芙蓉千里

芙蓉千里

880円 (税込)

4pt

「大陸一の売れっ子女郎になる」夢を抱いて哈爾濱にやってきた少女フミ。妓楼・酔芙蓉の下働きとなった彼女は、天性の愛嬌と舞の才能を買われ、芸妓の道を歩むことになった。夢を共有する美少女タエ、妖艶な千代や薄幸の蘭花ら各々の業を抱えた姉女郎達、そして運命の男・大陸浪人の山村と華族出身の実業家黒谷……煌めく星々のような出会いは、彼女を何処へ導くのか!? ……女が惚れ、男は眩む、大河女子道小説ここに開幕!!

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芙蓉千里 のシリーズ作品

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  • 芙蓉千里
    880円 (税込)
    「大陸一の売れっ子女郎になる」夢を抱いて哈爾濱にやってきた少女フミ。妓楼・酔芙蓉の下働きとなった彼女は、天性の愛嬌と舞の才能を買われ、芸妓の道を歩むことになった。夢を共有する美少女タエ、妖艶な千代や薄幸の蘭花ら各々の業を抱えた姉女郎達、そして運命の男・大陸浪人の山村と華族出身の実業家黒谷……煌めく星々のような出会いは、彼女を何処へ導くのか!? ……女が惚れ、男は眩む、大河女子道小説ここに開幕!!
  • 北の舞姫 芙蓉千里II
    858円 (税込)
    売れっ子女郎目指し自ら人買いに「買われた」あげく芸妓となったフミ。初恋のひと山村と別れ、パトロンの黒谷と穏やかな愛を育んでいたフミだったが、舞うことへの迷いが、彼女を地獄に突き落とす――。
  • 暁の兄弟 芙蓉千里III
    682円 (税込)
    舞姫としての名声を捨てたフミは、初恋の人・建明を追いかけて満州の荒野にたどりつく。馬賊の頭目である建明や、彼の弟分・炎林との微妙な関係に揺れながらも、新しい人生を歩みはじめるフミだったが……。
  • 永遠の曠野 芙蓉千里IV
    770円 (税込)
    大陸を取り巻く戦況が深刻になる中、愛する男とその仲間たちとともに、馬賊として生きる覚悟を決めたフミ。……そして運命の日、一発の弾丸が彼女の人生を決定的に変える……。慟哭と感動の完結編!

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芙蓉千里 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年10月12日

    単行本のほうを読みました。実際に存在していた"からゆきさん"たちに通じるお話でした。
    心苦しい気持ちになるところもありますが、苦界に生きる女たちの強さを伝えてくれます。

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    Posted by ブクログ 2014年02月16日

    長らく積んであった本ですが、
    それを後悔してしまうほどに面白かったです!!

    舞台は、日露戦争後の満州ハルビンが舞台。
    「大陸一の売れっ子女郎になる」という夢を抱いて
    この土地にやってきた少女フミ。
    そして女郎を忌み嫌いながらも売られてしまった親友のタエ。

    フミとタエの固い友情、そして彼女達の芯の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月10日

    7月1日~10日

    「大陸一の売れっ子女郎になる」夢を抱いて哈爾濱にやってきた少女フミ。妓楼・酔芙蓉の下働きとなった彼女は、天性の愛嬌と舞の才能を買われ、芸妓の道を歩むことになった。夢を共有する美少女タエ、妖艶な千代や薄幸の蘭花ら各々の業を抱えた姉女郎達、そして運命の男・大陸浪人の山村と華族出身の実...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月11日

    哈爾濱の女郎屋にやってきた少女フミの物語。
    明治期の哈爾濱は日本人、支那人、ロシア人が入り混じる国際都市。人も街も描かれ方がひたすら熱く、ぐいぐいと引っ張られるように一気読みしてしまった。
    女郎屋が舞台だけに過酷で辛い場面もあるけれど、それを補って余りあるフミの強さに痺れた。
    大河小説という名にふさ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月10日

    女郎になることを選んで生きて行かざるを得ない女性というのはたくさんいたかもしれない。でも、女郎になることを選びとって生きて行くのは日本では珍しい事なのかな…と、私は思った。二人の少女が船に乗り大陸へ渡って見も知らない地で女郎になる。主人公には其処に恐怖や不安といった負の感情が一切ない。ただ、何時か自...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月19日

    日本から大陸に渡った少女の成長物語。
    彼女たちは生きていくために、自分自身を商売道具としている。
    フミとタエ。まったく違うタイプの2人が支え合って、時に嫉妬し合い、強く成長する姿には力をもらった。
    フミの芸妓らしからぬ強い物言いはスカッとする。

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月03日


    芸妓とか遊郭とか聞いたことはあっても、実際その中がどうなってるのか知らなかったから女郎たちのあまりの人権のなさにびっくり。

    続きも読みたい。

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    Posted by ブクログ 2019年02月03日

    面白かった!
    最近何かとこの時代の朝鮮に触れることが多い気がする

    歴史の勉強にもなるなぁ
    髪型とかいちいち調べたりして…

    このおフミが千里をかけるお話。これから先どんなことが彼女をまっているのだろう。
    続きが楽しみ

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月25日

    二十世紀初頭のハルビンにある遊郭を舞台にしたお話
    一巻部分は上製版からの再読
    改めて読むと『帝冠の恋』を思い出させる急展開
    必要なところは十分に描かれているのではあるが
    一切脇に逸れなさすぎで恐ろしい
    出来過ぎ感をもちろん感じるが
    強引に力技でねじ伏せる
    『アンゲルゼ』はゆっくり過ぎたのかいや違うな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年06月18日

    面白かったです。
    二人の幼い少女の人生のクロスがよかったです。

    てか、続きあるのねー!

    2018.6.18

    0

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