いは何処まで師直達を悩ませるのか?
    ・この苗字は戦国時代以降に登場するあの人の先祖?
    ・大器晩成、成長著しい足利尊氏!

    と言ったところでしょうか!

    いずれに致しましても、現代の日本では三大悪人
    の一人として数えられる足利尊氏ですが本書を読むと後醍醐天皇側に大きな問題があるような気がします。
    器から溢れる水には新たな器が必要なように、政治機構の能力を超えた権力からは不満が溢れるもので、世間というものはどんな器であれ、溢れたり溢れたりしない器を待ち望んでいるという事なのでしょうか。

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    ハードカバーがかなり読みづらそうだったので、文庫化を待っていた作品。
    室町幕府の成立から観応の擾乱までが丁寧に描かれている。この時期、同じ人物が味方になったり、敵になったりを繰り返していた理由がよく分かった。
    尊氏だけでなく、直義や師直のキャラクターも魅力的で、飽きることなく読み終えることが出来た。

    0
    2026年05月07日

    Posted by ブクログ

    全然興味がなかったことだけど、面白かった!
    尊氏めっちゃ好き。
    こいつバカか、と思いながらもお兄ちゃんラブな直義も良かった

    0
    2026年04月24日

    Posted by ブクログ

    下巻は室町幕府の設立から、その体制が固まるまでの経過が描かれる。上潮の時は良いが、体制を固めるとなると内乱を伴うのは世の常。
    外に敵を求めていた倒幕の時と変わり、自らが幕府を立てると一転、敵が内に沸く内乱の様相を呈する。最後は悲劇的で、しかし人間の業を感じるストーリーであった。

    0
    2026年08月08日

    Posted by ブクログ

    実弟の直義と足利氏執事の高師直の2人、そこから見える足利尊氏の生涯を史実をもとにじっくりと書かれて読み応えがすごかった。ボリュームがあるが尊氏の極楽さが堪らず最後まで飽きさせない。
    物語の良さより登場人物の魅力で最後まで読み切った気もする。そういう意味で言うと上巻の方が個人的には読み進めるのが楽しかった。

    0
    2026年05月30日

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