竜の柩(1) 聖邪の顔編

竜の柩(1) 聖邪の顔編

838円 (税込)

4pt

龍神伝説を追うために津軽、信濃、出雲と列島縦断して調査を進める九鬼虹人(くきこうじん)たちアクト・ナインのメンバー。『古事記』『日本書紀』や風土記に残る寓話や神話を読み解く九鬼は、独自の論理的考察で、仮説を実証し真実に辿り着く。龍=ロケット、神=エイリアン。著者にしか辿り着けない圧倒的スケールの傑作。

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竜の柩 のシリーズ作品

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  • 竜の柩(1) 聖邪の顔編
    838円 (税込)
    龍神伝説を追うために津軽、信濃、出雲と列島縦断して調査を進める九鬼虹人(くきこうじん)たちアクト・ナインのメンバー。『古事記』『日本書紀』や風土記に残る寓話や神話を読み解く九鬼は、独自の論理的考察で、仮説を実証し真実に辿り着く。龍=ロケット、神=エイリアン。著者にしか辿り着けない圧倒的スケールの傑作。
  • 竜の柩(2) ノアの方舟編
    838円 (税込)
    ノアの方舟は、龍=ロケットではないか。この仮説を検証すべく、九鬼虹人(くきこうじん)は仲間とインドに向かう。古代遺跡モヘンジョ・ダロは、核爆弾の被災地だったという驚愕の真相……。だが、宿敵・鹿角(かづの)が迫るなかで、アララト山で龍を見つけるしか生き残る道はなくなる。人類最大の謎を解き明かす伝奇小説の金字塔。
  • 竜の柩(3) 神の星編
    827円 (税込)
    空高く舞い上がる龍に呑み込まれた九鬼虹人たち五人は、砂漠の真ん中で目覚める。高度に発達し、シュメール文明との類似点が多い謎の星では、牡牛一族と龍一族による神の戦いが繰り広げられていた。九鬼は龍に招かれたのか、神話を塗り替えられるのか。空想が歴史を再構築する高橋ワンダーランドの真骨頂。
  • 竜の柩(4) 約束の地編
    827円 (税込)
    紀元前二千五百年のシュメール時代に辿り着いていた九鬼虹人らは、現代への帰還の可能性を求め、古代日本へ向かう。そこで目撃することとなる「エデンの園」「黄泉の国」の真実、そして神々の戦場に導かれた九鬼が知ることになる自らの驚愕の宿命とは――。時空を超えた遥かなる旅、感動のクライマックス。
  • 竜の柩(5) 心霊日本編
    827円 (税込)
    元の世界にイシュタルのタイムマシンで戻ったはずの九鬼虹人たちは、一九一九年の日本に辿り着いていた。若き日の宮澤賢治、江戸川乱歩らに遭遇するなか、九鬼は華やかな文化が開く浅草の地で、四〇〇〇年前に生き別れた鹿角の霊魂の存在が生還の鍵を握ることに気づく。鮮やかな論理が展開するSF新境地。
  • 竜の柩(6) 交霊英国編
    838円 (税込)
    鹿角の霊魂を呼び寄せるため、九鬼たちは心霊研究が盛んだった当時のロンドンに向かう。コナン・ドイルと出会い、霊媒師の力を借りて鹿角やイシュタルと再会することができたものの、九鬼たちはパラレルワールドに彷徨いこんでいたことを知る―。天才・高橋克彦にしか描き得ない龍を巡る旅、ここに完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

竜の柩(1) 聖邪の顔編 のユーザーレビュー

浮世絵研究家としても知られる、高橋克彦氏の著作。

氏はたびたび、荒唐無稽とすら思える超古代文明やそれにまつわる神やUFOなどの考察を書かれているが、オカルトブーム真っ只中で刊行された本作がそういった側面を期待されていなかったと言われれば嘘になるだろう。
確かに、偽書論争を巻き起こした「東日流外三郡誌」など、眉唾とも思える書物をもとに論拠を組み立て、ストーリーを形作っている部分もあるため、すべてを信じることはできない。

しかし、実際に読み進めていくと、もしかしたら…と思わされる箇所にぶつかることになる。
もしこれがばらばらに組み立てられた論拠であれば、その箇所のみ切り捨ててしまえばいい。
だが、巧妙に論拠につながりを持たせているため、それもできずにいつの間にか丸め込まれてしまい、作品に引き込まれていく。

ぜひご一読いただき、それが嘘でないことを確かめてもらいたい。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年05月13日

    とても面白かった。オカルト、考古学、古代文明の謎、オーパーツ。好きな要素ばかりで読み出したら止められなかった。

    0

    Posted by ブクログ 2012年04月18日

    全6巻

    これですっかり私は SF&歴史ものにはまりました
    しばらく 月にはね…と人に語ってました (;^ω^)

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    Posted by ブクログ 2010年02月20日

    小説ってのは、どれだけ読み手に
    「読んでいる時間、嘘を信じさせるか」
    ってのがキモなんだろうと信じて疑っていない私の原点。
    とにかく嘘が鮮やかすぎる。
    冷静になると「んなアホな!」と思うんですが
    読んでいる間は頷いている不思議!

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    九鬼虹人の解き明かす歴史の謎と迫りくる敵の存在。
    歴史の謎はとんでもない方向へと虹人を導く!

    とにかく虹人とその仲間達が魅力的ですv

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    とにかく面白い。

    すっごくハマッて、何度読み返したかわからないくらい大好き。読み出したら止まらない!!

     「神話」「SF」「ミステリー」「遺跡」・・・私の好みが全て詰まったツボ中のツボ!

     作者の推論がかなり入ってる(そこが面白い!)ので、「神話」が好きで頭の軟らかい人にはかなりオススメ!...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    世界各地に散らばる龍伝説の謎を追い求めるうちにとんでもない仮説が実証されていく!!
    第1巻はヒノモト編です。
    津軽、諏訪、出雲を旅し龍に近づくにつれある組織が妨害を企ててくる!!そしてついに龍に辿り着いた!?

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    Posted by ブクログ 2019年02月24日

    竜の正体を考察したり、記紀に新たな解釈を加えたりと、高橋氏が自由に遊んでいる感じがして面白い。高橋氏といえば東北の歴史のスペシャリストだという印象が強かったのですが、出雲もこんなに詳しかったのは東北人のルーツとして研究したからだろうか。
    出雲で一行が訪れた神社は自分もほぼ行ったことがあるので、情景が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月06日

    高橋克彦独自の視点で描かれる大河ロマン。日本書紀や古事記を著者が読み解く。長いがいっきに読むことができる。神と龍の謎が…

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    Posted by ブクログ 2015年06月17日

    古事記や神話を元に『竜』そのものの正体を明かしていく話。
    竜=ロケット。
    神様=宇宙人。

    こう書いてみても、は?何それ?な感じなのですが、いやいや私も虹人(主人公)の解説に洗脳されました。
    滑稽無糖な説の様に見えるのだけれど、
    いつの間にか、もしかしたら本当にそうなのかも知れない!と思えてしまうか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月13日

    このシリーズ読み出したら止まらない。考古学になりたくなる。
    世界の不思議盛りだくさん。こんな事を毎日考えてるんだと思う。

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