ロンとククノチの木

ロンとククノチの木

1,200円 (税込)

6pt

-
0件

子ザルのロンがすんでいたサル谷で、山火事がおきました。ボスザルのおとうさんは、仲間をさがしにいってしまい、おかあさんとロンは、うぐいす谷へにげました。ところが、おかあさんはやけどを負ってしまい動けません。最後の力をふりしぼって、おとうさんからあずかった宝物の玉「ククノチの玉」をむねにおしつけると……おかあさんは大きな「ククノチの木」になったのです。ひとりになってしまったロンは、おかあさんの側にいたくて、いつも「ククノチの木」に登っていました。おなかが空くと、木に甘酸っぱい赤い実がなり、食べさせてくれました。ところが、ロンが友だち関係になやみ、甘えた気持ちで実をもらいにいくと、苦い実しかなりません。木は、だれかのせいにするのではなく、自分から相手にやさしくしてみるということを教えてくれたのです。本当のやさしさとは強いものである。やさしさと強さを教えてくれる童話。エキゾチックな絵も魅力です。

詳しい情報を見る

閲覧環境

ロンとククノチの木 のユーザーレビュー

-
Rated 0 stars out of 5
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

レビューがありません。

ロンとククノチの木 の詳細情報

閲覧環境

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す