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花形部署に憧れていた結城公一が、警視庁生活安全特別捜査隊の班長に就いて2年目。捜査指揮にも慣れ始めた頃、副隊長の内海の元に、税関から「国際小包に麻薬が入っている」との情報が入った。結城は、新たに部下に加わった新人刑事・寺町由里子らとともに、“コントロールド・デリバリー”と呼ばれる捜査態勢を敷くが……。捜査一課に負けじと奮闘する、「生安」の刑事たちを描いた傑作警察小説。
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Posted by ブクログ
短編集。
縄張り争いというか、「生安」と「捜査一課」との捜査争いが興味深かった。
どちらも警察なのに、自分たちの事件だ!という意識が強い。
確保した犯人を取り合ったり、張り込みをする刑事をさらに張り込んだりと、やけに生々しい場面も出てくる。
「生安」刑事の意地がクローズアップされている物語だった。
どの事件も結末までは描かれていない。
犯人も確保され、事件解決の目処が立ったところで終わっている。
「これからこの人たちはどうなるのだろう?」と思う物語もあったけれど、考えてみれば逮捕して送検するまでが警察の仕事であって、そこから先はまた別の人たちの仕事になるのだから仕方がないのだろう。
シリーズだということを知らずに2作目から読んでしまった。
が、別に問題はなかったように思う。
それぞれが独立した物語であり、結城が主人公であることは変わりない。
1作目から順番に読まなくても内容は十分に理解できると思う。
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